Quantcast
Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3482

[10分で書く(17:テンプルちゃん)]

$
0
0
☆昨夜のことを、昨日の日付で記しておこう。

 昨日は、昼間の仕事を終え、前日から、フライヤーの油を「固めるテンプル」で固めていたので、急いで店に行き、固まった油を処理し、フライヤーを洗わなくてはならなかった。

 そもそも、私はいつも、開店時間ギリギリに到着する毎日で、だけど、序盤はいつも暇なので、その間に済んでない準備や仕込みをやっている。

 が、昨日は、そのフライヤーの大きな容器(時間を掛けて洗わないと油がおちない)を洗っている途中で、お客さんが二組も入ってきた。

「今、油を取り替えていますので、揚げものは出せませんです、はい」と言うのだが、

 そのフライヤー容器で、シンクが一つふさがっているので、他の調理にも支障をきたしている。

 でも、お客さんは、「じゃあ、揚げ物のオーダーは後でね」と、容赦なく他のメニューを注文する。

 しかも、揚げ物も、後から注文する気満々だ。

 なーんか、万全の態勢から、一箇所でも欠損が生じると、そこを気にしたり、かばったりすると、作業が徐々に窮屈になっていく。

 例えば、首を寝違えたりすると、その一箇所の不具合が、徐々に生活全体を侵食したりするじゃない? ・・・そんな感じ。

 まあ、30分後には、どうにか、態勢を立て直し、お客さんに満足して帰って貰ったのだが、

 最近、店が忙しくて、二回転三回転でお客さんが来る。

 ・・・うちは客単価が高いし(安いので、長時間 たくさん飲んで食べてくれる)、働いているのが私しかいないので(弟は助っ人)、一回転のお客さんが来るだけで、充分 稼げるのだが、最近、お客さんがガンガン来る。

 しかも、女の子の二人連れが多い。

 昨夜においては、何度か来てくれている20代後半の女の子二人がいたのだが、他の熟女二人のお客さんと意気投合し、私も入れて、ずーっと恋愛の話をした。

 女の子二人は、男の人となかなか結婚を前提にした深いつきあいが出来ないと悩んでいた。

 可愛い二人なので、熟女たちは、自分の息子と引き合わせようと画策する。

 二人は嬉しそうだ。

 私にも、「マスターは何歳ですか?」と質問してくれて、

 私は、「ああ! 俺も恋愛射程圏に入れてくれるのかよ!!!」と嬉しくなった。

 でも、今は、その娘らと恋愛するよりも、お客さんとして来てくれる事の方が大事なので、私は、顔に笑みを浮かべるのみであった^^

                                         (2013/06/01)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3482

Trending Articles