☆3年以上前に記した文章なのに、なんか、予言書みたいに面白い再掲ですね。
まあ、私が師事している先生方の間では、こんな内容は「当たり前」のことなんですよ^^
たとえ、ここの閲覧者にとって、「目から鱗」の内容であろうとも、ね
私の文章は、よく、<「表現」泥棒>の被害に遭うので有名なんですが、
うんうん、今回の再掲も、皆さん、どんどん盗んで良いからね^^v
# # #
[与党民主党考・11 「脱々官僚」] (2009/10/27)
☆保守派の中にも、民主党を支持していた方が多数いて、その一番の理由に「脱官僚」があった。
もちろん、卑劣なエリートは多数いる。
ただ、私は、その「脱官僚」、官僚=悪の図式の60%は、左翼マスコミによる煽動の影響だと思っている(特に『報道ステーション』などの「編集」は凄かった。見ていて私も、官僚に嫌悪が湧いたものだ^^;)。
そんな、「脱官僚」を理由にして民主党を支持した方たちも、日本郵政の西川善文社長の後任に、小沢一郎の肝いりで決まった人物・斉藤次郎氏(元大蔵次官)が就任することになったことについては暗澹たる思いにかられたことだろう。
私は、落胆している保守派に言いたい。
『愚か者め・・』
◇
そもそも、産経新聞の10/12付けの記事によると、鳩山政権の各府省の大臣・副大臣・政務官の政務三役、その約20%が官僚OBだとさ。
有名どころでは、先ごろ、天皇陛下の『お言葉』を強制変更させようとした岡田外務大臣(旧通産)。
民主党お得意の日和見発言の結果、急激な円高を招いた藤井財務大臣(旧大蔵)。
西松建設から献金をちゃんと頂いていた亀井金融大臣(警察庁)。
行政刷新会議にも、鳩山クンは、ちゃんと元官僚を仕込んでいます。
退陣直前の麻生内閣においては、政府入りした官僚OBは、13・4%でしかなかったそうだ。
◇
私は、ややえげつないが、大臣VS官僚の不協和音で、民主党政権は機能不全に陥り、瓦解していくのだと思っていたが、
おそらく、民主党自らの未熟で終幕を迎えるのだと思う。
《ジワリ「民主離れ」? 出口調査や地方選に変化の兆し(産経 2009.10.27 00:04)》
(2009/10/27)
# # #
[与党民主党考・12 「鳩のおうむ返し」] (2009/11/03)
☆毎日のように、民主党の不手際が目につく、耳に入ってくる、口に出したいが、あまりにものハチャメチャさに書くのが追いつかない。
しかし、つくづく思うのが、鳩山と言う人格は、「劣悪キメラ」である民主党の顔に相応しいと思う。
◇
先日の弟との会話。
「最近の若者の口癖に『てゆーかさー』ってのがあるけど、友人の大沼は、俺らが高校生ぐらいの時から(25年前)、その口癖を使っていたよ」
「へえ、時代の先取りじゃん」
「でも、本来、『てゆーかさー』って言葉は、相手の言い分に対しての微妙な批判や、内容の上乗せの意味があると思うんだけど、大沼の場合は、その性格を反映して、ともあれ、相手の言ってることには同調しないぞと言うニュアンスで『てゆーかさー』と言っていた」
「最近の若いのも、『ところで』的な意味で、『てゆーかさー』を使っている。口癖になっちゃっているんだな」
すると、母親が口を挟んできた。
「ミド蘭(私)の知り合いの『知ってる知ってる』クンみたいだね^^」
「ああ、(弟に説明)千葉時代に本職の片手間でバイトをしていたんだけど、そこに、何でもかんでも『知ってる知ってる!』を連呼する奴がいたんだ。負けず嫌いで、知らないことを他人に教わったりするのが嫌なんだな。若い奴には多い。・・・で、ある日の朝、俺が『いやぁ〜、今日は朝から大変だったよ〜』と言いつつ、バイト先に顔を出したんだよ。そしたら、そいつ、『知ってる知ってる!!』^^;」
