☆本日公開の『ジョン・カーター』とどちらを見るか迷ったんだけど、スタローン作品並みにシンプルかつ痛快そうだったので、こちらを見た。
メチャ面白かった!
後半の展開たるや、燃えまくった^^v
・・・予告編の印象では、「太平洋・ハワイ近海を舞台にした、アメリカを中心とした日本も含む大軍事演習の最中に、謎の巨大UFOとかち合い、交戦に至る」てな展開だと思っていて、
いや、その通りなんだけど・・・、私としては、軍事演習の最中から始まり、限りなく現実の時間軸と近い短時間の戦いかと勝手に思っていたのだ。
あまりにも、異星人の軍事・科学力が桁外れのように見え、短期間の電撃的な作戦でないと勝てないだろうと…。
しかし、物語は至って堅実に、いい加減だった主人公の生い立ちなどが語られ、海軍に入隊する流れも描かれ、予告編では出てこなかったヒロインとの出会いなどもある。
このヒロインが、主人公らが戦う艦隊戦とは別に、異星人がハワイ本島で進める、本星への通信回路を敷く計画を阻止しようと戦うのだからたまらない。
それはさておき、とにかく、この物語は、圧倒的な軍事・科学力に差がある、別次元の領域にあるような異星人部隊とどう戦うかという問題があり、
そこを作り手は、脚本上 納得できるようにと色々と工夫している。
先ずは、敵はあくまでも「斥候」であると言うこと。
その役割をまっとうするため、異星人は、場所限定の「マクー空間」をハワイ全域に張り巡らし、周囲と隔絶した空間を形成したこと。
故に、それでも強敵なのだが、比較的、小規模の敵であると言うこと。
敵の五感には弱点があると言うこと。
いちお、海軍の軍事力で敵を物理攻撃・破壊できると言うこと、…などなど。
そこには、当然、いわゆる「ツッコミどころ(矛盾)」が吹き荒れるのだが、
この作品には、それらを吹っ飛ばすような「燃え」要素がたっぷりあった。
序盤で、段階を踏んで、人物や背景・状況を示してくれているので、
後半のエイリアンのとの戦いが始まってからは、もう、楽しくてしょうがない^^
先ずは、主人公らがボートで敵本艦に近づくと言う「等身大」のファーストコンタクトをしてくれ、
おって、敵ミサイルによる僚艦の大爆発。
主人公アレックスが自分の艦に戻ると、艦長や上官が死亡しており、自分がリーダーにならざるを得なくなる。
敵の、ヨーヨーのような破壊兵器「バグ(by「ガンダムF91」より)」によるハワイの都市の徹底的な破壊。
ライバルであった海上自衛隊の艦長(浅野忠信、いい役!!)との協力(なんか、次第に「男たちの挽歌」みたいな、二人の痛快な不死身振りが見れる)。
収容した敵の姿(わりと地球人に近い)を見る!
艦内に進入したバトルスーツ姿の敵との肉弾戦と、それでは勝てないと分かった後の突き抜けるようなコテンパンの一撃!
レーダーのない中での、浮標(ブイ)の情報から推測する敵の現在地への、「軍艦沈没ゲーム」を髣髴とさせる攻撃。
と、同時に、この攻撃は、相手の姿が推測でしか分からないので、潜水艦戦みたいな面白さもある。
5機あった敵の巨大UFOだが、一つは香港に墜落し、そこを蹂躙する。
2機めと3機めは「軍艦沈没ゲーム」で主人公艦が仕留める。
だが、4機目との交戦で、主人公らは相打ちし、艦を失う。
その時の、艦の沈没の様たるや「タイタニック」なみである^^
そして、戦う艦を失い、「マクー空間」の中には他に自分達が武器と出来る軍事力は存在しなかった。
と、思いきや、港内に係留してある記念艦<ミズーリ>を担ぎ出すのだった。
建造されてから70年・・・、もはや、その運用の仕方を誰も知らない・・・、と思いきや、そこには、退役軍人たちが、世界の危機に集ってきていたのだ(「さらば宇宙戦艦ヤマト」冒頭か?^^)。
主人公らは、頭を下げ、協力を乞うのだった。
嘘だ嘘だ、こんなのありかよ^^; と思いつつ、波を割って大海原に突き進むミズーリに大興奮!
そして、超巨大戦艦との、チキンレースのようにお互いに突進していく一騎打ち!!!
燃えるし、「東郷ターン」+大砲撃戦&急速投錨+「慣性の法則」で水面を横滑りするミズーリの姿に、私は全身鳥肌を立てた。
う〜、面白かったぁ!!!
