☆・・・面白かった!
怪獣好きにはたまらない至福のひとときでした。
多分、即座にもう一度見に行くと思うので、詳しくは語らないゾ!
だが、これはまさに、『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」やぁ!!^^(デカい水牛みたいのが、まあ、ピグモンの立ち位置ね)
私は、能天気に怪獣がいっぱい出る映画が大好きだ!^^
その中で、キングコングは、レッドキングであり、ウルトラマンでもあり、両者を兼ねる。
きっと、かなり、いい奴である。
「シャバーニ」と言う、どっかの動物園のイケメンゴリラが人気だが、キングコングを見ていると、そのシャバーニに魅かれる女性の気持ちがわかる。
気は(おそらく)優しくて力持ち、守るもののために血みどろ火塗れになっても戦い続ける、絶対に諦めない。
それらを彩る人間模様もちゃんと描けているし、アメリカ版『ゴジラ(2014)』のスタッフは、実に斬新なアクション描写をするので飽きさせない。
島を調査と称し、火器で蹂躙する人間のヘリに対し、その操縦席から軍人たちが前を見ると「???」と遥か前方に何かが浮いておる。
それは、飛んでくるヤシの木!
キングコングが投げてきたもので、ヘリを墜落させる。
そんな独特な間とシュールな絵面の数々も、このスタッフは見せてくれる。
ああ、この怪獣食物連鎖の頂点の中で弱いほうと思われた小型の翼鳥が、ふいに、メンバーの一人を空中に引き上げ、そこに群れが群がり、肉をついばみはじめたりもする。
つまり、シュール&スプラッタを、他のメンバーは見ていることしかできない・・・。
他のメンバーが見ている前で仲間の一人が公開処刑される的な!!
さて、この新『キングコング』は、アメリカ版『ゴジラ(2014)』とリンクする。
つまり、「ゴジラvsキングコング」が最新特撮技術で実現される。
やや、キングコングの大きさが小さそうに見えて、まあ、キングコングはこれから更に成長するのだろう。
だが、キングコングに飛び道具がないのはきつい(ゴジラには放射熱線がある)。
それは、キングコング、知能が高いようなので武器を使うという事で対応するのかな?
確か、アメリカのエメリッヒ版の『ゴジラ(1998)』の時に、東宝は、ゴジラとともに、キングギドラ・モスラ・ラドンの使用権も許可したと情報があった。
しかし、それらのモンスターはエメリッヒ版では登場しない。
あの物語の流れでは、続編が出来ても出せなかっただろう。
しかし、私は、アメリカ版『ゴジラ(2014)』の感想でこう書いている。
<・・・この映画文法ならば、世界で最も美しい怪獣である「キングギドラ」が続編で出せるのである!!・・・(2014/07/27)>
エンドロール後の映像で、どうやら、次作からの、「ゴジラ」へのリンクと、キングギドラ・モスラ・ラドンの登場が予告されている!!!
(2017/03/26)