「あははははは^^」
「お前が、俺の朝のプライベートな事件の何を知っているんだよ! と。超能力者なんですか、と^^;」
「あははははは^^」
「それから、大学時代の教授で、『それはまさに』を連発する教授がいてね。政治史の先生で、例えば、とある政治家の説明をする時に、『それはまさに云々・・・』と語り始めるんだけど、その説明の中で、更に、『それはまさに云々・・・』と言う、そして、更に、『それはまさに云々・・・』と続く。あんたの話はどこまで『まさに』が上乗せされるんだ、と^^;」
「あははははは^^」
「それからさ、もうお母さんは忘れているかも知れないけど、アユちゃん(妹)が小学校のときの担任が、『逆に言うと』を連発する先生だったんだよ。で、父母会のときに、問題を議論すると、その先生が必ず『でも、それは逆に言うと』と逆説を唱え始め、話が全く進行しないそうなんだ^^」
「それは日教組教師だな^^;」
「ああ^^; で、その教師、『逆に言うと』が口癖になっちゃってて、テンパってくると、『ちびまる子ちゃん』のマルオ君が、口癖の『ズバリそうでしょう』の使用法を間違って使うときのように、『逆に言う』ときじゃないのに、『逆に言うと』を連発してしまう。しまいには、それが伝染して、父兄も言葉のはじめに『逆に言うと』をつけてしまう始末だったそうで、もう、お母さんは(母親を示しながら)腹が立ってきて、思わず、父母会の席で『逆に言わないでいいッ!』と声を荒げてしまったんだそうだよ^^;」
「・・・『逆に言わないでいいッ!』^^ 格好いいな^^」
「・・・でも、この婆さんも(母親を示しながら)、今じゃ、そのボケた行為に対し、俺が『バカかよ!』と怒ると、『あんたのほうがバカ』などと<おうむ返し>してくる。俺が、『寝てばかりいないで最低限の家事をしてくれよ』と言うと、『あんたのほうこそ、最低限の家事をしろ』だよ^^; 人間は自分が言われたことを省みずに、条件反射で<おうむ返し>をはじめたとき、堕落が始まるね^^;」
「あははははは^^」
「鳩山の所信表明演説も、具体性がなく、イメージ重視のムーディー振りに腹が立ったけど、その後の自民党の質問に対しての、鳩山の『あなた方に言われたくない』に代表される<おうむ返し>答弁は醜悪だった。鳩山は、あれで押し切れると思っているのかね。今後も押し切れると思っているのかね」
「あれは酷かった。そもそも、民主党は、共産党のように自民党のやり方の逆を言ってるだけだからなあ」
「抜本的改革w」
「自分たちの独自性を出したいんでしょ」と母親。
「そもそも、民主党は、自民党の政治からの変化を掲げて政権交代を実現した。<おうむ返し>ってのは、少なくとも、相手との同格以下を示す効果しか持ち得ない。言われたほう(自民党)は、自分が(民主党と)同格に貶められたことで腹が立つに過ぎない。つまり、鳩山は、自分ら民主党が、自民党のエピゴーネン(劣化コピー)でしかないことを広言しているんだよね」
「うん。そして、奴らのやっていることは、自民党を批判しつつ、名前だけを変えた自民党の政策のお色直しでしかない。例えば、<子育て応援特別手当>の廃止が、<子供手当て>と言うネーミングに変わるだけのように。その他の社会制度の利点も、大枠の予算が決まっているんだから、巡り巡って、ツケは返ってきてしまう」
