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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[三遊亭鬼丸独演会at花音in入曽(前編 「vs柳家右太楼」)]

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☆いつも、鬼丸師匠の寄席報告が長くなってしまっているので、今回は、短く書きます。

 鬼丸師匠がパーソナリティーの「GOGOMONZ」だが、鬼丸師匠が、今日から一週間の<遅過ぎる夏休み>に突入したので、代役を立川談慶さんが務めた。

 なお、私は、鬼丸師匠にだけは、親しみを込めて「師匠」を付けることにしているのであしからず。

 なんか、すっごい違和感があった。

 番組内容から、鬼丸師匠特有の<ちょい毒粘液>が抜かれてしまった感じだ^^;

 カオリンが立川談慶さんと仲良くやっている姿に、「うらぁ! この尻軽娘がああぁ」と思った。

 余談だが、カオリンは最近、自分のヒップラインネタを語ることが多い^^;

 ただ、もし、カオリンと鬼丸師匠がケンカしたら、私はカオリンにつく。

 何故なら、私は男だからだ。

 それについては、鬼丸師匠も「しょうがないな、だって人間(男)だもの」と納得するだろう。

 ・・・なお、休暇中の鬼丸師匠だが、自分不在の「GOGOMONZ」はちゃんと聴いているに違いない。

 子供たちに、「お父さん、遊ぼうよぉ。お休みなんでしょ?」と言われても、「遊ぶのは、ラジオが終わってからだ!」と、それを振り切って聴いているような気がする^^;

 子供たち 「それじゃあ、いつもと同じじゃん!^^;」

   ◇

 さて、今回の鬼丸独演会開催地の入曽は、名前こそ聞いたことがなかったが、いざ、車のナビに「入曽駅」と打ち込むと、私の住所のあきる野市からは、かなりの近い場所であることが分かった。

 そして、会場の「花音」は居酒屋さんでした。

 ここのご主人が、定期的に、噺家さんを招いて落語会を催すのだそうだ。

 私、「売り切れ」だったのに、このご主人の優しさに甘えて、かなり強引に三枚のチケットを予約していた^^;

 店に入ると、手前のテーブル席・カウンター席部分が、椅子の席になっていて、奥のお座敷に、お座敷席として座布団が置かれていて、さらにその奥に高座が設えられている。

 椅子の席は満員で、私たち三人はお座敷席に行くことになりそうだったのだが、私の母親が「あたしゃ、お座敷は辛い」とごねだし、何か知らないが、一番見やすい椅子席を、係りの人に用意してもらっていた。

 最初に断わっておくが、このクソババァ、途中 寝やがった。

 正直、高座から視線をやると、一番 噺家からは目につく席である。

 さぞかし、鬼丸師匠たちのリズムを崩したことだろう。

 でも、70歳の我が母親だが、この落語会を最大限楽しんでいるのは確かなのである。

 しかし、歳だから、ちょっとウツラウツラと寝ちゃったときもあったのだ、勘弁してちょ。

 私とA子嬢は、奥に向かって左側の一番前に腰を下ろした。

 ウハ! 鬼丸師匠を見上げるかたちだ^^

 緊張する。

 そして、私の真ん中寄りの隣りには、若いカップルか、あるいは夫婦だろうか、の女性の方が座った。

 その彼氏あるいは旦那さんは、中央の花道を挟んだ反対側に座った。

 つまり、離れ離れだ。

 この二人だが、A子嬢が聞いた話によると、中入りの時に、鬼丸師匠を評して「すっごい二重(ふたえ)!」と言っていたそうで、それがA子嬢にはとても面白かったらしい^^

 で、このカップルの女性のほうだが、とにかく笑う笑う^^

 「ハハハハハハ」と、凄く快活に笑い、なんかとても可愛かった。

 私もA子嬢も負けずに笑った。

 会を終え、私は、その女性の顔を見たかったので、さりげなく、その顔を覗き見た。

 すると、相手も私の顔をちょうど覗き見ていた。

 なんかお互いに、お互いの心を覗き見たようで恥ずかしくなった^^;

 鬼丸師匠は、噺の最初に「ラジオを聞いている方は手を挙げて^^」と聞いてきたのだが、その女性も手を挙げていたので、ゴゴモンズ・リスナーらしい。

 う〜ん、じゃあ、今後、私の中では、この女性を「グリコ係長」と思うことにしよう^^

 彼氏のほうは「クマサカサカス」^^(どちらも、番組でよく読まれている男女^^)

 さて、落語会が始まる。

 先ずは、店の主人の挨拶。

 この方、腕時計が縦横にデザインされているトレーナーが印象的だった。

 続いて、お店と噺家の橋渡し役の落語家さん、名前は忘れた「いっき」さんとか言ってた。

 本日は、鬼丸師匠と弟弟子の歌扇さんの高座が予定されていたが、歌扇さんの調子が悪くて、柳家右太楼さんが出てくるとのこと。

 まだ二ツ目だけど、数年後には真打昇進が確実視されており、その実力は折り紙付きとのこと。

 二人は、交互に二席づつ聞かせてくれるとのこと。

 つまり、がっぷり四つの「対バン」ならぬ、「対ラク」形式だ。

 で、出囃子とともに、現われるのだが、柳家右太楼さん、確かに巧みであった。

 演目は『締め込み』で、序盤は、クライマックスへの話の積み上げである。

 よどみない。

 私は、どうやって話が流れていくのか聞き惚れる。

 A子嬢は、なまじっか、最初に聞いた寄席に三遊亭圓歌師匠がいたので、あのハイレベルがデフォルトになってしまっていた。

 私が聴くと、右太楼さんは、非常に興味を惹くうまさなのだが、A子嬢にとってはどうか?

 …と、その心配は杞憂で、次第にケラケラ笑っていた。

 ・・・泥棒が空き巣に入った家で、さて、品物をまとめ逃げようとしたら、家主の男女二人がそれぞれ帰宅、泥棒は慌てて床下に隠れる。しかし、その男女は、大きな夫婦喧嘩をはじめるのだった・・・。

 右太楼さん、前半を見事に構築し、近くだから分かるが、その演技も見事。

 情が弾けるシーンでは、目に涙も浮かぶ。

 そして、笑いも、クライマックスでは矢継ぎ早だ。

 おお、この人、うまいぞ!

 ・・・だが、私は、鬼丸師匠には負けて欲しくない。

 続いて、高座に上がった鬼丸師匠、何の噺で対抗するのか?

 おお、きた! キラー・コンテンツの「東北本線・酔っ払いおじさんvsすし詰めの乗客」の大きな<まくら>と『親子酒』のコンボだ。

 この噺は、名作だ^^

 ・・・戦いははじまったばかり・・・。

   ◇

 すいません、また、書き終わらなかった^^;

 帰宅したら、続きを書きまする。

                                           (2012/12/04)

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