☆大林組、やってくれるなぁ!!^^
《「2050年宇宙の旅」はエレベーターで(2012年2月21日14時03分 読売新聞)》
<エレベーターに乗って地上と宇宙を行ったり来たり――。こんな夢のように壮大な構想を、ゼネコンの大林組(東京)が20日、2050年に実現させる、と発表した。
鋼鉄の20倍以上の強度を持つ炭素繊維「カーボンナノチューブ」のケーブルを伝い、30人乗りのかごが、高度3万6000キロのターミナル駅まで1週間かけて向かう計画という。
「宇宙エレベーター」はSF小説に描かれてきたが、1990年代にカーボンナノチューブが発見され、同社は建設可能と判断した。米航空宇宙局(NASA)なども研究を進めている。
今回のエレベーターのケーブルの全長は、月までの約4分の1にあたる9万6000キロで、根元を地上の発着場に固定する。一方、ターミナル駅には実験施設や居住スペースを整備し、かごは時速200キロで片道7・5日かけて地上とを往復。駅周辺で太陽光発電を行い、地上に送電する。>
おそらく、東京スカイツリーの完成が、施工社である大林組の次なる目標意欲をかき立てたのだろう。
2050年なら、私もどうにか生きているだろう^^
まあ、還暦を迎える訳だが・・・(「先生! また、蘭さんが歳を誤魔化してますッ!!」)。
この「宇宙エレベーター」っちゅうか、私は「軌道エレベーター」と昔からの言い方で言っちゃうのだが、ハードSFの香りがして、妙に憧れていた。
古くは、アーサー・C・クラークの『楽園の泉』があり、私の「軌道エレベーター」の原風景だ。
最近では『機動戦士ガンダム00』の「軌道エレベーター」があり、この、地球上の最大規模の建築物がテロの標的になる可能性の恐怖も感じさせてくれた。
しかし、私にとってもっとも鮮烈な「軌道エレベーター」イメージを植えつけてくれたのは『超時空世紀オーガス』だった。
この作品は、主人公が女たらしで、物語のファーストシーンがラブシーンから始まると言う、中学生だった私にショック(いい意味での)を与えた作品でもあるが、
この「軌道エレベーター」や「パラレルワールド」、「タイムスリップ」や「特異点」「混乱時空」などと言うSFギミックに彩られ、かなり夢中にさせられた。
また、この作品には、当時としては、かなり斬新な、完全にロリコン向けの「少女」キャラが出てきていた。
二つの意味がある。
(1)子供向けの「魔女っ娘」作品で、偶然にも、ロリ欲求に合致したキャラではない。
(2)ティーン以上の、「少女」と呼ぶには無理のあるような女ではない。
・・・モームである。
当時の「OUT」だったか「アニメディア」だったか、モームが表紙の時があって、美樹本晴彦が描いていたんだけど、モームのノースリーブの腕の脇の肉の描き方・描き込みが非常にうまくって、「こいつ(美樹本)、変態だな!」と思ったものだった・・・。
◇
話が全く変わるのだが、今日、「ブックオフ」で『巨人の星』の文庫版の1〜7巻を買った(第一部終わりまで)。
漫文巨人の星全11巻セット (講談社漫画文庫)クリエーター情報なし講談社
アニメも含めて、断片的にしか知らなかったので、安かったし、ちゃんと読んでおこうと思ったのだ。
驚いたのが、星一徹が、意外に常識的であることだった。
もっと狂気を宿した野球と酒とちゃぶ台返しの中毒者だと思っていたのだが、割と、人の話を聞く、引くときには引ける男であった。
私は、星一徹が、もっともっと「教育者」として再評価を受ける人物であるような気がした。
しかし、「あの巨人の星を目指せ!」と、一徹が飛雄馬とともに夜空を見上げたときに、暗闇に「軌道エレベーター」がそそり立っていたら、ミスマッチこの上なし!^^;
