☆・・・先週末に公開の作品では『テッド2』もあったのだが、観に行きましょうと誘っていた女性が単独で行ってしまうという暴挙をおかしたので^^; ちょいとすねた私は、とりあえず、こちらを見た^^
テレビシリーズの続きのオリジナル映画版で、私はテレビ版を観ていなかったのだが、まあ、この歳になると、大体の物語のパターンと言うものがわかり、熱血の主人公や、クールな同僚、警察機構内での各部署での争い、ヒロインとの関係なんてのが、少し見たら想像つくので、この作品の世界に、すぐに没入できた。
非常に面白かった。
特に、格闘アクションや、犯罪現場の舞台設定が非常にリアルであった。
ハリウッド作品にも負けていない。
殴る動き一つとっても、痛い感じが伝わってくる。
だが、話自体が、やや雑な点がある。
プルトニウムを積んだ船をテロリストが占拠するという大きなフィクションはいいのだが、その交渉や条件や計画が、かなり杜撰であった^^;
見ている私が、「俺がテロリストならば、もっとこうするのに」と思える箇所が多々あった^^;
また、この作品では、犯罪者を「制圧(殺害含む)」or「確保(逮捕)」するという二択の狭間での主人公の葛藤が重要なテーマの一つのようだが、さすがに、関東をプルトニウムの爆発で汚染させようと考えているやからに対し、主人公らが、犯人を「確保」することしか頭にないのは、おかしさを感じた。
しかし、プルトニウム爆発の危機を前にしたクライマックスのシーンは、思ったよりはるかに長く描写され、ずっとドキドキさせられ続けた。
主人公の向井理とヒロインの吹石一恵、あまりにもヒロインが年上過ぎるだろう、もうトウが立っているぞ・・・、などと思って見ていたのだが、向井は33歳で。吹石は32歳だそうだ^^;
(2015/09/03)