「発行しないといっていた国債も、これまで以上に出すことになるってさ。奴らのやっていることが、これまでと同じならばまだいいんだけどね。奴らが独自でやろうとしていることは、全て、国を衰退させる内容をはらんでいる。外国人参政権に、人権擁護法案、日本領海ガス田の中国による収奪容認・・・。4年後に政権が、民主党から自民党に戻ればいいけど(自民党はベストではないが、ベターである)、正直、それは、スンナリといくには難しいような気もする。また、4年間は長い。ポル・ポト政権下のカンボジアで行われたかのような<子供染みた民主党による狂気政治>の帰結として現われる<国体の荒廃>は、日本にとって取り返しのつかない結果を生むと思う」
「しかし、日本人は、自分の切り詰めた生活費を外人に笑顔で捧げる様な政権を選んでしまったんだよなあ。もう、日本はおしまいだな。亡国、亡国だ」
「だから俺は、虐殺は否定するが、テロリズムは全否定できない」
「ん?」
「鳩山がやっているのは、日本の中国領化だからな。そしたら、おらぁ、テロリストになる。その為に結婚しないんだ! エッヘン^^」
「あんたが結婚しないのは別問題だろ。結婚できないだけだろ。勇ましい理由をつけて格好つけんな^^;」
「ギャフン!」
◇
私は、鳩山民主党の最大のネックとなるのが、物理的な、これから国民に負担を強いなくてはならない各種「税金」の問題と、
情緒的には、沖縄の普天間基地の移設問題だと考えている。
なんだかんだ言っても、アメリカは、日本にとって最重要同盟国である。
その「要望」は無下には出来ない。
さりとて、民主党人気は、日本人の「薄ら左翼」気質に支えられており、もし、アメリカの「要望」どおりに県内移設を推進したら、「左翼マスコミ」に煽動された「薄ら左翼」にそっぽ向かれるかもしれない。
・・・しかし、ここで、私が特筆したいのは、米軍基地の沖縄在設は、沖縄県の予算の15%が割り振られている沖縄県民の「要望」でもあるのだ。
米軍と日本民衆の、「戦争特需」にも似た「持ちつ持たれつ」の関係が厳然としてある。
県民の少なからずが、現状に満足している。
思想的に歪んだ人物らが、左翼マスコミと組んで、大げさに騒ぎ立てているだけなのだ。
鳩山総理は、「インド洋での補給」の代替貢献案ともども、普天間問題には難しい選択を迫られよう。
鳩山総理の、普天間問題に絡む言説は、日々、節操なく、移り変わっている。
おそらく、鳩山総理の頭の中には、常に靄がかかっており、その靄の中で、ふと聞こえた直近の言葉を発しているだけに過ぎない。
私は、鳩山総理の精神構造を考えるとき、いつも、宮崎勤の精神鑑定の内容を思い出す・・・。
◇
ともあれ、鳩山総理の、国会答弁における<おうむ返し>は、今後、禁止にして欲しい。
(2009/11/03)
♯ # #
[与党民主党考・13 「言葉に意味なし田中優子」] (2009/11/24)
☆前々から、この人物の語りが、何か胡散臭く、気になっていたのだが、
私の母校の教授だし、女性なので、見逃していた。
しかし、どうにも、その言葉の空虚さに腹が立ってきた。
そんな無意味な言葉の羅列を、産経新聞が一面に載せているのもイラつく。
こちらを読んでくれ。
【ちょっと江戸まで】法政大学教授・田中優子 無駄とは何か (産経 2009.11.24 02:40)
こんな書き出しだ。
<国の事業仕分けが始まった。際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。「殿堂」を作ろうとしたり、国民全員に現金をばらまいたり、省庁のお金の使い方もチェックしないことに辟易(へきえき)していたから、民主党は地に足のついた党であることがわかってほっとした。>
変でしょ?
