☆本日を最後に、食中毒防止のため、「レバ刺し」など、牛の生レバーを飲食店などで提供することが禁止される。
私など、去年のユッケ食中毒事件以来、よく行く焼肉屋からは、生食用の肉のメニューが消えてしまったので、一年以上食べていない。
厚生労働省の、「重い食中毒を防ぐ有効な対策がない」との判断による。
そんなことない、素晴らしい対策があるよ!
《【主張】レバ刺し禁止 放射線の利用なぜ考えぬ (産経 2012/06/25) 》
<梅雨入りで食中毒が心配な季節に入ったが、実は、生ものであっても加熱処理することなく食品の内部まで均一に細菌や寄生虫を殺せる方法がある。「放射線照射」といって適量の放射線を当てて消毒するやり方だ。
7月から厚生労働省が飲食店での提供を禁止する牛の生レバー(肝臓)も、放射線の性質を上手に利用すれば、高齢者や幼児も安心して食べられるようになるという。
放射線による消毒の安全性については、世界保健機関(WHO)や国際原子力機関(IAEA)が「問題ない」と評価している。厚労省は、放射線のリスクばかりでなく、こうした放射線利用の有用性についても、国民の理解を求めていく必要があるだろう。
一部消費者のレバ刺し人気は強く、「食べる食べないを国が禁止するのはおかしい」と、食文化の観点から問題視する声もある。内部から強毒性の腸管出血性大腸菌O157が見つかったことが今回の禁止につながったが、この方法なら、ユッケなど生肉料理にも効果がある。
放射線は、加熱処理できない材質でできた手術用の手袋や縫合糸などの消毒にも使われている。
厚労省は「安全に食べる有効な対策がない」として食品衛生法で生レバー提供を禁止した。ここまで言い切ったのは、食品照射が日本社会に受け入れられていないと判断したからだろう。原発事故による心理的影響も大きい。
食品業界は、塩素系の消毒剤を使う方法を検討しているが、手間と費用がかさみかねない。
放射線の食品照射は、欧米など世界30の国・地域では、香辛料、肉類、エビなど40品目ですでに実施されている。温度上昇がないので食品の味や風味が損なわれないからだ。15年前には米国の食品医薬品局(FDA)が、O157対策としてコバルト60のガンマ線を牛や豚の食肉に照射して殺菌することを認可している。
日本でも6年前に原子力委員会の専門部会が食品への有効性に着目した報告書をまとめている。しかし、現実は食品衛生法で食品への放射線照射自体が禁止されている。昭和47年にジャガイモへの照射が認められ、ごく一部で発芽抑制に利用されているだけだ。
世界が有効性と安全性を認めているのに、日本がその使用を法律で禁止しているのはおかしい。>
>>>現実は食品衛生法で食品への放射線照射自体が禁止されている
こんなところにも、ヒロシマ以来の、日本人による「放射能コワイコワイ」病の姿が見てとれる。
・・・人間に最も重要なものの一つに語られることの多い「酸素」も、その濃度によっては、人を簡単に殺害せしめます。
放射能も、酸素みたいなものなんです。
低い数値ならば、身体に非常に役立つのである。
でも、「酸素は身体にいい」「放射能は身体に悪」との固定観念の虜囚にとっては、両者は異なる存在に見えてしまうのですね・・・。
(2012/06/30)
私など、去年のユッケ食中毒事件以来、よく行く焼肉屋からは、生食用の肉のメニューが消えてしまったので、一年以上食べていない。
厚生労働省の、「重い食中毒を防ぐ有効な対策がない」との判断による。
そんなことない、素晴らしい対策があるよ!
《【主張】レバ刺し禁止 放射線の利用なぜ考えぬ (産経 2012/06/25) 》
<梅雨入りで食中毒が心配な季節に入ったが、実は、生ものであっても加熱処理することなく食品の内部まで均一に細菌や寄生虫を殺せる方法がある。「放射線照射」といって適量の放射線を当てて消毒するやり方だ。
7月から厚生労働省が飲食店での提供を禁止する牛の生レバー(肝臓)も、放射線の性質を上手に利用すれば、高齢者や幼児も安心して食べられるようになるという。
放射線による消毒の安全性については、世界保健機関(WHO)や国際原子力機関(IAEA)が「問題ない」と評価している。厚労省は、放射線のリスクばかりでなく、こうした放射線利用の有用性についても、国民の理解を求めていく必要があるだろう。
一部消費者のレバ刺し人気は強く、「食べる食べないを国が禁止するのはおかしい」と、食文化の観点から問題視する声もある。内部から強毒性の腸管出血性大腸菌O157が見つかったことが今回の禁止につながったが、この方法なら、ユッケなど生肉料理にも効果がある。
放射線は、加熱処理できない材質でできた手術用の手袋や縫合糸などの消毒にも使われている。
厚労省は「安全に食べる有効な対策がない」として食品衛生法で生レバー提供を禁止した。ここまで言い切ったのは、食品照射が日本社会に受け入れられていないと判断したからだろう。原発事故による心理的影響も大きい。
食品業界は、塩素系の消毒剤を使う方法を検討しているが、手間と費用がかさみかねない。
放射線の食品照射は、欧米など世界30の国・地域では、香辛料、肉類、エビなど40品目ですでに実施されている。温度上昇がないので食品の味や風味が損なわれないからだ。15年前には米国の食品医薬品局(FDA)が、O157対策としてコバルト60のガンマ線を牛や豚の食肉に照射して殺菌することを認可している。
日本でも6年前に原子力委員会の専門部会が食品への有効性に着目した報告書をまとめている。しかし、現実は食品衛生法で食品への放射線照射自体が禁止されている。昭和47年にジャガイモへの照射が認められ、ごく一部で発芽抑制に利用されているだけだ。
世界が有効性と安全性を認めているのに、日本がその使用を法律で禁止しているのはおかしい。>
>>>現実は食品衛生法で食品への放射線照射自体が禁止されている
こんなところにも、ヒロシマ以来の、日本人による「放射能コワイコワイ」病の姿が見てとれる。
・・・人間に最も重要なものの一つに語られることの多い「酸素」も、その濃度によっては、人を簡単に殺害せしめます。
放射能も、酸素みたいなものなんです。
低い数値ならば、身体に非常に役立つのである。
でも、「酸素は身体にいい」「放射能は身体に悪」との固定観念の虜囚にとっては、両者は異なる存在に見えてしまうのですね・・・。
(2012/06/30)