☆ブ厚いので、買っていたけど読んでいなかった舞城王太郎の『ジョージ・ジョースター』をパラパラ見ていたら、なんと! カーズが出てきていて、なにやら、地球に降り立っているようだ・・・。
JORGE JOESTAR舞城 王太郎,荒木 飛呂彦集英社
ならば、違った展開にしなくちゃいけないな・・・、と思った冬の始まり・・・。
◇
(登場人物紹介)
…マット・ジャクソン船長(スタンド名:イエロー・サブマリン)
…ヒロシ・タケモト技師(スタンド名:オクトパス・ガーデン)
…クライド(デリンジャー号のロボット)
…RY!・スピードワゴン(スタンド名:アクロス・ザ・ユニバース)
…小林玉美(スタンド名:ザ・ロック)
…カーズ(だったスペースデブリ。直径10kmの、もはや天体)
◇
『ジョジョの奇妙な冒険 <The Planet Of Carz> ≪13≫』
▽謎の宇宙ゴミ(その13)
ロッキュー・アイオーは、クライドの通信機能を通して、地球上から、船長と技師の二人に作戦計画の概要を伝える。
「・・・先ず、ジャクソン船長の能力で、<物体カーズ>の強固な外壁を<亜空間スルー>してもらう。そして、内部に突入して欲しい。<物体カーズ>内部は、宙空であることはわかっているのだが、どのような状態かは分からない。もしかしたら、<物体カーズ>の自転により、内部は重力が発生しているかも知れない。どんな状態であろうと、<イエロー・サブマリン>ならば航行可能だろう。その時点で、デリンジャー号が失われていても構わん。タケモト技師は、その間に、爆弾の用意をして欲しい。爆弾の時間は5分にセッティングしてある。その間に、出来るだけ、<物体カーズ>のデータを拾い集めて欲しい。ただの宇宙ゴミであった<カーズ>が、何で、あんなにも巨大になり得たのか、恐ろしくもあるが、科学的には大きな収穫を得られると思う。撮った写真や大気などのデータは、即座にこちらに送信して欲しい。・・・そして、爆弾を機外に射出し、その爆発直前に、タケモト技師は、ジャクソン船長を連れて、<オクトパス・ガーデン>を発動、異世界に飛んで欲しいんだ。そして、しばらくゆっくりしてから、我々の世界に戻ってきて欲しい・・・」
「しかし・・・!」とタケモト技師。「僕の能力は、異世界の僕と入れ違いになるだけですよ」
そう、タケモトの能力は、異次元世界に行けはするが、同時に、異世界での等価なものと、行き違いになるだけのものなのだ。
その「等価」の基準は、タケモト自身も理解できない点もあり、神のみぞ知る、である。
「うむ」
「えっ! てことは、この作戦、僕が異世界に逃げると、代わりの誰か(他の平行世界の自分)を、この核爆弾の爆発の犠牲にさせるのですか?」
「・・・、・・・うむ」
◇
短くてスマン、ね、眠い・・・。
(To be continued 2012/11/06)
JORGE JOESTAR舞城 王太郎,荒木 飛呂彦集英社
ならば、違った展開にしなくちゃいけないな・・・、と思った冬の始まり・・・。
◇
(登場人物紹介)
…マット・ジャクソン船長(スタンド名:イエロー・サブマリン)
…ヒロシ・タケモト技師(スタンド名:オクトパス・ガーデン)
…クライド(デリンジャー号のロボット)
…RY!・スピードワゴン(スタンド名:アクロス・ザ・ユニバース)
…小林玉美(スタンド名:ザ・ロック)
…カーズ(だったスペースデブリ。直径10kmの、もはや天体)
◇
『ジョジョの奇妙な冒険 <The Planet Of Carz> ≪13≫』
▽謎の宇宙ゴミ(その13)
ロッキュー・アイオーは、クライドの通信機能を通して、地球上から、船長と技師の二人に作戦計画の概要を伝える。
「・・・先ず、ジャクソン船長の能力で、<物体カーズ>の強固な外壁を<亜空間スルー>してもらう。そして、内部に突入して欲しい。<物体カーズ>内部は、宙空であることはわかっているのだが、どのような状態かは分からない。もしかしたら、<物体カーズ>の自転により、内部は重力が発生しているかも知れない。どんな状態であろうと、<イエロー・サブマリン>ならば航行可能だろう。その時点で、デリンジャー号が失われていても構わん。タケモト技師は、その間に、爆弾の用意をして欲しい。爆弾の時間は5分にセッティングしてある。その間に、出来るだけ、<物体カーズ>のデータを拾い集めて欲しい。ただの宇宙ゴミであった<カーズ>が、何で、あんなにも巨大になり得たのか、恐ろしくもあるが、科学的には大きな収穫を得られると思う。撮った写真や大気などのデータは、即座にこちらに送信して欲しい。・・・そして、爆弾を機外に射出し、その爆発直前に、タケモト技師は、ジャクソン船長を連れて、<オクトパス・ガーデン>を発動、異世界に飛んで欲しいんだ。そして、しばらくゆっくりしてから、我々の世界に戻ってきて欲しい・・・」
「しかし・・・!」とタケモト技師。「僕の能力は、異世界の僕と入れ違いになるだけですよ」
そう、タケモトの能力は、異次元世界に行けはするが、同時に、異世界での等価なものと、行き違いになるだけのものなのだ。
その「等価」の基準は、タケモト自身も理解できない点もあり、神のみぞ知る、である。
「うむ」
「えっ! てことは、この作戦、僕が異世界に逃げると、代わりの誰か(他の平行世界の自分)を、この核爆弾の爆発の犠牲にさせるのですか?」
「・・・、・・・うむ」
◇
短くてスマン、ね、眠い・・・。
(To be continued 2012/11/06)