☆・・・実は、この写真は、お客さんが「こんな酷い目に遭ったよ〜!」と話しているときの、私の嬉しそうな表情である。
私の判断基準は、面白いか、面白くないか? ちっこくて可愛いか、可愛くないか? である。
実は、違う文章を書いていたのだが、その当人に、「これ、あなたのこと書いたんだけど、SNSで更新して良い?」と聞いたら、既読スルーなので、今日は違う文章を載せることにする。
2014/07/17に書いた文章である。
《 ☆・・・この話、近所の飲み屋のマスターに聞いた話です。
その飲み屋のマスターは、「喫茶店」と言う空間が好きで、色んな喫茶店を巡り、いい雰囲気のとこでは、なんかのんびりと時間を過ごしたり、思索をするのを好んでいました。
・・・さて、マスターのお店の営業時に、近所の飲食店の夫婦が来ました。
その、つきあってスピード婚した夫婦のお店は、二人でお店の中でいちゃついたりしちゃって、お客さんを激減させていました。
で、本来は開店時間なのに、店を閉めて、他のバーに飲みに行っちゃったりしちゃうのです。
その日、そのマスターは、その夫婦に、自分の喫茶店好きを話したりしながら、接客していました。
すると、その夫婦の旦那が、さも、じゃあ教えてあげるね、って感じで自分のお薦めの喫茶店について語ろうとしました。
この旦那は、自分の店がお客さんを激減させている根本理由に考え至ることなく、なんかとち狂った改善(じゃなくて改悪だけど←左翼的言い回し^^;)を繰り返して、他の店のマスターの失笑を買っている。
とは言え、マスター、期待して、その旦那の話を聞きます。
「いい喫茶店を紹介しますよ^^ あの駅の改札を出たとこにある○○、あそこ、いいですよ^^ なあ?」と、奥さんに同意を求めます。
すると浅はか嫁、旦那の言うことに「そうよ、そうよ」てな雰囲気で唇を尖らせて頷きます。
マスターは、それを聞いて、この夫婦、俺を二人でバカにしているのかな? と思ったそうだ。
だって、その喫茶店はドトール的なチェーン店です。
ドトールは、私も好きな店ですが、マスターの喫茶店巡りの話とは異なる次元の喫茶店です。
これが、ドトールでなくてスターバックスやタリーズ、エクセルシオールでも同じことです。
でも、その夫婦は大真面目で、マスターに勧めてくるのです。
◇
・・・この一例に限らず、こういう人って、ホント、多いのです。
あまりにも人生上における行動範囲が狭く、だが、狭い世界での妙な自信だけはつけちゃって、圧倒的に狭い経験で、他人に意見できちゃう人・・・。
赤ちゃんって、生まれて間もないころは怖いもの知らずだけど、いろいろと学んでいくうちに、「恐怖」を覚えていくじゃない。
そういう流れでの通過儀礼を経ないで大人になる人って、たまにいる。
いわゆる、「身の程知らず」ね^^;
ただね、大学に入ると、地方出の怖いもの知らずが、クラスのすっげえ美人に臆面もなくアタックして、ダメでも、色んな美人にアタックして、たまさかゲットしちゃうパターンなどは、ちょっとばかし羨ましい・・・。
◇
その話を聞いた私は言いました。
「マスター、僕、いい洋風の食堂知っているんですよ、お教えしますよ、マクドナルド、って言うんですけどね・・・。知らないでしょ?」
・・・、・・・。
(2014/07/17)・・・》
(2022/02/08)
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