☆物語上の目まぐるしき展開に乏しいが、ガッツをはじめとする派手な剣戟の数々と、野望の男・グリフィスの瞳の演出と、真っ赤になって恥じらうシャルロットお姫様の柔らかな乳房と、・・・そして、同じくお姫様の処女喪失の描写は見る価値あり!!
・・・仕事から帰ってきてから書きます^^
◇
帰宅したので書きます^^
◇
絵は、とにかく丹精に、緻密に描かれ、動きまくる。
物語の前半は、敵国チューダーのドルドレイ要塞を攻略する、主人公・ガッツや、リーダーであるグリフィスらを含む傭兵軍団<鷹の団>の活躍が、ミッドランド軍の大群の中で描かれる。
俯瞰から個々、ミクロからマクロ、右から左、縦横無尽に、雲のように空に放たれる矢の数々、投石器の弾(牛の死骸だったりする)は燃えて飛び交い、雑兵らの首もポンポン飛び、その首の切り口からは、血が脈打って吹き飛ぶ。
とてつもないスケール感だ^^
アニメらしく、CGらしく、描線は簡略化されているのだろうが、動きの中で、その表情は丁寧に感情を描写され、鎧の複雑な線もジャランジャランと精緻にたわむイメージ。
今回のシリーズでは、いまだはっきりとは明らかにされていないが、原作でも、TVアニメシリーズでも、ガッツは、魔物を相手に、苦闘の果てにも無敵の強さを誇る。
しかし、今作においては、相手は人間の兵士たち、それでも、けして楽な戦いではないのだ。
ガッツは、やはり、鬼神の如き殺陣の様で、多くの兵士を蹴散らすが苦戦している。
後のガッツは、更に多くの「モノ」を背負い強くなるが、「ドラゴンボール」ではないので、それが数値的差異で表わされることはない。
同じ人物、同じ肉体である(まあ、近年は変身するが^^;)。
前作(クリック!)では、巨大な魔物ゾッドに善戦する強さなのに、今作では百人近い兵隊相手に瀕死だ。
その、パワーバランスの表現が、さもありなんで、非常に理解できる絶妙さだ。
それは、言葉で表わされるのではなく、アクションで表わされる。
◇
ドルドレイ要塞攻略の<鷹の団・グリフィス>の戦いには、あまり知略が感じられず、いわゆる「背水の陣」でしかなかったのが、攻略戦をいまいちの印象にさせているかな。
◇
それまで「男(武)装の麗人」的な存在であった、鷹の団の仲間の一人、キャスカだが、今作では、その女らしさが何度も垣間見られる。
戦いの途中で生理になり、敵に不覚を取る。
認めがたい「新参者」のガッツに助けられる。
敵に捕まり、所詮は女の非力さ、地面に押し倒され、服を引きちぎられ、おっぱいを「マロンッ!」とあらわにされる。
褐色の、カフェオレのように甘くて、エスプレッソのようにちょい苦(にが)であろう手ごろな大きさの胸・・・。
祝勝パレードでの、赤らめられる頬。
祝勝舞踏会での、「馬子にも衣装」のドレス姿・・・。
・・・まあ、原作では、今後に大きな役割を与えられているので、今作では、その描写にかなりの尺が費やされているのだな^^
◇
見終えて、どうしても物足りなさが残った。
シリーズ物だとしても、原作の畳み掛ける芳醇さを知っているからなのだが、一時間半では、どうしても、あっさりし過ぎで、見せ場が少なく感じてしまうのだ。
こうして紐解くと、色んなエピソードがあったことが分かるのだが、見終えた直後は、単純に、ドルドレイ攻略と、祝勝舞踏会と、グリフィスとシャルロット姫の一儀しかなかったような気がしてしまった。
派手な戦争シーンが前半になってしまったのが痛いかな。
いや、グリフィスとシャルロット姫の初体験シーンがエロかったので、そんな文字通りの「クライマックス」もありだ。
美しい顔立ちのグリフィスだが、自分の夢を追うべく去ってしまったガッツに激しく絶望する。
いつも沈着冷静な立ち居振る舞いのグリフィスだが、ガッツにだけは、恋にも似た倒錯の感情を抱き、
ガッツとの交流の各所で、あまりにも文学的な懊悩を湛えた表情を垣間見せる。
美しい顔して、ガッツにだけは、醜い視線を隠せないのだ。
そして、ガッツに去られ、グリフィスは自暴自棄となり、不遜にも王女シャルロットの部屋に忍び込み、シャルロットと交わるのだった。
このシャルロット、子供のようでいて、既に、その可愛くもトランジスタな身体で完成している(自慢じゃないが、私、この子の様な娘を知っている)。
かなり、リアルな性描写であった。
寝具の上から、グリフィスに乳首をつままれるとことか、シャルロットの両手が、所在投げに宙に浮くシーンとか、
また、いざ、一つになろうとするとき、グリフィスが、自分のものを握り、王女の箇所にあてがう描写とか、実に見事だ。
「ああ〜ん」と、頬を赤らめて王女が歓喜に震える様はエロい!
