☆・・・イオンシネマで名作を特別上映しているのだが、今はペニー・マーシャル監督の『ビッグ』と知り、「ああ、見てぇ〜!」と映画館に赴いた。
26年前の作品か・・・。
これ、『ダイ・ハード』の一作目と二本立てで、今のバルト9の場所にあった映画館で観たよ、懐かしい^^
何度も語っているが、ペニー・マーシャル監督は、人生における「一瞬の輝き」を大事にしている作家である。
ある日、身体だけ大人になった少年の、擬似大人としての生活での「一瞬の輝き」が描かれている。
それには、終わりがある。
やっぱ良かった。
ステップで奏でるピアノのシーンや、彼女とのトランポリンのシーンの躍動感など、宮崎アニメ的である^^
ああ、「ジョジョ・第三部」の、花京院がサクランボを舌で「レロレロレロレロ!」と弄ぶシーンのオリジナルはこの作品だったのか!!!^^
ラスト、彼女が、自分の恋人の秘密を知って、すぐに、恋人から母親的な存在に立場を変えるところなどは、女の強さを描いていて素晴らしいな。
それまでの口づけから、おでこのキスに変えるとこなどね。
その彼女(エリザベス・パーキンス)の人物造形も、とてもアダルティーである。
主人公はトム・ハンクスなのだが、ちょっと妻夫木聡に似ている、ってか、妻夫木が意識しているのか。
(2014/09/12)