Quantcast
Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3482

[映画『デスノート Light up the NEW world』を観た]

$
0
0

☆・・・マンガ『デスノート』は、やはり傑作だと思うし、アニメもドラマも注目作であった。
 その続編を作るというのは大変だったと思う。
 見終えて、かなり原作を研究しての脚本だと感心した。
 「デスノート」世界を形成するポイントが、いいレベルで散りばめられていた。
 しかし、同じことはしている訳でもなく、換骨奪胎し、状況を変えて、更に幾つかの、クライマックスでのどんでん返しを行なっていた。
 世界的な名探偵エルは奇矯な性格であったが、その「奇矯さ」を新エルは継承していたが、同じ継承の仕方はしていない。
 今回はチンピラ風味であった^^;
 対する新生キラは、不可思議な折り紙を作るという手癖を持っている。
 生真面目な刑事は堅実に捜査を続ける。
 この三人が主軸となり、複数の死神たちも個性を際立たせるし、マンガ史において強烈な印象を残した美少女ミサミサも、前作ドラマの戸田恵梨香が、10年を経つつも頑張って演じていた。
 惜しいのが、エルにあんまし「切れ者」が感じられなかったのと、
 原作にあった、何とも言えない非現実的な大胆さと、それをリアリティをもって見せる繊細さがなかった点かな。

 ちなみに、私は、「デスノート」のマンガが完結した時、ネット上で、「デスノート・第三部」を書いたことがある。
 それは、5つのデスノートが人間界に落ち、それを手に入れた5人のデスノート所有者が「殺人オリンピック」を繰り広げるという内容でした^^;

                                 (2016/10/31)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3482

Trending Articles