☆・・・うーん、信長の時代へタイムスリップするOLの巻き起こすコメディかと思っていたら、
なんか、あまりにも、変化への時間(経験)の足らない、職を失い結婚しか残された道はないのか、な元OLの自分探しの物語であった。
綾瀬はるかがタイムスリップする主人公を、ほぼ全編、着衣巨乳で演じて、そのおっとりした性格なども良かったけど、本能寺の変の前夜から当日という短いタームでの信長との交流は、あまりにも物足りなかった。
演出も、意味ありげなものが散見されたが、物語に活きてくることもなく・・・。
主演も同じ『プリンセス・トヨトミ』との関係もあり、原作は万城目学かと思ったら、関係なく、だが、企画段階で参加した万城目のアイデアを盗作したとかのニュースも出ている。
万城目や、三谷幸喜ともいちお関係してないフジテレビ製作で、個性的な作家を全面に押し出さないと良作になることも多いが、この作品においては、作家のこだわりというアクが少なくなり、却って味気ない印象を残すなぁ(´`:)
(2017/01/20)