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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[今、知った・・・、遠藤浩一先生、死去]

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☆お店が忙しくて、新聞を熟読する暇なく、今、新しいパソコンが届いて、それに伴い部屋を掃除していたら、6日付けの産経新聞の一面が目について絶句した。

       【産経抄】保守論壇の星 1月7日

 あまりの突然さに言葉がない。

 まだ若いのに、なにしてるんだよ、と思った。

 ちょうど、3日付けの産経正論欄に、遠藤先生の『年頭にあたり 「観念的戦後」に風穴開けた参拝』という一文が載っており、ああ、久し振りに、遠藤先生の論考を紐解くかな・・・、などと思っていた。

 この方とは、多少の交流があった。

 ネット上で、かなりの長文の文章を頂いたり、コメントのやり取りもあった。

 私も、「新進気鋭」だったこの方とのやり取りを喜んだ。

 最初は、西尾幹二に招聘された講演会で拝聴し、当時から落ち目の「つくる会」だったが、「まだまだ、こんな新鮮な人材がいるんじゃん!^^」とネット上で応援した記憶がある。

 ・・・・この方は、目上の方に対しての敬いが静かだが激しい方だった。

 だから、私のような天に唾し続けている人間は許し難がっただろう。

 大目に見てもらっていたが・・・。

 私は、多くの大物に、大目に見てもらっていた・・・。

 ・・・しかし・・・、なんてこった・・・。

 ・・・この方、登場したての頃は、ソフトモヒカンだったんだよなぁ・・・。

 遠藤先生については、私、良くも悪くも、いっぱい文章を残している。

 吉田茂についての文章を再掲しようと思ったけど、どうせ、私は下ネタキングである。

 遠藤浩一先生に寸評を頂いた、以下の文章を載せる。

 天国で微笑んでください・・・。

     [名作劇場・ソープランド(2004/04/27)]

 《☆5年前の文章の再々掲です。

 正直、文章が読み難いですね。

 それから、再掲時に「解説」と言う前口上を付しているが、前後のエントリーがないので、意味が分からないですね。

 まあ、気にせず、先を読み進めてくれ!^^

   ◇

▽(解説)

 最近、渡辺記者との「鶯谷(吉原)」の話や、

 レイナさんのライブ報告の中で、『ソープランドで、やることはやりつつも、事後に、「こんなトコで働いていてはいかん」とソープ嬢相手に説教するおじさん』などと書いてたら、以下の投稿を思い出したのでここに再掲する。

 でもさあ、一部の保守派のおじさん達って、見事に、『ソープランドで、やることはやりつつも、事後に、「こんなトコで働いていてはいかん」とソープ嬢相手に説教するおじさん』なんだよなあ^^;

 ・・・それから、岩田君とか早瀬君とか「潔癖保守もどき」は、きっと、かようなネタを毛嫌いするのだろうが、戦場へ赴いた多くの若者たちも、風俗嬢によって、晴れて「大人」にしてもらったなんて言う現実もあるんだよなあ・・・。

 いわゆる「(幻想の)従軍慰安婦」を批判する中で、その実情を紐解くと、必ず、戦場での「売春婦」と軍人との和やかな交流の姿が浮かび上がってくる。

 なお、以下の再掲投稿は、遠藤浩一先生(クリック!)に、「面白い題材なのに、あっさりと書きすぎだ」の温かい言葉を頂いた文章である。

   ◇   ◇   ◇

▼私は、「情けなさ」と「非情さ」と「感激屋」の一面をもつ男である・・・。

 千葉に住んでいたとき、職場の年下に、ポプラ並木君がいた。

 彼は明らかに「知恵遅れ」のような人物であったが、ギリギリで、施設に入れられるようなことはなく、私と同じ会社にいた。

 ・・・いや、年下だが後輩ではない。私のほうが後から入社した。

 成田空港勤務時代の、上司・イチ介氏の部下であった。

 イチ介氏の部下は玉石混合である^^;

 ・・・ここで、私が「知恵遅れ」と言う言葉を使うことで、反感を持つ方もいようが、それ以外に使える言葉がないのです。

▼で、その、ポプラ並木君は、みんなから馬鹿にされつつも可愛がられてもいた。

 みんなは、25歳を超えたポプラ並木君を「風俗」に連れて行ってみたくてしょうがないらしい。

 だが、彼は、それを頑なに固持していた。

▼しかし、である。

 ある日、私は、ポプラ並木君に言った。

「ソープランドに連れて行ってやろうか^^」

 すると、彼は答えたのだ。

「は、はい、い、行きたいです」

 彼は山下清画伯のようにドモる。

 私は、「これは面白くなってきたぞ!」と思った。

 連れて行き、その時の状況を面白おかしく語れば、みんなを喜ばせられることだろうて、イッヒッヒ^^;