(2012/02/21)
《「2050年宇宙の旅」はエレベーターで(2012年2月21日14時03分 読売新聞)》
<エレベーターに乗って地上と宇宙を行ったり来たり――。こんな夢のように壮大な構想を、ゼネコンの大林組(東京)が20日、2050年に実現させる、と発表した。
鋼鉄の20倍以上の強度を持つ炭素繊維「カーボンナノチューブ」のケーブルを伝い、30人乗りのかごが、高度3万6000キロのターミナル駅まで1週間かけて向かう計画という。
「宇宙エレベーター」はSF小説に描かれてきたが、1990年代にカーボンナノチューブが発見され、同社は建設可能と判断した。米航空宇宙局(NASA)なども研究を進めている。
今回のエレベーターのケーブルの全長は、月までの約4分の1にあたる9万6000キロで、根元を地上の発着場に固定する。一方、ターミナル駅には実験施設や居住スペースを整備し、かごは時速200キロで片道7・5日かけて地上とを往復。駅周辺で太陽光発電を行い、地上に送電する。>
おそらく、東京スカイツリーの完成が、施工社である大林組の次なる目標意欲をかき立てたのだろう。
2050年なら、私もどうにか生きているだろう^^
まあ、還暦を迎える訳だが・・・(「先生! また、蘭さんが歳を誤魔化してますッ!!」)。
この「宇宙エレベーター」っちゅうか、私は「軌道エレベーター」と昔からの言い方で言っちゃうのだが、ハードSFの香りがして、妙に憧れていた。
古くは、アーサー・C・クラークの『楽園の泉』があり、私の「軌道エレベーター」の原風景だ。
最近では『機動戦士ガンダム00』の「軌道エレベーター」があり、この、地球上の最大規模の建築物がテロの標的になる可能性の恐怖も感じさせてくれた。
しかし、私にとってもっとも鮮烈な「軌道エレベーター」イメージを植えつけてくれたのは『超時空世紀オーガス』だった。
この作品は、主人公が女たらしで、物語のファーストシーンがラブシーンから始まると言う、中学生だった私にショック(いい意味での)を与えた作品でもあるが、
この「軌道エレベーター」や「パラレルワールド」、「タイムスリップ」や「特異点」「混乱時空」などと言うSFギミックに彩られ、かなり夢中にさせられた。
また、この作品には、当時としては、かなり斬新な、完全にロリコン向けの「少女」キャラが出てきていた。
二つの意味がある。
(1)子供向けの「魔女っ娘」作品で、偶然にも、ロリ欲求に合致したキャラではない。
(2)ティーン以上の、「少女」と呼ぶには無理のあるような女ではない。
・・・モームである。
当時の「OUT」だったか「アニメディア」だったか、モームが表紙の時があって、美樹本晴彦が描いていたんだけど、モームのノースリーブの腕の脇の肉の描き方・描き込みが非常にうまくって、「こいつ(美樹本)、変態だな!」と思ったものだった・・・。
◇
話が全く変わるのだが、今日、「ブックオフ」で『巨人の星』の文庫版の1〜7巻を買った(第一部終わりまで)。
漫文巨人の星全11巻セット (講談社漫画文庫)クリエーター情報なし講談社
アニメも含めて、断片的にしか知らなかったので、安かったし、ちゃんと読んでおこうと思ったのだ。
驚いたのが、星一徹が、意外に常識的であることだった。
もっと狂気を宿した野球と酒とちゃぶ台返しの中毒者だと思っていたのだが、割と、人の話を聞く、引くときには引ける男であった。
私は、星一徹が、もっともっと「教育者」として再評価を受ける人物であるような気がした。
しかし、「あの巨人の星を目指せ!」と、一徹が飛雄馬とともに夜空を見上げたときに、暗闇に「軌道エレベーター」がそそり立っていたら、ミスマッチこの上なし!^^;
(2012/02/21)