☆私は「プリキュア」と言うのは、知ってるようで知らなくて、最初の二人だけのときは、そのTVアニメは数度見たときがあり、
また、五人くらいの時に、緑色のショートボブのこまちと言う子が可愛いなと、数度見たことがある程度だ。
「プリキュア」は、話が、妙に道徳的だった記憶がある。
プリキュアと言うのは、頭身が大人に近くて、私としては「おジャ魔女どれみ」とかシルバー王女(「夢のクレヨン王国」)の方が、ちっこくて心魅かれるものがあった。
さて、イオンシネマの「三か月見放題パスポート」があるので、映画「プリキュア」も観に行きましたよ。
「プリキュア」公開時の映画館は、幼女がたくさんいて、なんとも言えないたまらん雰囲気がある。
が、イオンシネマ、公開から数週間が経っている12/20の朝09:20の回は、お客さんが私一人だった。
いや、そもそも、チケットを買うのだけでも、究極に恥ずかしかった。
チケット売り場では、「見放題だから何でも見るんです^^」などと言い訳したのだが、チケットを切ってもらうときにも恥ずかしかった。
苦肉の策が、「三か月見放題パスポート」とともにチケットを差し出し、あたかも、パスポートがあるから「プリキュア」も見るんだこの人は・・・、と言う雰囲気を醸そうと思った。
いやはや、幼女向けの作品を、たった一人の館内で、後方からのラップ現象に怯えつつ見る「プリキュア」は状況的には、なんとも異常だわ^^;
しかし、物語には感動し、何度も泣いた。
主人公マナが、死別した愛犬やお祖母ちゃんとの思い出に取り込まれていく話で、思い出の安穏の中でマナは落ち着いてしまうのか?
それとも、過酷なことが待つ現実に戻ってくるというのか?
そして、未来へ。
鉄拳でも戦う魔法少女に穏やかならざる気持ちにさせられつつも、その道徳的な話は、幼女の情操教育にも良かろう。
今シリーズの「プリキュア」メンバーは、全く知らなかったが、見終えて気に入ったのが、
何やら、悲劇的な過去を持つキュアソードと、
ひたすらにゴージャスで、変身前とのギャップがこれまたイイ キュアエースだ。
この映画「プリキュア」シリーズと言うのは、クライマックスで、入場者プレゼントとして配られる「ライト(今回のネーミングは<ミラクルブーケライト>)」をスクリーンに向けて照らすのが慣例らしい。
「映画を見ているみんな! 私たちを応援してね!」とか言って、ライト照射を促すのだ。
が、私は大人なので、入場者プレゼントは貰えず、つまり、スクリーンのプリキュアたちを応援できない。
私は、唯一の観客なので、つまり、スクリーンのプリキュアを応援する者が一人もいないのだった。
にもかかわらず、画面上のプリキュアたちは、「みんなの応援が届いているわ!」「ありがとう!」とか言っていた。
ちょっと、間抜けであっ・・・、いや、きっと、私の心の中の応援が届いたのだと思う!!!
(2013/12/20)