「際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。」
「まずは節約」の箇所はいい。
でも、国の事業に「際限なく富を求めるより」と偏見を冠しているのが、こりゃもう理屈が滅茶苦茶である。
この田中優子も、「女の悪いパターン」であるな(もちろん、「女のいいパターン」もあるでよ^^;)。
物腰は穏やかだが、そこには、凝り固まった明後日(あさって)を向いた固定観念がある。
私の穿った見方ではないよ。
その証拠として、さらに「地に足のついた党であることがわかってほっとした」と言う表現も、いかにも、田中優子の心には用意されていたのだろうが、多少は文章を書いている者ならば「???」と、唐突に感じられる表現であり、文脈である。
これは、田中優子が民主党に対して褒めて言っているから、私が気に喰わないわけではなく(それもあるが^^;)、文脈的に通らない表現だから、気に喰わないのである。
更に、
<事業仕分けという手法は、非営利団体の構想日本(代表・加藤秀樹氏)が、すでに7年にわたって地方自治体で行ってきた活動である。その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた。非営利団体の地道な活動が政府の重要な仕事を担い協力できる時代が、やっと来たのだ。政権交代がなければこのように迅速な実施や全面公開はあり得なかった。>
と、続く。
・・・いや、テレビで、その公開された事業仕分けの査問みたいな風景を見れば、まともな神経を持つ人間の為せる会合でないのは見て取れたよ。
「その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた」とは、
あの人民裁判のようなおぞましい風景のことなのか?
あれで攻撃されている者の多くに、左翼がいる。
左翼は、法律で保障されている権利を行使しまくっている。
無駄(と民主党が言う)に作られた物理的・法的システムを、左翼は十全に利用している。
民主党は、自分の党のような存在・左翼を切り捨てて、あたかも、それまでの「保守」を痛めつけているような幻想を、マスコミと組んで披瀝している。
いや、仮に、攻撃されているのが左翼だとしても、あの「蓮舫」に代表できる攻撃側の有無を言わせぬ詰問調は、社民党の女性議員に対して感じるような、「人格嫌悪」を私に抱かせる。
あの仕分け査問風景を見て、鳩山政権の支持率をアップさせるような人間は、自分の悪趣味を恥じよ!
◇
ちょっと話を戻す。
田中優子は、次の段落から、「・・・質素倹約は江戸時代の価値観の柱だ」と、自分の研究分野に話を我田引水していく。
自分の得意分野にあった理屈を語りがたいが為に、こいつは、その前段・前々段で、おかしい言葉使いをしたのである。
その後も、浅はかな理屈を展開させるのだが、私のほうこそ、「辟易(へきえき)」し、反吐が出る。
◇
結果的に、民主党の仕分けが機能するのは、無駄を享受している左翼だけなのである。
一例を挙げると、左翼な人々は、異常な頻度で地域や国の公共施設を使用しているので分かろう。
つまり、民主党は、自分の身内を切り、あたかも、悪を放逐しているかのような幻想を国民に植え付けている。
何やら、昨日のニュースによると、「次世代スーパーコンピューターに代表される先端科学予算」の凍結判定も見直されるとのこと。
当たり前である。
お子様軍団の民主党の目から見れば、一見、スパコン費用などは無駄なようなものに見えよう。
でも、国が為すべき仕事と言うのは、無駄であり、無駄に見えるものであり、無駄であるにこした事のないことが多いのである。
そんなものに金を使えるのは、国という、国民個人でありつつも、国民個人でない存在でしか出来得ないのである。
国政が、個人が推し量れる是非にないことを、民主党及び、バカ国民は認識すべきだ。
もし、個人が理解し得たとき、それは国政で論ずべき問題ではなくなるんだよ。
◇
それよりも、もっともっと、自分の「一票」を大事にして欲しい。
その一票こそが、あなたの理解し得ない「国政」レベルを、良き方向に導ける「武器」なのですよ・・・。
(2009/11/24)
# # #
う〜、「事業仕分け」の模様を思い出したら、むかっ腹が立つ!!!
