☆何回か前に、「人は自分の常識(尺度)で相手を測る」と書いた。
今回の地震に際し、ある意味、監視の行き届かない被災地で、犯罪が起こらずにモラルが保たれている点において、海外メディアが驚嘆していることについて、だ。
もちろん、僅かな犯罪はある。
しかし、それは、外国人が想像している「無法地帯」とは全くレベルが異なる。
その違いが分からないで、「2ちゃんねる」などで日本人を糾弾し始める奴は、とにかく、色んなことを勉強し直して欲しい。
で、だ。
私が言いたいのは、同じ日本人でありながら、日本人をけなし続ける「反日勢力」と言うものがあり、そいつらが、日本人をけなし続けてきたのが、ずーっと批判対象を「自分の常識(尺度)で相手を測」ってきたからだ、と言うことを、「反日」思想の民主党の、この有事に際しての数々の無作法で理解できたことだ。
昨日書いた海江田万里の言葉でつくづくそう思わせられた。
「速やかにやらなければ処分する」
このような言葉を、民主党は糾弾し続けてきたらしい。
それを自らが言うのだ。
例えば、戦時中の軍部には、このような倣岸な言葉を使う者も少なくなかった。
しかし、歴史は、そのような言葉を使う「状況」があったことをも記録している。
闇雲に、海江田万里如きが吐くようなセリフではない。
つまり、こういうことだ。
今回の大震災では、民主党が、自分らの妄想上で糾弾すべきとしてきた存在そのものが、軽薄な形で、民主党の本質としてあったことを浮き彫りにした。
つまり、自分らの糾弾すべき「架空の歴史」を、自分らが身を持って再現してくれているわけだ。
「ハルマゲドン」が起こらないので、自分たちで起こそうとしたオウム真理教と同じことを民主党はしている。
自衛隊を「暴力装置」と言った仙石が、今、自身で「乱暴(官房のもじり)副長官」になることを宣言したのも同根である。
また、ちょいとテーマがずれるが、岡田が、被災者が避難している<さいたまスーパーアリーナ>に視察に行き、帰京後、国会内の幹事長室に戻った際、周囲に「アリーナには人もモノもあり〜な」と冗談を飛ばしたそうで、その冗談で誰ぞ喜ぶ人がいると考える「尺度」も、通常の社会認識からは遠くかけ離れている・・・。
冗談が言える状況ではないはずだ。
(昨日予告した「クーデター」と「震中八策」の話は後日に回す)
◇
「自分の尺度でしか他人を測れない人物」は多い。
私は、生活が経済的に苦しいので残業は歓迎することにしているが、基本的には、残業はしたくない。
仕事が定時で終わると、嬉しくてたまらない^^
だが、まあ、無難に仕事をこなすので、会社からはよく残業を頼まれる。
それもまた、給料日に嬉しいので頑張っている。
それをやっかむ奴がいる。
私は、金も欲しいが、定時であがれる奴も羨ましいものなのである。
私の境遇をやっかんで、会社中に愚痴をこぼすような奴は、決まってこう言う。
「平等じゃない!」
うぜぇー。
で、私は必ずこう言う。
「従業員の個人個人が会社に対し平等じゃないのに、会社が個人個人を平等にしなくちゃならない理由はないじゃないか」
まあ、愚痴をこぼす奴が有能な奴ならば、私とて、一理は感じるのだけどね。
残業は断わるくせに、他人の収入にだけは文句を言うヤカラもいる。
私の残業の多さに愚痴をこぼす奴のパターンとして、以下がある。
?有能であり、残業などの会社の依頼を断わらない。
?有能であるが、残業などの会社の依頼を拒否。
?無能であるが、残業などの会社の依頼を断わらない。
?無能であり、残業などの会社の依頼を拒否。
この中で、私が「申し訳ないなぁ」と思う対象は「?」だけである。
◇
で、なんで上記のようなパターンを書いたかというと、以下の記事を読んだからだ。
《【政論】「引きこもり」首相 震災後2週間ぶら下がり取材を拒否 指揮官の自覚は? (2011.3.24 21:09)》
この記事の中の以下の文章が気に入ったのだ。
