☆我が家には地デジが通っていないので、テレビを一切見られない。
この三谷幸喜の新作だが、やはり、本人出演でフジテレビで大々的に宣伝しているのでしょうか?
私、テレビは、ワンセグ携帯でNHK朝のテレビ小説『カーネーション』を見るのみだ。
主演の尾野真千子がいいね。
チャキチャキした男勝りの役柄で、私の好みの丸顔でシャープな広末ちょい似だ。
考えるに、私は、この「朝の顔」のヌードシーンを『真幸くあらば』で見ているんだなぁ^^
乳首が大きかったんだよなぁ^^
◇
・・・で、話を戻すが、家でテレビを見れないので、おそらくの「嫌気が起きるほどの宣伝」を見ておらず、私は、この『ステキな金縛り』を非常に新鮮に楽しんだ。
三谷作品で一番面白かったかも。
・・・失敗続きの女性弁護士が、事務所の上司に「最後のチャンス」として授けられた事件。
弁護を受け持つことになる、殺人容疑の被告人がアリバイ証明として語るは「落ち武者の霊に金縛りに遭わせられていた」と言うものだった。
かくして、主人公は、裁判の証人尋問に、その落ち武者を喚問しようとするのだった・・・。
一言でいうと、この作品、非常に「可愛い」作品であった。
登場人物がみーんな「可愛い」のであった。
主演の深津絵里だが、私は、この方にあまり魅力を感じなかったのだが、今回は、中年真っ只中の年齢にあって、実に少女らしさが残る魅力を発散させていた。
話が逸れるが、例えば、幼女の終わりは、幼女としての魅力はなくなる。
が、少女になりたてであり、少女の初々しさがある。
少女の終わりは、少女としての魅力はなくなる。
だが、若い「女」としての初々しさがある。
若い「女」の終わりは、若い「女」としての魅力はなくなる。
だが、「お姉さん(おばさん)」としての初々しさがある。
私にとって、深津絵里は、これまで、若い「女」としては、ギスギスしていて魅力を感じなかったのだが、
立ち位置が「お姉さん(おばさん)」となると、それにしてはメチャクチャ可愛いし、若いのである。
三谷脚本で、色んなシチュエーションの演技をし、それがいちいちうまくて、とても可愛く感じた。
落ち武者役の西田敏行だが、
正直、私は、こんなにも笑わせられるとは思わなかった。
だって、もう還暦過ぎているでしょ?
なのに、凄く「若いギャグ」「見事な間(ま)」を出ずっぱりで連発してくれるんだよね。
三谷幸喜だって、大概もういい歳でしょ。
でも、かなり鋭いギャグを矢継ぎ早に繰り出してくれている。
大笑いしました。
しかも、困ると笑顔で誤魔化そうとする西田敏行の表情、じつに可愛いんだよね^^
主人公の上司役の阿部寛も、ライバル弁護士の中井貴一も、被告も裁判長も、なんか可愛いんだよね。
「優しい」と言い代えてもいいかな。
三谷幸喜の上品さなんだろうね。
主人公と同棲相手の生活と別離は、三谷幸喜の小林聡美との生活と別離を連想させられ興味深くもある。
阿部寛のタップシーンなどは、そのシーンの前から、先が予想できて、大爆笑してしまったよ^^
おっと、ファミレスのウェイトレス役の深田恭子は、素で可愛かったね^^
深津絵里にメニューを向けるにあたり、胸の谷間がチラホラするのがたまらんかった^^
二時間半近い長尺だったが、非常に練った脚本の中で、出し惜しみなくギャグが散りばめられているので、全く飽きることがなかった。
ややダレるシーンだなぁと思いきや、そこがホロリとくるシーンだったりして、そつがない。
エピローグ・・・、主人公の、霊を見ることの出来る「条件」が減退し、落ち武者の姿が見えなくなる展開は、『アルジャーノンに花束を』『レナードの朝』などの、「能力の消滅過程の寂しさ」を髣髴とさせ感動させられる^^
ただ、ハッピーエンドの最後の数十秒は、驚くほどのグダグダ状態で終わってしまったね^^;
(2011/10/29)
この三谷幸喜の新作だが、やはり、本人出演でフジテレビで大々的に宣伝しているのでしょうか?