あのね、あの状況ののニュースを見て、なんか愉悦を感じた人間は、精神的に欠如した部分があると考えたほうがいい・・・。
(2012/12/13)
まあ、私が師事している先生方の間では、こんな内容は「当たり前」のことなんですよ^^
たとえ、ここの閲覧者にとって、「目から鱗」の内容であろうとも、ね
私の文章は、よく、<「表現」泥棒>の被害に遭うので有名なんですが、
うんうん、今回の再掲も、皆さん、どんどん盗んで良いからね^^v
# # #
[与党民主党考・11 「脱々官僚」] (2009/10/27)
☆保守派の中にも、民主党を支持していた方が多数いて、その一番の理由に「脱官僚」があった。
もちろん、卑劣なエリートは多数いる。
ただ、私は、その「脱官僚」、官僚=悪の図式の60%は、左翼マスコミによる煽動の影響だと思っている(特に『報道ステーション』などの「編集」は凄かった。見ていて私も、官僚に嫌悪が湧いたものだ^^;)。
そんな、「脱官僚」を理由にして民主党を支持した方たちも、日本郵政の西川善文社長の後任に、小沢一郎の肝いりで決まった人物・斉藤次郎氏(元大蔵次官)が就任することになったことについては暗澹たる思いにかられたことだろう。
私は、落胆している保守派に言いたい。
『愚か者め・・』
◇
そもそも、産経新聞の10/12付けの記事によると、鳩山政権の各府省の大臣・副大臣・政務官の政務三役、その約20%が官僚OBだとさ。
有名どころでは、先ごろ、天皇陛下の『お言葉』を強制変更させようとした岡田外務大臣(旧通産)。
民主党お得意の日和見発言の結果、急激な円高を招いた藤井財務大臣(旧大蔵)。
西松建設から献金をちゃんと頂いていた亀井金融大臣(警察庁)。
行政刷新会議にも、鳩山クンは、ちゃんと元官僚を仕込んでいます。
退陣直前の麻生内閣においては、政府入りした官僚OBは、13・4%でしかなかったそうだ。
◇
私は、ややえげつないが、大臣VS官僚の不協和音で、民主党政権は機能不全に陥り、瓦解していくのだと思っていたが、
おそらく、民主党自らの未熟で終幕を迎えるのだと思う。
《ジワリ「民主離れ」? 出口調査や地方選に変化の兆し(産経 2009.10.27 00:04)》
(2009/10/27)
# # #
[与党民主党考・12 「鳩のおうむ返し」] (2009/11/03)
☆毎日のように、民主党の不手際が目につく、耳に入ってくる、口に出したいが、あまりにものハチャメチャさに書くのが追いつかない。
しかし、つくづく思うのが、鳩山と言う人格は、「劣悪キメラ」である民主党の顔に相応しいと思う。
◇
先日の弟との会話。
「最近の若者の口癖に『てゆーかさー』ってのがあるけど、友人の大沼は、俺らが高校生ぐらいの時から(25年前)、その口癖を使っていたよ」
「へえ、時代の先取りじゃん」
「でも、本来、『てゆーかさー』って言葉は、相手の言い分に対しての微妙な批判や、内容の上乗せの意味があると思うんだけど、大沼の場合は、その性格を反映して、ともあれ、相手の言ってることには同調しないぞと言うニュアンスで『てゆーかさー』と言っていた」
「最近の若いのも、『ところで』的な意味で、『てゆーかさー』を使っている。口癖になっちゃっているんだな」
すると、母親が口を挟んできた。
「ミド蘭(私)の知り合いの『知ってる知ってる』クンみたいだね^^」
「ああ、(弟に説明)千葉時代に本職の片手間でバイトをしていたんだけど、そこに、何でもかんでも『知ってる知ってる!』を連呼する奴がいたんだ。負けず嫌いで、知らないことを他人に教わったりするのが嫌なんだな。若い奴には多い。・・・で、ある日の朝、俺が『いやぁ〜、今日は朝から大変だったよ〜』と言いつつ、バイト先に顔を出したんだよ。そしたら、そいつ、『知ってる知ってる!!』^^;」
