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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『レッド・ライト』を観た(寸評)]

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☆先ず、シガニー・ウィーバーが演じる、結果として「サイキック・ハンター」となってしまっている大学物理学教授マシスンと、その助手トム(キリアン・マーフィ)がいて、ペテン師超能力者を見破っていく。

 幾つかの、対「自称超能力者」との対決の構図が描かれ、なかなか面白い。

   

 どうやら、マシスンは、本当の超能力者を求めて「サイキック・ハンター」をしていた。

 奇術師・フーディーニと同じである。

 フーディーニも、死んだ母親との再会を求め、真の超能力者を探していたが、その奇術師としての目が、イカサマ師を見破ってしまっていた。

 そんなマシスンとトムの前に、30年前に引退していた超能力者サイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が表舞台に復帰する。

 しかし、いつも毅然として不正を暴いているマシスンは、30年前に、シルバーに苦渋を飲まされた経験があり、シルバーとの対決は避けている。

 が、それがトムには許せない。

 トムは、一人で調査を開始する。

 と、トムの周囲に怪異が起こりはじめる。

 マシスンも、不慮の死を遂げる。

 ここで、私は、マシスンが主人公だと思っていたので、かなり驚いた^^;

 もう、トムの回りに起こる異変は、トリックの類いとは思えなかった。

 シルバーは、真の能力者なのか?

 デ・ニーロは、さすがの演技で、盲目白髪の能力者を演じている。

 シガニー・ウィーバーともども、顔に刻んだシワがいい味である。

 視点(主人公の)の違和感や、「突然に背後に不気味な人間が立っている」の多用や、師弟の情や、真の能力者の伏線のイメージなど、そこが良いのか悪いのか判然としない演出もあるが、なかなか変わったテンポの面白い作品だった。

 可愛い彼女に危害が及ぶ展開でもなかったしね^^

   

                                         (2013/02/20)
 

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