☆・・・作品を吟味して選んでの鑑賞。点数が高いのもしゃーない!(^.^)
(今年の49作目)『In the life of music 音楽とともに生きて』…3.5
カンボジアの3つの時代を舞台にした、それを一つの歌が繋ぐ物語。
観て、すぐさま、カンボジアに行きたくなった。
これほど、カンボジアの雰囲気を感じさせてくれてありがとう。
おしゃまな美幼女・美少女・美少女お姉さん・イイ女も揃っています。
アンコールワットを出さずに、暗黒の時代を内包した「はにかみの王国」を描き出していることに感動。
河瀬直美監督がこれを観たら共感しそうだ(^o^)
(50作目)『のぼる小寺さん』…4.0
ボルダリング(部活)にひたすらに打ち込む小寺さんの一挙手一投足を、ひたすらに見つめ続ける近藤くん。
たまに、制服で登ったりして、太股があらわになりたまらない。
フェチの映画と思いきや、次第に、その小寺さんの頑張りに、近藤くんをはじめ、進路を考えなくちゃならない、周囲の多感な年頃のクラスメイトが影響されていく。
その物語運びが心地良い。
小寺さん役の工藤遥、私は10年ほど前から「可愛いな」と知っていたが、10年経って高校生役は厳しかろうと思いきや、彼女は、ハロープロジェクトに最年少で入った子だそうで、10年経っても若い若い。
いやはや、お客さんが2人しかいなかったけど、みんなに観て欲しい青春映画のタイムリーヒット!
(51作目)『アンチグラビティ』…3.0
ここにきてロシア発のエンターテイメント作品をよく観ることになった。
クリストファー・ノーラン作品のような、歪んだ世界の超能力SF。
先日 観た「ワールド・エンド」と同じく、特殊撮影技術においてはハリウッド作品に遜色ないが、こちらにはヒーロー度があんましない。
どんでん返しもあり、観て損はないぞ!
(52作目)『チア・アップ 』…3.5
たまに、場違いにも何かにチャレンジする者たちが、周囲に白い目を向けられつつ、評価を得るに至る物語がある。
「天使にラブソングを」なども、このパターンの流れだ。
さて、この作品では、シニアタウンに住む老人女性たちが、チアリーディングに挑む。
かなり厳しい老い具合である。
おとなしく余生を過ごそうと、周囲の老人に溶け込むつもりもなかった主人公が、厚かましい隣人たちのペースに巻き込まれ、次第に友情を当然のものとしていく様がたまらない。
クライマックスのチアリーディングもありのままだ。
ありのままだけど、感動したよ。
(53作目)『透明人間』…3.5
姉が実家に遊びにきて、「なんか映画を観たい」と言うので、母親と3人で行った。
この作品は、かなり上質なサスペンスが楽しめそうだった。
果たして、序盤の、主人公が、暴力的な旦那の大邸宅から、密かに逃走計画を立てて脱出するシーンからしてドキドキだ。
母親がショック死しないか、オラ、更にドキドキ^_^;
その後、旦那は自殺されたとするが、主人公の周囲には不審なことが起こり始め、主人公は精神的に追い詰められていく。
惜しむらくは、透明人間旦那にストーカーされ続ける不遇の女性役のエリザベス・モスが、なんとも華がない。
精神を病んだ演技はうまいんだけどね、やっぱ、美人が追い込まれたほうが、こっちも夢中になれる。
(54作目)『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』…3.0
ウディ・アレンの新作。
ニューヨークを訪れた若いカップルが、用事を済まして昼のランチを約束するが、それぞれが、雨のニューヨークの中、迷宮的な諸事情に巻き込まれ、再会がままならなくなっていく物語。
エル・ファニングは、大人びた少女期を経て、反対にロリった女子大生になったなぁ。
こりゃ、作中のセレブたちを魅了するわな^_^;
(2020/07/11)
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