「あははははは^^」
「お前が、俺の朝のプライベートな事件の何を知っているんだよ! と。超能力者なんですか、と^^;」
「あははははは^^」
「それから、大学時代の教授で、『それはまさに』を連発する教授がいてね。政治史の先生で、例えば、とある政治家の説明をする時に、『それはまさに云々・・・』と語り始めるんだけど、その説明の中で、更に、『それはまさに云々・・・』と言う、そして、更に、『それはまさに云々・・・』と続く。あんたの話はどこまで『まさに』が上乗せされるんだ、と^^;」
「あははははは^^」
「それからさ、もうお母さんは忘れているかも知れないけど、アユちゃん(妹)が小学校のときの担任が、『逆に言うと』を連発する先生だったんだよ。で、父母会のときに、問題を議論すると、その先生が必ず『でも、それは逆に言うと』と逆説を唱え始め、話が全く進行しないそうなんだ^^」
「それは日教組教師だな^^;」
「ああ^^; で、その教師、『逆に言うと』が口癖になっちゃってて、テンパってくると、『ちびまる子ちゃん』のマルオ君が、口癖の『ズバリそうでしょう』の使用法を間違って使うときのように、『逆に言う』ときじゃないのに、『逆に言うと』を連発してしまう。しまいには、それが伝染して、父兄も言葉のはじめに『逆に言うと』をつけてしまう始末だったそうで、もう、お母さんは(母親を示しながら)腹が立ってきて、思わず、父母会の席で『逆に言わないでいいッ!』と声を荒げてしまったんだそうだよ^^;」
「・・・『逆に言わないでいいッ!』^^ 格好いいな^^」
「・・・でも、この婆さんも(母親を示しながら)、今じゃ、そのボケた行為に対し、俺が『バカかよ!』と怒ると、『あんたのほうがバカ』などと<おうむ返し>してくる。俺が、『寝てばかりいないで最低限の家事をしてくれよ』と言うと、『あんたのほうこそ、最低限の家事をしろ』だよ^^; 人間は自分が言われたことを省みずに、条件反射で<おうむ返し>をはじめたとき、堕落が始まるね^^;」
「あははははは^^」
「鳩山の所信表明演説も、具体性がなく、イメージ重視のムーディー振りに腹が立ったけど、その後の自民党の質問に対しての、鳩山の『あなた方に言われたくない』に代表される<おうむ返し>答弁は醜悪だった。鳩山は、あれで押し切れると思っているのかね。今後も押し切れると思っているのかね」
「あれは酷かった。そもそも、民主党は、共産党のように自民党のやり方の逆を言ってるだけだからなあ」
「抜本的改革w」
「自分たちの独自性を出したいんでしょ」と母親。
「そもそも、民主党は、自民党の政治からの変化を掲げて政権交代を実現した。<おうむ返し>ってのは、少なくとも、相手との同格以下を示す効果しか持ち得ない。言われたほう(自民党)は、自分が(民主党と)同格に貶められたことで腹が立つに過ぎない。つまり、鳩山は、自分ら民主党が、自民党のエピゴーネン(劣化コピー)でしかないことを広言しているんだよね」
「うん。そして、奴らのやっていることは、自民党を批判しつつ、名前だけを変えた自民党の政策のお色直しでしかない。例えば、<子育て応援特別手当>の廃止が、<子供手当て>と言うネーミングに変わるだけのように。その他の社会制度の利点も、大枠の予算が決まっているんだから、巡り巡って、ツケは返ってきてしまう」
