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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』を観た]

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☆・・・ちょ、ちょっと、皆さん、うん、おっぱいなんですよ、お・っ・ぱ・い!!

   ◇

 ・・・インフルエンザに掛かってました。

 二日間、本当に身体が動かせなくて、頭もボーッとして、辛かった。

 三日目の昼に、やっと、「ハァハァ」言いながら、マンガを読みました。

 読んだのが、『ドリフターズ』と言う作品で、とある組織の制服に身を包んだ女性が出てきて、その巨乳を織田信長が掴むんですよ。

 それだけで、なんか、病気が凄く癒されました。

 うん、おっぱいなんですよ。

 頬の赤らめなんですよッ!

   ◇

 うん、おっぱいなんですよ!(しつこいか!?)

 まだまだ、長時間の外出は辛い中で、ヒゲ面で、足元をふらつかせながら、マスク二重で行って来ました。

 (先ずはこちらを読んでおいて)

   [映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』を観た]・・・クリック!

   [映画『ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略』を観た]・・・クリック!

 そして、いよいよ、「蝕」がはじまるのです。

   

 なんか、物語は、すっげえ終幕を迎えることになります。

 マンガでも凄いシーンですが、画面の隅から隅までの魔物が動き回る中での「蝕」!!!

 ・・・でも、その前に、おっぱいについて書かせて下さい。

 今回は、シャルロット乙杯はなく、メインはキャスカ乙杯で、スラン乙杯も楽しめますが、「食男乙杯物(食虫植物のモンスター版)」も楽しめます。

 これまでのシリーズで、グリフィスを間に挟んだ愛憎入り乱れで反目をしていた、主人公ガッツと、鷹の団の現リーダー・キャスカの間も次第に距離を縮めていた。

 このブログを読んでいる方は、このキャスカの容姿が、私の好みに近いことはお分かりかも知れないが、でも、物語上では、別格の精彩を放つまでにはいってなかった。

 しかし、この黄金時代シリーズ完結篇に至っては、その冒頭から、キャスカは艶っぽさを放ち出す。

 驚くは、そのヒップラインで、剣士の格好に身を包みつつも、プリップリの様相を呈す。

 装束には、女らしいピンク系の色が混じり、なんか、可愛い^^

 私は、無性に、エヴァ8号機を思い出したんだよね、しなやかなフォルムといい。

 名前を忘れたけどアサシン集団を相手に、あくまでも気丈に鷹の団を指揮する姿もいい。

 危機一髪の時に、助けに現われるガッツ。



 かくして、急速に、距離を縮めるというか、一体化する2人・・・、つまり、セックる。

 こんな静(せい=性)の画面なのに、画面は、異常な精緻さで動き回る。

 ガッツの腰もちゃんと動き回る。

 脚本は、勝気なキャスカが「バカ」しか言わなくなるのだが、その「バカ」の意味合いが次第に変化していく妙。

 キッス。

 その事実を確かめ合うように、濃厚なディープキッス。

 飛沫が水蒸気のように舞う滝の前・・・、燦々と降りそそぐ太陽・・・、深き緑のふところに抱かれ・・・、と言う絶妙のシチュエーション(仲間は誰も様子を見に来ないのかよ^^)。

 無敵のガッツも、少年のような目で戸惑いつつ、キャスカも、そんなガッツに安心しつつ戸惑い、ガッツが、「牛乳瓶底メガネの博士が、大型コンピューターの計器のダイヤルを回すかのよう」に、キャスカの乳首を摘まんでクリクリしますれば、声を上げて、瞬間、頬に赤みを加えます。

 おお、この方向性でいいのか? ガッツは安心し、キャスカの褐色の中にピンクのポッチの浮かぶイノセントな胸を揉みしだく。

 その後、ガッツは、妙な所作をするんだよなぁ。

 なんか、お互いの下半身を見て、「こっちは?」てな表情をする。

 キャスカも、首を傾げるのだが、すぐに頷く。

 そして、一つになる。

   ◇

 原作だとどうだったか忘れたのだが、二人が結ばれ、幸せに包まれているとき、にわかに冷気がその場を支配し、髑髏の騎士が現われる。



 これも原作ではどうだったか忘れたが(インフルなので、本棚を漁って確かめるパワーがないのだ)、冒頭のアサシンの登場といい、大きな「ベルセルク」サーガへの布石でもあるのか。