 それと・・・、私は金欠でもあった。

 彼を風俗に連れて行く代わりに、彼から借金をしようと考えていたのである。

 ・・・酷い男である。

 彼を馬鹿にしようとして、ソープランドに連れて行き、でも、そのお礼に金を借りようとしているのである・・・。

 「知恵遅れ」などと馬鹿にしつつ・・・。

▼かくして、とある休日、成田空港から、私の当時の愛車・ブルーバード(16万で購入)を駆り、千葉の繁華街・栄町に赴いた。

 ・・・いや、ここに詳しく書いていないが、私は、ポプラ並木君の一挙手一投足を心のメモ帳に書き留めていた。

 もちろん、後から、職場のみんなに報告する為である^^;;;

 で、車をコイン駐車場に停め、私はヘラヘラ笑っているポプラ並木君を引き連れ、ソープランド「あんみつ姫」(クリック! いまだにあります!^^)に向かうのだった。

▼ズンズン私は進み、「あんみつ姫」の敷居をまたいだ。

「いらっしゃいませ・・・」

 顔は下品なのに丁寧な口調で従業員のおっさんが言ってきた。

 私は軽く頷き、ポプラ並木君を指差し、「こっちをお願いします」と言いました。

「旦那の方は、本日はいいんですかね?」

 おっさんが問うてきた。

 私は笑いながら、「旦那は、今日は足りてます^^」と答え、ポプラ並木君に「後でな」と手を振った。

 彼は、別に不安がる様子もなくヘラヘラしていた・・・。

   (現在の私による私へのツッコミ 「女も金も足りてねえだろうが!!」^^;)

▼私は、彼を待ってる間、彼から借りた2万があったので、豚の背油こってりラーメンで有名な「なりたけ」(クリック!)で食いつつ、彼を待った・・・。

 さて、彼は一戦を終え、店から出てきた。私の事情聴取の始まりだ^^

 イコール、それは我が社のみんなに対しての記者会見でもある。

 私の報告をみんな待っているのだ^^

 私は根掘り葉掘り、彼の「童貞喪失」話を聞き、心のメモ帳に書き込んだ^^ 

 ネタは盛り沢山であった、イッヒッヒ^^

▼車で、家路につきつつ、さあ、我々の住む寮のある富里の町が近くなり、私は最後の質問をした。

「何で、他の人の誘いは断り、俺の申し出(ソープへの誘い)は受けたんだい?」

 すると、彼は答えたのだ。

「ら、蘭さんなら、し、信用できる、か、から・・・」

        ガーン!!

 私は、その言葉を聞き、ショックを受けた。

 私は、彼の「童貞喪失」をネタにして、会社のみんなから笑いを取ろうとしていたのである。

 彼をバカにしつつ、彼から詐欺師のように金を借りていたのである。

 しかし、彼は、私を、会社の誰よりも信頼してくれていたのである。

 ・・・確かに、彼は、「知恵遅れ」ではあった、が、私は、その信頼を裏切るような真似は出来ない。

 私は、今日の朝から心のメモ帳に記憶していたネタの数々を破り捨て、ポプラ並木君の純粋な信頼に答えるのだった・・・。

▼・・・しかし、翌日、職場は、ポプラ並木君の「ソープランド童貞喪失」の話題で持ちきりだった。

 いや、私は何一つ言ってない。

 ・・・彼自身がヘラヘラ笑いながら、ドモりながら、嬉しそうに語っていたのだった・・・。

「蘭さんも一緒に行ったんですか〜^^(ニヤニヤ)」と、みんなに笑われるのが、非常に不本意であったとさ、終わり・・・。

                                (2004/04/27の再掲)

   ◇

 今思い出すに、私は、千葉でラーメンを食って、それから、帰り道も、ポプラ並木君と、51号線沿いのラーメン屋でなんか食ったような気がする。

                                     (2009/08/25)》

   遠藤先生のご冥福を祈ります。

                                                                   (2014/01/10)


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