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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『シンデレラ(2015)』を観た]

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☆・・・私の子供のころ、ディズニー映画は面白くない映画の代名詞だった。
 が、なんとなく、『美女と野獣』辺りから、古典的な話を、最新の技術で描き込むと普遍的な作品になることに気づいたらしく、延々とヒットの快進撃を続けている。
 ディズニー/ピクサー系の話も、ベーシックとなるのは古典的なテーマである。
 そして、『魔法にかけられて』あたりからは、セルフパロディ的なこともやっていて、『マレフィセント』『イントゥ・ザ・ウッズ』なども作っている。
 『アナと雪の女王』は、古典と変則のハイブリッド作であるから、あれだけのヒットになったと言える。...
 で、今回の実写版『シンデレラ』だが、まさに『王道」である。
 すでに見た方がいたのだが、シンデレラの変身シーンで泣いてしまい、ふと隣りにいた知らないおばあちゃんの顔を見たら、やっぱり泣いていたとのこと^^
 最新の技術で、これまでの物語の解せない点を見事に改変してもいた。
 古典なのに、退屈とは無縁の、ひと時たりとも目の離せない作品となった。
 好きなシーンは、シンデレラが、ガラスの靴を履かされる前に、王子との愛が通じていて、靴を履く行為はあくまでも儀礼となっていた点だ。
 エラ(シンデレラ)の生い立ちを描き、シンデレラを苛める継母に安定のケイト・ブランシェットを配していることで、物語に筋が通っている。
 フェアリー・ゴッド・マザー(エラの守護魔法使い)をヘレン・ボナム・カーターが演じているのだが、私は、「今後、この人の日本人でのヴァージョンは全て、濱田マリが演じればいいのに」と思うほど、なんか似ていた。
 シンデレラ役の子は、私の店によく来る3歳の女の子ジージョちゃんに、くりくりお目目と濃い眉、アヒルな上唇がそっくりで、ジージョちゃんもこう成長するのだな^^ と、思った。
 監督はケネス・ブラナー、シェイクスピアからマイティー・ソー、このシンデレラなど、コスプレ劇には重宝されているシェイクスピア俳優だよなぁ^^;
 なお、おまけ短編は、「アナと雪の女王」の短編で、見ると、なんとも懐かしさがこみあげてくるぞ。

             (2015/04/28)


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