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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『僕等がいた 前篇』を観た(超短信)]

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☆午後10時からのスーパーレイトショーで観たのだが、眠気など吹っ飛ぶ面白さだった。

 人気少女漫画…、その硬派な恋愛物の映画化作品で、時に、「中二?」「オヤッ!」と思わせる展開もあったのだが、

 それを、台詞でカバーする脚本と、主演の吉高由里子と生田斗真の演技の迫真さで、見事な作品に仕上がっていた。

 釧路の海は穏やかで美しく、主演の二人の青春の骨休めにもなっていたね。

 やや突飛な展開も、役者たちに、その世界のリアリティを損なわない言葉を必ず発させることでバランスが取られていた。

 私としては、そろそろ吉高由里子推しも終わりかなと思っていた。

 だが、その視線のやり場や動きのおぼつかなさに代表される「挙動不審さ」が、今回の、青春に悩む主人公にマッチしていた。

 うん、おじさん、「青春の不安さ」を存分に感じさせて貰ったよ^^

 目を小さく見せるメイクも、宮崎あおいの幼さにも似て可愛かった。

 準主役の「ジェイコブ役(振られいいヤツ^^;)」の高岡蒼佑も、別れた妻を思い出したことだろう・・・。

 生田斗真は、「イケメン」のようでいて、なんか顔にシワも多いし、私には「ちょいワルオヤジ」に見えてしまった。^^;

 さて、今回は前編なので、眠いこともあり、多くを語らないようにしよう。

 しかし、後編が早く見たくてしょうがないなぁ^^v

 PS.生田斗真演じる主人公の母親役で、
    NHK朝ドラ『カーネーション』の美人お母さん・美人お婆さん役で人気の出た麻生祐未が出演していた。
    この脇役の役柄、「憎めなくも無責任な未婚の母」と言う属性の存在が、この作品に深みを与えてくれていた^^v

                                                     (2012/03/26)

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