「発行しないといっていた国債も、これまで以上に出すことになるってさ。奴らのやっていることが、これまでと同じならばまだいいんだけどね。奴らが独自でやろうとしていることは、全て、国を衰退させる内容をはらんでいる。外国人参政権に、人権擁護法案、日本領海ガス田の中国による収奪容認・・・。4年後に政権が、民主党から自民党に戻ればいいけど(自民党はベストではないが、ベターである)、正直、それは、スンナリといくには難しいような気もする。また、4年間は長い。ポル・ポト政権下のカンボジアで行われたかのような<子供染みた民主党による狂気政治>の帰結として現われる<国体の荒廃>は、日本にとって取り返しのつかない結果を生むと思う」
「しかし、日本人は、自分の切り詰めた生活費を外人に笑顔で捧げる様な政権を選んでしまったんだよなあ。もう、日本はおしまいだな。亡国、亡国だ」
「だから俺は、虐殺は否定するが、テロリズムは全否定できない」
「ん?」
「鳩山がやっているのは、日本の中国領化だからな。そしたら、おらぁ、テロリストになる。その為に結婚しないんだ! エッヘン^^」
「あんたが結婚しないのは別問題だろ。結婚できないだけだろ。勇ましい理由をつけて格好つけんな^^;」
「ギャフン!」
◇
私は、鳩山民主党の最大のネックとなるのが、物理的な、これから国民に負担を強いなくてはならない各種「税金」の問題と、
情緒的には、沖縄の普天間基地の移設問題だと考えている。
なんだかんだ言っても、アメリカは、日本にとって最重要同盟国である。
その「要望」は無下には出来ない。
さりとて、民主党人気は、日本人の「薄ら左翼」気質に支えられており、もし、アメリカの「要望」どおりに県内移設を推進したら、「左翼マスコミ」に煽動された「薄ら左翼」にそっぽ向かれるかもしれない。
・・・しかし、ここで、私が特筆したいのは、米軍基地の沖縄在設は、沖縄県の予算の15%が割り振られている沖縄県民の「要望」でもあるのだ。
米軍と日本民衆の、「戦争特需」にも似た「持ちつ持たれつ」の関係が厳然としてある。
県民の少なからずが、現状に満足している。
思想的に歪んだ人物らが、左翼マスコミと組んで、大げさに騒ぎ立てているだけなのだ。
鳩山総理は、「インド洋での補給」の代替貢献案ともども、普天間問題には難しい選択を迫られよう。
鳩山総理の、普天間問題に絡む言説は、日々、節操なく、移り変わっている。
おそらく、鳩山総理の頭の中には、常に靄がかかっており、その靄の中で、ふと聞こえた直近の言葉を発しているだけに過ぎない。
私は、鳩山総理の精神構造を考えるとき、いつも、宮崎勤の精神鑑定の内容を思い出す・・・。
◇
ともあれ、鳩山総理の、国会答弁における<おうむ返し>は、今後、禁止にして欲しい。
(2009/11/03)
♯ # #
[与党民主党考・13 「言葉に意味なし田中優子」] (2009/11/24)
☆前々から、この人物の語りが、何か胡散臭く、気になっていたのだが、
私の母校の教授だし、女性なので、見逃していた。
しかし、どうにも、その言葉の空虚さに腹が立ってきた。
そんな無意味な言葉の羅列を、産経新聞が一面に載せているのもイラつく。
こちらを読んでくれ。
【ちょっと江戸まで】法政大学教授・田中優子 無駄とは何か (産経 2009.11.24 02:40)
こんな書き出しだ。
<国の事業仕分けが始まった。際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。「殿堂」を作ろうとしたり、国民全員に現金をばらまいたり、省庁のお金の使い方もチェックしないことに辟易(へきえき)していたから、民主党は地に足のついた党であることがわかってほっとした。>
変でしょ?
