☆今、5/2の午前3時半なので、簡単に書いて、昨日の日付で更新しとく。
店のお客さん(20代後半)と話していたら、彼は『地獄先生ぬーべー』の幾つものエピソードが恐怖のトラウマになっているそうだ。
地獄先生ぬ~べ~ (16) (ジャンプ・コミックス) 真倉 翔,岡野 剛 集英社私など、『ぬーべー』の頃は、もういい歳になっていたので、そんな思い出はない。
どういったエピソードなのか聞いても、具体的には覚えていないそうだ。
ただ、最近、『進撃の巨人』の作者が、『ぬーべー』のモナリザの霊のエピソード・・・、物語上、牙などならばまあ納得できるのに、普通の人間の歯のままに、モナリザが人間をバリバリ喰らうシーンから、人を喰う巨人の発想を得たと語っていた。
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC) 諫山創 講談社
私にとってのトラウママンガは、『ブラックジャック』である。
ブラック・ジャック (1) (少年チャンピオン・コミックス) 手塚治虫 秋田書店
今でこそ、ピノコは可愛さの象徴だが、子供の頃の私は、その出生があまりにも強烈なので、マンガにピノコが出てくるたびに、何とも言えない心のモヤモヤが湧き起こったものである。
また、「シャム双生児」のエピソードがあり、色んな種類の結合双生児のイラストが見開き2ページに渡って描かれていたのであるが、それが怖くて怖くて、私は買ってもらったコミックスの該当ページをセロテープで封印したものである。
お婆ちゃんが可愛そうな話があって、それも子供心に心に深く突き刺さったので読まないようにしていた。
お客さんとの話も進み、私が、最近でもトラウマになったものがあると言った。
マンガ『ぼくらの』の1エピソードだ。
すると、お客さんが「チズの話ですね」と即答。
ぼくらの 1 (IKKI COMIX) 鬼頭 莫宏 小学館可憐な少女がクズ教師の性の罠に堕ちる話で、
これがエロビデオやエロマンガだと興奮する展開なのだが、現実的な展開の中だと、私、とたんに鬱屈とさせられる・・・。
とかく、少女や幼女が苦難に遭うのは、めげる。
だから、『火垂るの墓』も絶対に見ることができない(見たことがない)。
火垂るの墓 完全保存版 [DVD] クリエーター情報なし スタジオジブリ
あと、立ち読みした『この恋は実らない』と言うマンガの第1話も嫌なんだわ。
うろ覚えだが、どんな女も物にしてきたチャラ男が、自分をバカにし切っていた女を、結局はものにして、「嫌われてなくてよかった・・・」とか心の中で思うのだ。
その女が、私好みの短髪のボーイッシュな気の強い女なので、それが一心不乱に男にまたがるので、ああ、こんな女も見てくれかよ・・・、と哀しくなるのだ。
この恋は実らない 1 (ヤングジャンプコミックス) クリエーター情報なし 集英社
・・・しかし、私、その辺りで不愉快を感じる段においては、我ながら、まだまだ若く青いなぁと思うのだ・・・。
さて、本題。
明日から公開のヒュー・ジャックマンの映画『プリズナーズ』ですが、ハッピーエンドで終わるのでしょうか?
幼い娘が誘拐される話で、それを必死で追い求める父親の話。
予告編を見ただけで、私、心の中が不愉快でいっぱいになっています。
その幼女が、ちゃんと父親の元に戻ってくる展開ならばいいのですが、後味の悪い展開になると、私、心に取り返しのつかない大打撃を受けるのですが・・・。
話題作なので見ちゃうでしょうし・・・。
私は、完成度はいいのでしょうが、大嫌いな映画の一つに、『セブン』があります。
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このような後味の悪い映画に『プリズナーズ』がなっていたらと考えると、私ゃ、見る前から暗澹たる思いに駆られるのです。
いつもは見る前にはあんまし読まないのだけど、「超映画批評」の『プリズナーズ』紹介を読むと、どうやら、アンハッピーエンドではないみたいだけど・・・。
(2014/05/01)