◇・・・☆7日間ブックカバーチャレンジ☆彡
☆1日目☆彡
『アトポス』 島田荘司著
最近、いまいちな作品も多くなってしまった、本格ミステリーの神様・島田荘司、その絶頂期の一作。
地球を謎解く名探偵御手洗潔ッ!
だが、この大著は、前半の、「血の伯爵夫人」ことエリザベス・バートリーの物語が強烈!
徹底的なオンナの怖さが描かれる。
そして、後半が現代の物語。
前半と後半に繋がりはあるようなないような、それを「テーマ上の繋がりがある!」と思わせてしまう、この時代の島田荘司の凄さ!
舞台設定の散文的な積み重ねが、その迷宮的な世界に自分が生きているような気持ちにさせられる。
御手洗潔シリーズは、傑作を、この順番で読んで!
「占星術殺人事件」→「斜め屋敷の犯罪」→「(短編集)御手洗潔の挨拶」→「異邦の騎士」→「(短編集)御手洗潔のダンス」→「暗闇坂の人喰いの木」→「水晶のピラミッド」→「眩暈」→「アトポス」→「摩天楼の怪人」…。
正直、近年の作は出来がいまいち^_^;
ただ、御手洗がマイルス・デイビスとともに、カンボジアで起こった事件を解決する話が予告されていて、それは楽しみだ(^.^)
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『7日間ブックカバーチャレンジ』
〈ルール〉
☆読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ
☆好きな本を1日1冊投稿する
☆本についての説明不要
☆本の表紙画面をアップする
☆アップ毎に、1人のFBの友達を招待し、チャレンジの参加をお願いする
※ このチャレンジへの参加スルーOK
※ 次の人を指名するかどうかも気分次第で大丈夫との事
☆バトンをお渡しするお友達は…☆
友達、いねぇ!
マユさん、本の表紙のアップ写真だけで良いそうだから、時間的余裕あらば、やってみてちょ!
(2020/05/16)
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