<・・・ある政府関係者は、最高指揮官の類型として(1)有能有為(2)無能無為(3)有能無為(4)無能有為−の4パターンを挙げ、こう言い切った。
「首相がどれに当てはまるかもう分かるだろう。無能なのに、できもしないことをやろうとする無能有為型だよ…」・・・>
私も、私の残業の多さに愚痴をこぼすヤカラでは、「?無能であるが、残業などの会社の依頼を断わらない」ヤツが一番に厄介だと思う。
◇
ここの所、花粉の飛散が酷い。
先日も、相模原を歩いていて、とある町の一角の家屋が黄色い粉っぽい。
私は、新築なので、材料を加工する際の埃が溜まっているのかと思ったのだが、家自体は新しいものじゃなかった。
「ああ、中国の黄砂か・・・」と思った。
この黄砂とスギ花粉のブレンドが、花粉症の症状を倍化させている。
この黄砂・・・、「放射能ヒステリ家」には、何らかの「放射性物質」に見えたらしく(広義では、中国核実験の産物ゆえに放射性物質^^;)、気象庁に数多くの問い合わせがあったそうだ。
それはさておき、花粉症と言ったら、鼻水と目の痒さと相場が決まっていたが、今年の激しさは、私においては「眠れぬほどの咳」となっている。
私は、「私が花粉症の最先端^^」と思っていた。
違った。
職場のIさんは、「目・鼻!」と言ったので、普通だなと聞いていたら、「そして、耳!」と付け加えた。
耳の奥のほうが痒いのだそうだ。
それは辛かろう・・・。
T君は、肌だそうで、頬が真っ赤にかぶれるのだそうだ。
◇
岡山で、放射能が検出されたそうだ。
《岡山でも微量のヨウ素検出 東京の約9千分の1 (2011.3.25 12:13)》
ほれ、バカはパニクれ!
◇
二週間振りに映画を観た。
『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』だ。
私は、長編「ドラえもん」には三つの傑作があると思っているのだが、「宇宙開拓史」と「魔界大冒険」は既にリメイクされていて、私は「どうせ、CGで小奇麗に、でも平坦にされただけだろ?」と見なかった。
だが、この「鉄人兵団」には、藤子・F・不二雄作品中、特筆の悪女が出てくるので、我慢できなくて甥っ子と見に行った。
先ず、その画像の美しさに参った。
なんだろ、描線に濃淡があり、CGだろうに、手書きの味を出していた。
これって、「トゥーン・レンダリング」なのかな?
それで描かれた悪女リルルは可愛らしかったが、マンガでの乳首が再現されていなかったのは残念なれど、その身体のムチムチ具合は藤子F以上に藤子Fであった(実は帰宅してマンガを読み直した^^)。
何よりも、しずかちゃんの魅力がたまらない、可愛過ぎる!
今回の物語は、特に、しずかちゃんの活躍無しには全地球人は鉄人兵団の奴隷になっていたし、何よりも、しずかちゃんがメカトピアの3万年の歴史の唯一の「観察者」になった物語上の優越は、物語の破綻ギリギリで最高だ。
そして、無人の鏡面世界とは言え、鉄人兵団に蹂躙されまくる地球は、否応なく、今回の大震災の爪あととダブる。
のびた君は普通に男らしく、ドラえもん、ジャイアンやスネ夫と、最後の最後まで諦めず徹底抗戦する。
見終えて、私の周囲の大人は、私も含めて、みんな、大泣きしていた。
後ろの、二人の子連れのヤンママなんて、「エグッ! エグッ!」と泣きじゃくっていた。
横の家族連れの父親は、「俺、ボロボロ泣いちゃったよ!」と開き直っていた^^
それを、横から、それぞれの子供たちがキョトンとして見ている。
甥っ子も、見終えて後、「蘭ちゃん、泣いてたでしょ?」と聞いてきた。
「ああ」と私は答えて、(大震災は、東京の大人にも、始終、大プレッシャーをかけていたんだな)と思った。
挿入歌の多さも、叙情を彩って良かったなぁ。
常にアポロ時代のノスタルジックを感じさせてくれる<バンプ・オブ・チキン>のエンディング曲も良かった。
傑作!