 もっとも、髑髏の騎士は、「蝕」の最中に、重要な役割を示す。

 また、これは、テーマを搾った結果だが、少年グリフィスが、山の上に立つ城に自分の目標を定めるイメージが、限られた映画の尺の中で、何度も繰り返される。

 そして、ガッツとキャスカの2人の愛の確認としての穏やかな自然の描写も、丁寧に為されている。

 こちらは、前半の、一つになる至上の愛の姿・・・、

 後半の・・・、なんて言えばいいのか・・・、犠牲の末の目標の成就、という悲劇の姿の対比があるのだろう。

   ◇

 鷹の団によるグリフィス奪還は成功する。

 しかし、そこには、かつての姿はなく、ただ、身も心もボロ切れのような姿があるのみだった。

 そして、小さな、でも重要なエピソードが丹念に積み上げられ、物語は終局の「蝕」へと向かう・・・。

 いまだ、心に、夢への種火が消えていなかったグリフィスは、自由の利かぬ身体で馬車を操り、川に転落する。

 そこで、川の底から、失くしたはずの<ベヘリットの卵>を手にする。

 それが、「時(とき)」だった。

 太陽は翳り、大地は、大地であってデスマスク(生きてるけど・・・)の敷き詰められたフィールドと化す。

 その上には、いつしか、魑魅魍魎が蠢き出す。

   

 大気は瘴気を伴ない、フィールドは起伏を深くしていく。

 そこでは、ガッツを含めた鷹の団を生贄とした「カニバリズム・カーニバル」が始まる。

 みんな、叫び逃げ惑うも、魔物たちの爪や牙で殺され、クチャクチャと喰われる。

 コルカスだけは、美女に偽装した女の乳房にうっとりしながら喰われるので、多少は幸せか。

 そこには、4人の、禍々しき「守護天使」が飛来している。



 ここでは、その一人、スランについてちょっと書く。

 巨大な女の姿をしている。

 今作の最初のほうで、魔が跋扈し始めた象徴として、このスランが森を進んでいく図もすでに見られる。

 ハーフのような、ねっちりとした口調で、声優の沢城みゆきが好演している。

 チンチンがねっとりとした粘液で覆われるかのような湿度の濃い後を引く声なのである。

 このスラン、原作では、この、かなり後に、決着をつけるかのようなハードな戦いをガッツとするんだよね。

 大きな悪魔の翼を背負っているが、基本、全裸であり、興奮すると、自分で自分の乳房を揉みしだき、舌舐めずりする。

 エロいんだけど、次元の違う状況に、私は呆然と見るしかなかった。

 ちなみに、スランは淫魔で「胎海の娼姫(はらわだのしょうき)」などの異名を持つのだが、確か「闇の子宮」などでガッツと戦ったと思うのだが、

 この名前、私、カンボジア・アンコール遺跡の、王の沐浴の池の名前を思い出すのだ。

 その「スラ・スラン」は、仏教寺院であるバンティアイ・クデイと隣接していて、まあ、カンボジアのヒンズー寺院ともども、その創世神話「乳海攪拌」の図なんかが石壁のレリーフに彫られていたりする。

 ・・・いや、ちょっと連想しただけだ。

 ただ、性的な生殖行為が、ネーミングを通し、創世神話「乳海攪拌」へと繋がるというのは、このような流れが好きな人には、ちょいと面白いかも^^(なあ、佐藤秀さん!!^^)

 ましてや、「蝕」は、「神を生み出す儀式」であるからなぁ。

 鷹の団を生け捕りに捧げるのは、グリフィスしかいない。

 この物語は、グリフィスの葛藤の物語でもあるのだが、あまりにもガッツの苦悩が派手で分かりやすいので、グリフィスの苦悩は、その被虐待の構図も考慮しつつも、やはり、あの「(魔に鷹の団を)捧げる」宣言に至る思考の流れは理解が難しい。

 私が甘いのだろうし、「守護天使」の思考回路に同調しろというほうが無理な話でもある。

 だって、なあ、その直前に、崖から手を滑らせたガッツを、全く身体の自由が利かない中で、グリフィスは助けようとさえしてるんだからなぁ。

 にもかかわらず、守護天使が一人「闇の鷹・フェムト」として新生したとき、グリフィスは、ガッツの目の前で、キャスカを犯しまくる。

 男勝りでならすキャスカが、ただの「女」記号体として、前から後ろから突かれ、、そして、ガッツに見られながら、グリフィスとつながりながらのディープキスと、身も心も蹂躙される。

     ・・・TV版の映像か?

 このシーンだが、多くの若い人には衝撃的なんだろうけど、今の私には、それ程の苦痛はない。

 歳とったのかも知れない。

 昔、西村寿行の小説では、こんなシーンが日常茶飯事だった。

 読むごとに、怒りと、切なさと、♪心強さと〜、でチンチンを熱くしたものだ・・・。

 今じゃ、それは所詮、身体だけの問題として認識する。

 だからこそ、行為中の躊躇いのないディープキスのほうが、かえってきつくはある・・・。

 ・・・しかし、つくづく、ガッツの身体は丈夫過ぎる。

 いわゆる、簡単にゃ死ねないぞ、と言うやつである。

 犯されるキャスカを前に、魔物に手を咥えられ身動きできないガッツは、自分の腕を、あたかも大木をナタで削るかのように切断する。

 ヒョロヒョロっと、切られた神経が所在無げに宙を舞う描写に、思わず身の毛がよだった。

     

   ◇

 すぐに、次のシリーズの製作に取り掛かって欲しい。

 何年後でもいいから、<ファンタジア>の世界を見せて欲しい^^

                                            (2013/02/02)

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