☆・・・能年玲奈好きの私が、公開からかなり時間が経ってからの鑑賞だ。
理由は、一緒に見に行く約束をしていた彼女との予定がつかなくて、やっと時間が重なったからだ。
さて、物語は、携帯などない30年ほど前、暴走族文化(?)華やかなりし時代の、その総長と、親に愛されていないと孤独に苛まれている少女の物語。
微妙に古くも、最近の時代を描いているので、アナクロな感じを抱くと思ったのだが、意外にも、ちゃちさを感じず、武闘派の暴走族・漠統(ばくとう)の連中までも、ちゃんとリアルに見れた。
能年だが、演技は、たまに視線が挙動不審になるのが気になるが、まあ、うまいのだが、そもそもの役柄が暗いのであんまし心魅かれなかった。
あれじゃあ、『トワイライト』シリーズの主人公のような全編苦悩顔だ。
登坂広臣クンは、男らしいいい顔してる。
でも、こんな思慮深そうな男も、やっていることは「キリコミ隊長」^^;
でも、何となく予告編では死亡フラグが立っていたものの、最期にいちおのハッピーエンドで、私、ホッと胸を撫で下ろす。
二人の母親が、どちらも妙なテンポなので、物語をシュールにさせていた・・・^^;
彼女は隣りで、シクシク泣いていた。
(2014/09/16)