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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『エージェント:ライアン』を観た(寸評)]

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☆やや格調高さがあり、さりとて、荒唐無稽さもあり、面白かった。

 ジャック・ライアンと言えば、『レッドオクトーバーを追え!』をはじめ、いくつかのシリーズが作られてきたが、今回は、名前を借りて、主人公を若返らせた新シリーズだ。

 トム・クランシーの原作はあるのかわからない。

 経済面からの情報アナリストを指向していた美形のサル顔のライアン(クリス・パイン)は、現場主義でもあり、アフガンに従軍、乗っていたヘリにミサイルが直撃し、瀕死の中、戦友を助け、半身不随になる。

 リハビリのインターンの先生と仲良くなり、でも、デートは、走れるようになってから、同時に、そんなライアンを遠くから見守るCIAの男もまた、ライアンが走れるようになるのを待つのだった。

    

 走れるようになったら、彼女もでき、CIAに就職する。

 そこまでの時間的なタームはかなり長いのだが、そこがプロローグで、ライアンの人となりが語られる。

 CIA上司はケビン・コスナーが演じていて、歳相応の疲れ具合もあり、『裏切りのサーカス』のゲイリー・オールドマンみたいな味わいが感じられ、また、狙撃手として活躍してもくれた。

 チームで、爆弾ひいては経済テロを仕掛けるロシアの組織に挑むのだが、モスクワを舞台に、ライアンがメインだがチームで挑む。

 そのチームだが、特に名前などが紹介される訳でもなく、淡々と自分の仕事をこなしていく、その様がプロフェッショナルっぽくてなかなか格好良い。

 彼女のほうだが、ライアンの浮気を疑い、パリで落ち合うはずが、モスクワまでやってくる。

 私は、パリで落ち合うと、物語上 決まった以上、面倒くささがなくなると思ったのだが、更に物語に絡んでくるとは思わなかった。

 うは、コメディ映画みたいだなぁ、などと思ったのだが、彼女を演じるキーラ・ナイトレイ、ちょっと馬が入ってるけど、やっぱ綺麗で、黒幕のロシア銀行家を前にしても、そん色ない美しさ!

   

 エンドロールが流れたら、監督がケネス・ブラナーと知った。

 ああ、そう言えば、銀行家もケネス・ブラナーだったわ。

 この人、シェイクスピア俳優なのに、色んなジャンルの映画を監督してるなぁ^^

                                          (2014/02/13)


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