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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[ますます面白い『GOGOMONZ』!!(1)]

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☆さて、今日も今日とて、仕事の昼休みは携帯ラジオで、FM NACK5「GOGOMONZ」のオープニングを聴くのです。

 これまでは、会社の駐車場の車の中で聴いていたのだけど、駐車場までの往復の時間に面白い話をしていることが多いのであるからして、ギリギリまで聴ける現場での携帯ラジオがベストなのだ。

 序盤は、その日の投稿テーマを、パーソナリティーの三遊亭鬼丸師匠と横田かおり嬢が、自分の経験を交えて話してくれる。

 これが、いつも、非常に面白い。

 ・・・のだが、先日300回を迎えた番組、お二人の経験もその内 底をつくのではないかと心配なミドランです^^

 さて、本日のお題は、

     「なーんとなくの悟りシリーズ!
       『い〜んだ、い〜んだ、
        自分はこれでい〜んだ!と、噛み締めたこと』」

 だった。

   ◇横田かおり嬢の話。

 昔つきあっていた彼氏は、とにかく痩せている子が好きなようで、彼女のかおり嬢をスマートにさせるべく、微妙にだが、手を変え品を変え、食わせないように誘導し続けたという。

 例えば、一緒に食事の時に箸を休めると、「うんうん^^ かおりは女の子だから、それでおなか一杯なんだね^^」と、皿を引き寄せると、いつも、食べてしまうのだった。

 えーっ! 私、ただ間を置いただけで、また食べるつもりだったのにー! と、カオリンは思いつつも、

 同時に、交際している彼氏の希望でもあるから、自分の気持ちを抑え「い〜んだ、い〜んだ、自分はこれでい〜んだ・・・」と諦める日々・・・。

 そんな折、バレンタインデーがあり、カオリンは彼氏に、(料理偏差値5歳にもかかわらず)力を入れて、手作りチョコを送った。

「彼氏のことだから、ホワイトデーに食べ物を返してくることもないだろうから、ちょっと高価な可愛いアクセサリーでもお返しにくれないかしら^^」

 カオリンはほのかに期待した。

 さて、ホワイトデー当日。

 ここで、聴いていた私は、その彼氏が、自分が返す段になると金をケチってお菓子を買ってくると言うオチだと思っていた。

 しかし、カオリンの彼氏は、その上をいっていた!

「これなら、カロリーも少ないし、何よりも長時間楽しめるよ^^」

 なんと、彼氏が渡してきたものは、「超特大スルメイカ」であった!!!

 ・・・しかし、前にカオリンが話していたけど、別の彼氏は、いつもデートに「けん玉」を持ってきていて、ドヤ顔でして見せてくれてたそうだし、

 カオリン、ろくなヤツとつきあってねえ・・・^^;

   ◇三遊亭鬼丸師匠の話

 落語をするにあたって、常に、自分なりの工夫を十全に凝らして、それはもう映画監督にでもなったつもりで、全編に自分が考える面白さを詰め込んでいる鬼丸師匠であった。

 それは、二つ目や前座の時でさえも変わらない意気込みであり、その創意工夫を、分かってくれる人には分かってもらっていると思っていた。

 鬼丸師匠は二つ目の頃、大先輩で実力者の文左衛門師匠(名前違うかも^^;)の独演会にゲスト出演させてもらい、その後、その打ち上げの飲みの席にも同席した。

 周りは、文左衛門師匠の支援者やファンばかりであった。

 鬼丸師匠は、そんな自分の落語を初めて聞いた人に、自分の感想を聞いてみたくなった。

 辛口の意見もあるだろうけど、自分のためには良かろうとも思い、また、嬉しくなるような誉め言葉を頂けるかもしれない^^

 周囲の人に問うてみる、「私の落語はいかがでしたか?^^」。

 すると、「うん、君は明るくていいね^^」。

「えっ^^;」

「明るいところが素晴らしい!」

 自分が予想していた答えと著しく違う・・・、「明るい」って、表面上のことじゃん!

 しかし、数人に聞くも、みんな、一様に「明るさが良い!!」。

 鬼丸師匠は呆然としつつ、文左衛門師匠に不満を言ってみた。

「あにさん、みんな、私の落語の感想を『明るくていい』としか言ってくれませんよぉ〜」

 すると、文左衛門師匠。

「きん歌!(←二つ目の時の鬼丸師匠の名) お前から明るさを取ったら何も残らないじゃねーか」

 ガーン! 俺の世間の評価なんて、そんなもんか^^;

「い〜んだ、い〜んだ、自分はそれでい〜んだ!」と、鬼丸師匠は笑いを絶やさなかったと言う・・・。

   ◇

 ・・・同じような経験が少しあります。

 かつて、保守思想界を二分する<「新しい歴史教科書をつくる会」内紛>がありました。

 私は、ネットを舞台にかなりの活躍をしました。

 自分でも驚くような文章量を、鋭い内容で、毎日毎日撃ち出して、自陣営の援護射撃をしました。

 我ながらいい仕事をしたと思うし、最終的には、自陣営は勝利できました。

 で、パーティーの席では、保守派の重鎮や実力者に挨拶も出来、自分の名も覚えてもらえて非常に嬉しかったのですが、

 その時、尊敬せし、皇學館大学の新田均教授が、

 私を評し「いいムードメーカーだ^^」と言った・・・。

 私は、心に木枯らしが吹き、ちょっと寂しくなり、

「い〜んだ、い〜んだ、自分はそれでい〜んだ!」と、私は笑いを絶やさなかったと言います・・・。

                                            (2012/09/13)

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