「際限なく富を求めるより、まずは節約、という考え方こそまっとうだ。」
「まずは節約」の箇所はいい。
でも、国の事業に「際限なく富を求めるより」と偏見を冠しているのが、こりゃもう理屈が滅茶苦茶である。
この田中優子も、「女の悪いパターン」であるな(もちろん、「女のいいパターン」もあるでよ^^;)。
物腰は穏やかだが、そこには、凝り固まった明後日(あさって)を向いた固定観念がある。
私の穿った見方ではないよ。
その証拠として、さらに「地に足のついた党であることがわかってほっとした」と言う表現も、いかにも、田中優子の心には用意されていたのだろうが、多少は文章を書いている者ならば「???」と、唐突に感じられる表現であり、文脈である。
これは、田中優子が民主党に対して褒めて言っているから、私が気に喰わないわけではなく(それもあるが^^;)、文脈的に通らない表現だから、気に喰わないのである。
更に、
<事業仕分けという手法は、非営利団体の構想日本(代表・加藤秀樹氏)が、すでに7年にわたって地方自治体で行ってきた活動である。その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた。非営利団体の地道な活動が政府の重要な仕事を担い協力できる時代が、やっと来たのだ。政権交代がなければこのように迅速な実施や全面公開はあり得なかった。>
と、続く。
・・・いや、テレビで、その公開された事業仕分けの査問みたいな風景を見れば、まともな神経を持つ人間の為せる会合でないのは見て取れたよ。
「その積み重ねがあるからこそ国の仕分けにすぐ着手できた」とは、
あの人民裁判のようなおぞましい風景のことなのか?
あれで攻撃されている者の多くに、左翼がいる。
左翼は、法律で保障されている権利を行使しまくっている。
無駄(と民主党が言う)に作られた物理的・法的システムを、左翼は十全に利用している。
民主党は、自分の党のような存在・左翼を切り捨てて、あたかも、それまでの「保守」を痛めつけているような幻想を、マスコミと組んで披瀝している。
いや、仮に、攻撃されているのが左翼だとしても、あの「蓮舫」に代表できる攻撃側の有無を言わせぬ詰問調は、社民党の女性議員に対して感じるような、「人格嫌悪」を私に抱かせる。
あの仕分け査問風景を見て、鳩山政権の支持率をアップさせるような人間は、自分の悪趣味を恥じよ!
◇
ちょっと話を戻す。
田中優子は、次の段落から、「・・・質素倹約は江戸時代の価値観の柱だ」と、自分の研究分野に話を我田引水していく。
自分の得意分野にあった理屈を語りがたいが為に、こいつは、その前段・前々段で、おかしい言葉使いをしたのである。
その後も、浅はかな理屈を展開させるのだが、私のほうこそ、「辟易(へきえき)」し、反吐が出る。
◇
結果的に、民主党の仕分けが機能するのは、無駄を享受している左翼だけなのである。
一例を挙げると、左翼な人々は、異常な頻度で地域や国の公共施設を使用しているので分かろう。
つまり、民主党は、自分の身内を切り、あたかも、悪を放逐しているかのような幻想を国民に植え付けている。
何やら、昨日のニュースによると、「次世代スーパーコンピューターに代表される先端科学予算」の凍結判定も見直されるとのこと。
当たり前である。
お子様軍団の民主党の目から見れば、一見、スパコン費用などは無駄なようなものに見えよう。
でも、国が為すべき仕事と言うのは、無駄であり、無駄に見えるものであり、無駄であるにこした事のないことが多いのである。
そんなものに金を使えるのは、国という、国民個人でありつつも、国民個人でない存在でしか出来得ないのである。
国政が、個人が推し量れる是非にないことを、民主党及び、バカ国民は認識すべきだ。
もし、個人が理解し得たとき、それは国政で論ずべき問題ではなくなるんだよ。
◇
それよりも、もっともっと、自分の「一票」を大事にして欲しい。
その一票こそが、あなたの理解し得ない「国政」レベルを、良き方向に導ける「武器」なのですよ・・・。
(2009/11/24)
# # #
う〜、「事業仕分け」の模様を思い出したら、むかっ腹が立つ!!!
あのね、あの状況ののニュースを見て、なんか愉悦を感じた人間は、精神的に欠如した部分があると考えたほうがいい・・・。
(2012/12/13)