☆・・・[年頭言・1]を書いていたら、もうちょい付け加えたいので、続ける。
と言うか、こちらの内容のほうを書きたかったのかも^^;
[1]で、今、韓国を揺るがしている、チェ・スンシルと言う、権限なき政権関与者のおばはんがいて、その娘の傲慢とも言える「親の財力も実力のうち」と言うセリフがあり、その言葉自体はそんなには悪いとは思えないが、この事件においては、その財を成した前提事項に大きな問題(犯罪・非合法)があるのでそもそもダメ、とは書いた。
まあ、「親の大きな実力も自分の実力」との主張は、庶民の私たちには僻みも起きるが、まあ、悔しくても認めなくてはいけないことでもあるし、
偉大な親を持つ子(後続の代、ここでは「二代目」で統一)は、それはそれで、私などの想像のつかない次元での苦悩と、それに伴う努力をしている人がほとんどだろう。
缶コーヒーBOSSの最近のCMは、「かつての日本は凄い奴がいっぱいいたけど、近頃の若者も負けていない」なんて内容だった。
だが、落語などを紐解くまでもなく、ダメな二代目もいる。
ここ数年で何人も見てきた。
いい歳して無職、実家に寄生・・・。
いや、私もたいがい、精神的には親に甘えてきたかも知れないので、自由に生きる若者には鷹揚な視線を向けるものだが、それも、せいぜい30歳前半までである。
40歳で全く自立の気配を見せないのは深刻である。
いや、親と同居が悪いわけではない。
ただ、そこに、絶対的に経済的なリードもしくは独立する環境は必要だろう。
小金持ちの家庭の場合、親が死んだら、その家は壊滅的に傾くだろう、40歳を超えての実家寄生である2代目は、かつてない状況に陥るだろう。
私の親父はやり手だったが借金もあり、死んだ時、私は苦しかった。
が、私自身も浪費家だったが、私は常に働き続けたので、その苦境を乗り切れた。
ただ、自身の苦労などは関係なく、そう言った2代目を、大きく包み込むほどの金持ちの親もいる。
子供が定職に就いていようが就いてなかろうが関係ないほどのレベルね^^;
ちょいムカつくけど、「親の財力も実力のうち」なのである。
そういった奴が会社を持つと始末に悪いんだ。
もう、毎日 経費をロスしつつ、お客さんにはふんだんに商品を出す。
赤字を垂れ流しつつ、でも、そんなの痛くも痒くもなく、自分がいっぱしの実業家と嘯く。
そういう奴に限って、口だけは達者で、自分が如何に優秀な経営者であるかを語り続ける。
語り続けるのはいい。
百歩譲って、税金対策としての営為でもいい。
だが、実業家・経営者を語るならば、黒字を出せ。
先達の功績の伸長・拡張、いやさ、せめて現状維持はして欲しいものだ。
今年も私は、そういった「ごく潰し」との闘いを繰り広げることになる・・・。
(2017/01/05)