☆・・・この間、楳図かずお展に行って以来、楳図作品を読み進めているのだが、かなり強烈なシーンが多数あり、…ひとつ紹介したい!
人類が滅びた後の地球にタイムスリップしてしまった大和小学校、いろんなアクシデントが児童を襲う。
遂に、主人公・翔が盲腸で倒れる。
お父さんの仕事を継ごうとしている、医師の息子・柳瀬クンが、その執刀をする。
麻酔なし! でも、やらねばならぬ。
「わたし、看護婦になりたかったの」
ひとりの女の子が助手になる。
「ウイスキーで消毒だ!」
手や道具をアルコール消毒。
カッターで腹部をカット!
あまりにもの痛みに、のたうち回る主人公・翔。
「みんなで取り押さえるんだ!」
主人公に群がり、四肢を押さえ付ける児童達!
プシュッ! と、血が柳瀬クンの顔に飛び散る。
それをハンカチで拭う助手!
「もっと患部を広げるんだ、ウイスキー消毒を忘れるな!」
何本もの、もみじのような手が、切り開かれた腹部の断面を更に広げる。
もーう、気も違わんばかりに苦しむ主人公・翔。
柳瀬クンにより、なんとか、内臓が取り出された、さて、虫垂をカットするのだ。
しかし、柳瀬クン、あまりにもの精神的負荷で気を失いかける。
対して、気を失っちゃった方が楽なのに、そうはならなくて苦しみ続ける主人公・翔。
嗚呼、柳瀬クンが気を失ったら、手術が中断し、翔が死んでしまうぅ!
それを横で見ていた看護婦役の女の子、柳瀬クンを叩いてでも起こさなくちゃならない!
でも、両手は、患部の肉を広げるので塞がっている!
どうする、どうする!?
かくして、看護婦役の女の子がしたアクションとはッ!?
▼ちなみに、俺が好きな「漂流教室」のキャラクターは、足の不自由な美少女・西あゆみさん(写真左下の「いっ!」と言ってる子。いや、「いっ!」のセリフはコマの上がカットされているだけです(^_^;))。
俺がずっと寄り添ってあげる予定。
(2022/04/02)
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