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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[グウィネスと菜々子、素敵な加齢(『アイアンマン3』と『藁の楯』を観た)]

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 ☆今日公開の2作品をハシゴしましたよ^^

 <ワーナーマイカル 武蔵村山>はペアディだったので、安く楽しめました^^

 先ずは、『アイアンマン3』である。

 まあ、完結編ではないでしょうが、一つの区切りらしく、若き頃からの因縁・・・、そして、アイアンマンの実存と世界の混乱の絡みなど、凝った設定であった。

 監督が、一昔前、やたらと持て囃されていたシェーン・ブラックだったので、あの、ブルース・ウィリスやレニー・ハーリン監督が大活躍していた時代の、無責任でなんか格好いいノリを期待していたのだが、シェーン・ブラックも大人になっちまったようで、アイアンマンという派手なヒーローを描いた割には落ち着いた作風だった。

 それが、ロバート・ダウニー・Jr.の依頼でもあるのだろう。

 「マンダリン」と言う、テロのカリスマ的なリーダーを演じた男の正体の、妙なポップさなどは、いかにもシェーン・ブラックだ^^

 私は、このシリーズ、何よりも、アイアンマンことトニー・スタークのパートナー役であるグウィネス・パルトロウが大好きで、

 なんなんだろうね…、いい歳だろうに、あの、楚々とした雰囲気と、瞳の優しさがたまらなくいいんだよね。

 今回は、拷問風のこともされ、腹部があらわになるのだが、四つに割れていて、そのストイックさがたまらん^^

 なお、私は、これまでの、このシリーズについて、ロボットVSロボットの戦いは、画面上、変わり映えがないから宜しくない、と言い続けていたのだが、

 今回の敵は、一種の超能力者たちで、戦うのを見ていて楽しかった^^

   ◇

 続いて、三池崇史監督の『藁の楯』だ。

 孫娘を殺された富豪が、犯人に10億円の懸賞金を掛けた。

 その犯人を、福岡から東京へと移送させる命を受けたSPが、日本国民全員を敵に回し、救いようのない極悪性犯罪者を守る物語。

 最初の手触りが、「深夜プラス1」を髣髴とさせ、

 その他にも、ほとんど作品名を忘れてしまったのだが、スピルバーグの「激突!」と似た雰囲気もあったし、名作への依存度度合いも少なからずあったかも知れません。

 序盤はかなり面白く、なんか身内の警官も含めた周囲の人間全員が10億円に目がくらんで、見境いなくゾンビのように襲ってくる姿を見て、

 私は、中東での米軍兵士の、「周囲が全部敵」と言うような恐怖の姿を髣髴とさせ、平和な日本でも、たった一つの状況で、こんな世界を現出させられるんだな…、と感心した。

 だけども、中盤から、面白さは維持しつつも、やや、脚本の粗さが見えてくる。

 かつての性犯罪者被害者家族との出くわせや、妙なタクシー運転手との道中など、なんかご都合主義とも言える違和感が起こった。

 三池崇史の暴力描写や、藤原竜也の狂気の演技に、やや飽きがき来はじめたのかもしれない。

 ただ、演技陣は見事で、
    (まだ、書き途中です!!!)


大沢たかお銘苅一基
松嶋菜々子白岩篤子
岸谷五朗奥村武
伊武雅刀関谷賢示
永山絢斗神箸正貴三池崇史

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