☆・・・「二つの失敗」の巻!!!
今月は、月の最終日の昨夜まで、お客さんゼロの日がなかったんで、あたいは嬉しいのですが、昨夜はちょっと心配だった。
GW中とはいえ、平日だし、翌日も世間は休みってわけじゃない。
だが、GW態勢に入っているので、午後5時半から開店していたら、カーディーラー女史さんを皮切りに、マッサン、市議会議員さん(福生ではない)たちと数分間の間にズバズバっと店が賑わった。...
私は飲み物のサービスや食べ物のオーダーを頑張って捌いた。
やや、忙しさのピークを過ぎたとき、ディーラーさんが私に言った。
「その、ライスコロッケ(アランチーニ)の中身はどれくらい火に掛け続けるんですか?」
えっ? 変な質問だなぁ、・・・、・・・えっ!
私は後ろのコンロを見返した。
あ、ああ! 私は、お客さんが来る前、とっくに完成間近で、火を消したと思っていたライスコロッケの具を、繁忙の時間中、ずーっと弱火にかけ続けていて、リゾットレベルでいいものを、「おじや」レベルまで煮詰めてしまっていた!
もう、ライスコロッケには出来ない。
私は、来た客、来た客に、「イタリア風おじや」をふるまうのだった。。。
カプレーゼ持ち帰りのアイプリにも食べてもらい、おみやげでも持って行ってもらった。
でも、美味しいから、「福生のアイドル的プリンセス(おニューな表現^^)」のアイプリも嬉しいと思う^^;
さて、市議会議員さんだが、この方とは、私の恥ずかしい逸話がある。
私、この方は、もう二度とお店に来ていただけないんじゃないかと思っていた。
うちの店のお客さんでのサックス奏者はMr.サックスが有名だが、この議員さんもサックスをやっていて、先日、バンドのメンバーの一人(女性)と、練習を終えて来店してくれた。
しばし、無難な音楽談義をした後に、私は聞いた。
いや、自分でも、なんでそんなことを言ったかわからない。
わざとではない。
そもそも、「サックス」に掛けていたとしても、直過ぎてギャグにもならない。
なんかしんないけど、素で言ってしまったのだ。
「セックス歴は何年ですか?^^」
しかも、お二人はギャグにとらず、なにも言わない。
既読スルー状態・・・。
私は、「あ、あれ? な、なんで、こんなことを、・・・すいません」とうろたえ、笑ってごまかせばいいものをまじめに謝ってしまった。
・・・もう、それから、この話は思い出すだに恥ずかしくて恥ずかしくて。
そして、この議員さんは、もう二度と来店してくれまいと思った。
そしたら、昨夜、来てくれた!
私は、ホッと胸を撫で下ろすのでした・・・。
「人生は、生き続ければ、なんとかやり直しがきくものだ・・・」
・・・ラルフ16世
(2015/05/01)