☆・・・少年が目覚めると、そこは異世界で、彼は自分の記憶を全く失っていて、
同じ境遇らしい、この異世界での先輩の少年らに囲まれているのだった。
異世界は、高い壁に囲まれた広範囲な広場で、森や川もあり、少年たちはそこで共同生活を送っている。
壁には出入口があるが、そこは迷宮と化していて、夜になると、自動に閉じる。
迷宮の壁は夜間は移動し、そこにはモンスターが蠢いていて、日中の探索しかできない。...
少年は、自分の記憶もなく、自分を取り囲む状況も理解できない。
謎だらけ。
そんな中、主人公は、少しづつ、異世界の謎を紐解こうと行動を始めるのだ。
日本にもライトノベルが流行ったように、欧米さんでも、そんな流行があるようで、『トワイライト』シリーズ、『ハンガーゲーム』シリーズ、『ダイバージェント』シリーズ、そして、この『メイズランナー』シリーズと華盛りである^^
日本での映画化はチープな出来もあるが、あちらでは豪勢な予算で、エンターテイメントとして楽しめる。
この作品も楽しかった。
しかし、これだけの少年が異世界に集うのだから、『蠅の王』的な血みどろの派閥争いも見たかった。
その辺は緩かった^^
副リーダーのニュート役の少年は、ホモの私から見ると、うっとりするほど可愛いです^^
(2015/05/22)