(2011/03/25)
今回の地震に際し、ある意味、監視の行き届かない被災地で、犯罪が起こらずにモラルが保たれている点において、海外メディアが驚嘆していることについて、だ。
もちろん、僅かな犯罪はある。
しかし、それは、外国人が想像している「無法地帯」とは全くレベルが異なる。
その違いが分からないで、「2ちゃんねる」などで日本人を糾弾し始める奴は、とにかく、色んなことを勉強し直して欲しい。
で、だ。
私が言いたいのは、同じ日本人でありながら、日本人をけなし続ける「反日勢力」と言うものがあり、そいつらが、日本人をけなし続けてきたのが、ずーっと批判対象を「自分の常識(尺度)で相手を測」ってきたからだ、と言うことを、「反日」思想の民主党の、この有事に際しての数々の無作法で理解できたことだ。
昨日書いた海江田万里の言葉でつくづくそう思わせられた。
「速やかにやらなければ処分する」
このような言葉を、民主党は糾弾し続けてきたらしい。
それを自らが言うのだ。
例えば、戦時中の軍部には、このような倣岸な言葉を使う者も少なくなかった。
しかし、歴史は、そのような言葉を使う「状況」があったことをも記録している。
闇雲に、海江田万里如きが吐くようなセリフではない。
つまり、こういうことだ。
今回の大震災では、民主党が、自分らの妄想上で糾弾すべきとしてきた存在そのものが、軽薄な形で、民主党の本質としてあったことを浮き彫りにした。
つまり、自分らの糾弾すべき「架空の歴史」を、自分らが身を持って再現してくれているわけだ。
「ハルマゲドン」が起こらないので、自分たちで起こそうとしたオウム真理教と同じことを民主党はしている。
自衛隊を「暴力装置」と言った仙石が、今、自身で「乱暴(官房のもじり)副長官」になることを宣言したのも同根である。
また、ちょいとテーマがずれるが、岡田が、被災者が避難している<さいたまスーパーアリーナ>に視察に行き、帰京後、国会内の幹事長室に戻った際、周囲に「アリーナには人もモノもあり〜な」と冗談を飛ばしたそうで、その冗談で誰ぞ喜ぶ人がいると考える「尺度」も、通常の社会認識からは遠くかけ離れている・・・。
冗談が言える状況ではないはずだ。
(昨日予告した「クーデター」と「震中八策」の話は後日に回す)
◇
「自分の尺度でしか他人を測れない人物」は多い。
私は、生活が経済的に苦しいので残業は歓迎することにしているが、基本的には、残業はしたくない。
仕事が定時で終わると、嬉しくてたまらない^^
だが、まあ、無難に仕事をこなすので、会社からはよく残業を頼まれる。
それもまた、給料日に嬉しいので頑張っている。
それをやっかむ奴がいる。
私は、金も欲しいが、定時であがれる奴も羨ましいものなのである。
私の境遇をやっかんで、会社中に愚痴をこぼすような奴は、決まってこう言う。
「平等じゃない!」
うぜぇー。
で、私は必ずこう言う。
「従業員の個人個人が会社に対し平等じゃないのに、会社が個人個人を平等にしなくちゃならない理由はないじゃないか」
まあ、愚痴をこぼす奴が有能な奴ならば、私とて、一理は感じるのだけどね。
残業は断わるくせに、他人の収入にだけは文句を言うヤカラもいる。
私の残業の多さに愚痴をこぼす奴のパターンとして、以下がある。
?有能であり、残業などの会社の依頼を断わらない。
?有能であるが、残業などの会社の依頼を拒否。
?無能であるが、残業などの会社の依頼を断わらない。
?無能であり、残業などの会社の依頼を拒否。
この中で、私が「申し訳ないなぁ」と思う対象は「?」だけである。
◇
で、なんで上記のようなパターンを書いたかというと、以下の記事を読んだからだ。
《【政論】「引きこもり」首相 震災後2週間ぶら下がり取材を拒否 指揮官の自覚は? (2011.3.24 21:09)》
この記事の中の以下の文章が気に入ったのだ。