・・・昔のエロマンガは、ろくに性体験のない者が妄想で描いていたものだが、最近のエロマンガは、ちゃんと経験を経ている者が描いているのがよく分かり、
エロマンガじゃないが、この、グリフィスとシャルロット王女のラブシーンにもリアルが宿っていた。
故に、ちょいと勃起した・・・。
(2012/06/27)
・・・仕事から帰ってきてから書きます^^
◇
帰宅したので書きます^^
◇
絵は、とにかく丹精に、緻密に描かれ、動きまくる。
物語の前半は、敵国チューダーのドルドレイ要塞を攻略する、主人公・ガッツや、リーダーであるグリフィスらを含む傭兵軍団<鷹の団>の活躍が、ミッドランド軍の大群の中で描かれる。
俯瞰から個々、ミクロからマクロ、右から左、縦横無尽に、雲のように空に放たれる矢の数々、投石器の弾(牛の死骸だったりする)は燃えて飛び交い、雑兵らの首もポンポン飛び、その首の切り口からは、血が脈打って吹き飛ぶ。
とてつもないスケール感だ^^
アニメらしく、CGらしく、描線は簡略化されているのだろうが、動きの中で、その表情は丁寧に感情を描写され、鎧の複雑な線もジャランジャランと精緻にたわむイメージ。
今回のシリーズでは、いまだはっきりとは明らかにされていないが、原作でも、TVアニメシリーズでも、ガッツは、魔物を相手に、苦闘の果てにも無敵の強さを誇る。
しかし、今作においては、相手は人間の兵士たち、それでも、けして楽な戦いではないのだ。
ガッツは、やはり、鬼神の如き殺陣の様で、多くの兵士を蹴散らすが苦戦している。
後のガッツは、更に多くの「モノ」を背負い強くなるが、「ドラゴンボール」ではないので、それが数値的差異で表わされることはない。
同じ人物、同じ肉体である(まあ、近年は変身するが^^;)。
前作(クリック!)では、巨大な魔物ゾッドに善戦する強さなのに、今作では百人近い兵隊相手に瀕死だ。
その、パワーバランスの表現が、さもありなんで、非常に理解できる絶妙さだ。
それは、言葉で表わされるのではなく、アクションで表わされる。
◇
ドルドレイ要塞攻略の<鷹の団・グリフィス>の戦いには、あまり知略が感じられず、いわゆる「背水の陣」でしかなかったのが、攻略戦をいまいちの印象にさせているかな。
◇
それまで「男(武)装の麗人」的な存在であった、鷹の団の仲間の一人、キャスカだが、今作では、その女らしさが何度も垣間見られる。
戦いの途中で生理になり、敵に不覚を取る。
認めがたい「新参者」のガッツに助けられる。
敵に捕まり、所詮は女の非力さ、地面に押し倒され、服を引きちぎられ、おっぱいを「マロンッ!」とあらわにされる。
褐色の、カフェオレのように甘くて、エスプレッソのようにちょい苦(にが)であろう手ごろな大きさの胸・・・。
祝勝パレードでの、赤らめられる頬。
祝勝舞踏会での、「馬子にも衣装」のドレス姿・・・。
・・・まあ、原作では、今後に大きな役割を与えられているので、今作では、その描写にかなりの尺が費やされているのだな^^
◇
見終えて、どうしても物足りなさが残った。
シリーズ物だとしても、原作の畳み掛ける芳醇さを知っているからなのだが、一時間半では、どうしても、あっさりし過ぎで、見せ場が少なく感じてしまうのだ。
こうして紐解くと、色んなエピソードがあったことが分かるのだが、見終えた直後は、単純に、ドルドレイ攻略と、祝勝舞踏会と、グリフィスとシャルロット姫の一儀しかなかったような気がしてしまった。
派手な戦争シーンが前半になってしまったのが痛いかな。
いや、グリフィスとシャルロット姫の初体験シーンがエロかったので、そんな文字通りの「クライマックス」もありだ。
美しい顔立ちのグリフィスだが、自分の夢を追うべく去ってしまったガッツに激しく絶望する。
いつも沈着冷静な立ち居振る舞いのグリフィスだが、ガッツにだけは、恋にも似た倒錯の感情を抱き、
ガッツとの交流の各所で、あまりにも文学的な懊悩を湛えた表情を垣間見せる。
美しい顔して、ガッツにだけは、醜い視線を隠せないのだ。
そして、ガッツに去られ、グリフィスは自暴自棄となり、不遜にも王女シャルロットの部屋に忍び込み、シャルロットと交わるのだった。
このシャルロット、子供のようでいて、既に、その可愛くもトランジスタな身体で完成している(自慢じゃないが、私、この子の様な娘を知っている)。
かなり、リアルな性描写であった。
寝具の上から、グリフィスに乳首をつままれるとことか、シャルロットの両手が、所在投げに宙に浮くシーンとか、
また、いざ、一つになろうとするとき、グリフィスが、自分のものを握り、王女の箇所にあてがう描写とか、実に見事だ。
「ああ〜ん」と、頬を赤らめて王女が歓喜に震える様はエロい!
・・・昔のエロマンガは、ろくに性体験のない者が妄想で描いていたものだが、最近のエロマンガは、ちゃんと経験を経ている者が描いているのがよく分かり、
エロマンガじゃないが、この、グリフィスとシャルロット王女のラブシーンにもリアルが宿っていた。
故に、ちょいと勃起した・・・。
(2012/06/27)