私、テレビは、ワンセグ携帯でNHK朝のテレビ小説『カーネーション』を見るのみだ。
主演の尾野真千子がいいね。
チャキチャキした男勝りの役柄で、私の好みの丸顔でシャープな広末ちょい似だ。
考えるに、私は、この「朝の顔」のヌードシーンを『真幸くあらば』で見ているんだなぁ^^
乳首が大きかったんだよなぁ^^
◇
・・・で、話を戻すが、家でテレビを見れないので、おそらくの「嫌気が起きるほどの宣伝」を見ておらず、私は、この『ステキな金縛り』を非常に新鮮に楽しんだ。
三谷作品で一番面白かったかも。
・・・失敗続きの女性弁護士が、事務所の上司に「最後のチャンス」として授けられた事件。
弁護を受け持つことになる、殺人容疑の被告人がアリバイ証明として語るは「落ち武者の霊に金縛りに遭わせられていた」と言うものだった。
かくして、主人公は、裁判の証人尋問に、その落ち武者を喚問しようとするのだった・・・。
一言でいうと、この作品、非常に「可愛い」作品であった。
登場人物がみーんな「可愛い」のであった。
主演の深津絵里だが、私は、この方にあまり魅力を感じなかったのだが、今回は、中年真っ只中の年齢にあって、実に少女らしさが残る魅力を発散させていた。
話が逸れるが、例えば、幼女の終わりは、幼女としての魅力はなくなる。
が、少女になりたてであり、少女の初々しさがある。
少女の終わりは、少女としての魅力はなくなる。
だが、若い「女」としての初々しさがある。
若い「女」の終わりは、若い「女」としての魅力はなくなる。
だが、「お姉さん(おばさん)」としての初々しさがある。
私にとって、深津絵里は、これまで、若い「女」としては、ギスギスしていて魅力を感じなかったのだが、
立ち位置が「お姉さん(おばさん)」となると、それにしてはメチャクチャ可愛いし、若いのである。
三谷脚本で、色んなシチュエーションの演技をし、それがいちいちうまくて、とても可愛く感じた。
落ち武者役の西田敏行だが、
正直、私は、こんなにも笑わせられるとは思わなかった。
だって、もう還暦過ぎているでしょ?
なのに、凄く「若いギャグ」「見事な間(ま)」を出ずっぱりで連発してくれるんだよね。
三谷幸喜だって、大概もういい歳でしょ。
でも、かなり鋭いギャグを矢継ぎ早に繰り出してくれている。
大笑いしました。
しかも、困ると笑顔で誤魔化そうとする西田敏行の表情、じつに可愛いんだよね^^
主人公の上司役の阿部寛も、ライバル弁護士の中井貴一も、被告も裁判長も、なんか可愛いんだよね。
「優しい」と言い代えてもいいかな。
三谷幸喜の上品さなんだろうね。
主人公と同棲相手の生活と別離は、三谷幸喜の小林聡美との生活と別離を連想させられ興味深くもある。
阿部寛のタップシーンなどは、そのシーンの前から、先が予想できて、大爆笑してしまったよ^^
おっと、ファミレスのウェイトレス役の深田恭子は、素で可愛かったね^^
深津絵里にメニューを向けるにあたり、胸の谷間がチラホラするのがたまらんかった^^
二時間半近い長尺だったが、非常に練った脚本の中で、出し惜しみなくギャグが散りばめられているので、全く飽きることがなかった。
ややダレるシーンだなぁと思いきや、そこがホロリとくるシーンだったりして、そつがない。
エピローグ・・・、主人公の、霊を見ることの出来る「条件」が減退し、落ち武者の姿が見えなくなる展開は、『アルジャーノンに花束を』『レナードの朝』などの、「能力の消滅過程の寂しさ」を髣髴とさせ感動させられる^^
ただ、ハッピーエンドの最後の数十秒は、驚くほどのグダグダ状態で終わってしまったね^^;
(2011/10/29)