<・・・ある政府関係者は、最高指揮官の類型として(1)有能有為(2)無能無為(3)有能無為(4)無能有為−の4パターンを挙げ、こう言い切った。
「首相がどれに当てはまるかもう分かるだろう。無能なのに、できもしないことをやろうとする無能有為型だよ…」・・・>
私も、私の残業の多さに愚痴をこぼすヤカラでは、「?無能であるが、残業などの会社の依頼を断わらない」ヤツが一番に厄介だと思う。
◇
ここの所、花粉の飛散が酷い。
先日も、相模原を歩いていて、とある町の一角の家屋が黄色い粉っぽい。
私は、新築なので、材料を加工する際の埃が溜まっているのかと思ったのだが、家自体は新しいものじゃなかった。
「ああ、中国の黄砂か・・・」と思った。
この黄砂とスギ花粉のブレンドが、花粉症の症状を倍化させている。
この黄砂・・・、「放射能ヒステリ家」には、何らかの「放射性物質」に見えたらしく(広義では、中国核実験の産物ゆえに放射性物質^^;)、気象庁に数多くの問い合わせがあったそうだ。
それはさておき、花粉症と言ったら、鼻水と目の痒さと相場が決まっていたが、今年の激しさは、私においては「眠れぬほどの咳」となっている。
私は、「私が花粉症の最先端^^」と思っていた。
違った。
職場のIさんは、「目・鼻!」と言ったので、普通だなと聞いていたら、「そして、耳!」と付け加えた。
耳の奥のほうが痒いのだそうだ。
それは辛かろう・・・。
T君は、肌だそうで、頬が真っ赤にかぶれるのだそうだ。
◇
岡山で、放射能が検出されたそうだ。
《岡山でも微量のヨウ素検出 東京の約9千分の1 (2011.3.25 12:13)》
ほれ、バカはパニクれ!
◇
二週間振りに映画を観た。
『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』だ。
私は、長編「ドラえもん」には三つの傑作があると思っているのだが、「宇宙開拓史」と「魔界大冒険」は既にリメイクされていて、私は「どうせ、CGで小奇麗に、でも平坦にされただけだろ?」と見なかった。
だが、この「鉄人兵団」には、藤子・F・不二雄作品中、特筆の悪女が出てくるので、我慢できなくて甥っ子と見に行った。
先ず、その画像の美しさに参った。
なんだろ、描線に濃淡があり、CGだろうに、手書きの味を出していた。
これって、「トゥーン・レンダリング」なのかな?
それで描かれた悪女リルルは可愛らしかったが、マンガでの乳首が再現されていなかったのは残念なれど、その身体のムチムチ具合は藤子F以上に藤子Fであった(実は帰宅してマンガを読み直した^^)。
何よりも、しずかちゃんの魅力がたまらない、可愛過ぎる!
今回の物語は、特に、しずかちゃんの活躍無しには全地球人は鉄人兵団の奴隷になっていたし、何よりも、しずかちゃんがメカトピアの3万年の歴史の唯一の「観察者」になった物語上の優越は、物語の破綻ギリギリで最高だ。
そして、無人の鏡面世界とは言え、鉄人兵団に蹂躙されまくる地球は、否応なく、今回の大震災の爪あととダブる。
のびた君は普通に男らしく、ドラえもん、ジャイアンやスネ夫と、最後の最後まで諦めず徹底抗戦する。
見終えて、私の周囲の大人は、私も含めて、みんな、大泣きしていた。
後ろの、二人の子連れのヤンママなんて、「エグッ! エグッ!」と泣きじゃくっていた。
横の家族連れの父親は、「俺、ボロボロ泣いちゃったよ!」と開き直っていた^^
それを、横から、それぞれの子供たちがキョトンとして見ている。
甥っ子も、見終えて後、「蘭ちゃん、泣いてたでしょ?」と聞いてきた。
「ああ」と私は答えて、(大震災は、東京の大人にも、始終、大プレッシャーをかけていたんだな)と思った。
挿入歌の多さも、叙情を彩って良かったなぁ。
常にアポロ時代のノスタルジックを感じさせてくれる<バンプ・オブ・チキン>のエンディング曲も良かった。
傑作!
(2011/03/25)