さすがは、ユニバーサル映画100周年記念作! おめでと〜^^v
(2012/04/13)
メチャ面白かった!
後半の展開たるや、燃えまくった^^v
・・・予告編の印象では、「太平洋・ハワイ近海を舞台にした、アメリカを中心とした日本も含む大軍事演習の最中に、謎の巨大UFOとかち合い、交戦に至る」てな展開だと思っていて、
いや、その通りなんだけど・・・、私としては、軍事演習の最中から始まり、限りなく現実の時間軸と近い短時間の戦いかと勝手に思っていたのだ。
あまりにも、異星人の軍事・科学力が桁外れのように見え、短期間の電撃的な作戦でないと勝てないだろうと…。
しかし、物語は至って堅実に、いい加減だった主人公の生い立ちなどが語られ、海軍に入隊する流れも描かれ、予告編では出てこなかったヒロインとの出会いなどもある。
このヒロインが、主人公らが戦う艦隊戦とは別に、異星人がハワイ本島で進める、本星への通信回路を敷く計画を阻止しようと戦うのだからたまらない。
それはさておき、とにかく、この物語は、圧倒的な軍事・科学力に差がある、別次元の領域にあるような異星人部隊とどう戦うかという問題があり、
そこを作り手は、脚本上 納得できるようにと色々と工夫している。
先ずは、敵はあくまでも「斥候」であると言うこと。
その役割をまっとうするため、異星人は、場所限定の「マクー空間」をハワイ全域に張り巡らし、周囲と隔絶した空間を形成したこと。
故に、それでも強敵なのだが、比較的、小規模の敵であると言うこと。
敵の五感には弱点があると言うこと。
いちお、海軍の軍事力で敵を物理攻撃・破壊できると言うこと、…などなど。
そこには、当然、いわゆる「ツッコミどころ(矛盾)」が吹き荒れるのだが、
この作品には、それらを吹っ飛ばすような「燃え」要素がたっぷりあった。
序盤で、段階を踏んで、人物や背景・状況を示してくれているので、
後半のエイリアンのとの戦いが始まってからは、もう、楽しくてしょうがない^^
先ずは、主人公らがボートで敵本艦に近づくと言う「等身大」のファーストコンタクトをしてくれ、
おって、敵ミサイルによる僚艦の大爆発。
主人公アレックスが自分の艦に戻ると、艦長や上官が死亡しており、自分がリーダーにならざるを得なくなる。
敵の、ヨーヨーのような破壊兵器「バグ(by「ガンダムF91」より)」によるハワイの都市の徹底的な破壊。
ライバルであった海上自衛隊の艦長(浅野忠信、いい役!!)との協力(なんか、次第に「男たちの挽歌」みたいな、二人の痛快な不死身振りが見れる)。
収容した敵の姿(わりと地球人に近い)を見る!
艦内に進入したバトルスーツ姿の敵との肉弾戦と、それでは勝てないと分かった後の突き抜けるようなコテンパンの一撃!
レーダーのない中での、浮標(ブイ)の情報から推測する敵の現在地への、「軍艦沈没ゲーム」を髣髴とさせる攻撃。
と、同時に、この攻撃は、相手の姿が推測でしか分からないので、潜水艦戦みたいな面白さもある。
5機あった敵の巨大UFOだが、一つは香港に墜落し、そこを蹂躙する。
2機めと3機めは「軍艦沈没ゲーム」で主人公艦が仕留める。
だが、4機目との交戦で、主人公らは相打ちし、艦を失う。
その時の、艦の沈没の様たるや「タイタニック」なみである^^
そして、戦う艦を失い、「マクー空間」の中には他に自分達が武器と出来る軍事力は存在しなかった。
と、思いきや、港内に係留してある記念艦<ミズーリ>を担ぎ出すのだった。
建造されてから70年・・・、もはや、その運用の仕方を誰も知らない・・・、と思いきや、そこには、退役軍人たちが、世界の危機に集ってきていたのだ(「さらば宇宙戦艦ヤマト」冒頭か?^^)。
主人公らは、頭を下げ、協力を乞うのだった。
嘘だ嘘だ、こんなのありかよ^^; と思いつつ、波を割って大海原に突き進むミズーリに大興奮!
そして、超巨大戦艦との、チキンレースのようにお互いに突進していく一騎打ち!!!
燃えるし、「東郷ターン」+大砲撃戦&急速投錨+「慣性の法則」で水面を横滑りするミズーリの姿に、私は全身鳥肌を立てた。
う〜、面白かったぁ!!!
さすがは、ユニバーサル映画100周年記念作! おめでと〜^^v
(2012/04/13)