☆どんな科学的な仕組みかは分からないのだが、人間の生命活動の残された時間(つまり、余命)が通貨代わりになって、貧富の差が生まれている社会。
そもそも、その設定だけで、完全なるC級映画なのだが、
予告編が妙に雰囲気良く(静かなテンポのムーディーなBGMに、セピアにスタイリッシュさを醸した画質)、
・・・それと、そんな世界においてのスラムの青年と富豪の娘の逃避行のラブロマンスなのだが、そのヒロインの容姿にひたすら惹かれて見に行った。
アマンダ・セイフライド・・・。
う〜、「つけまつけ」て、バッチリお目目の上目遣いに、全編これ、クールだけど可愛い流し目連発で、上品さを確固たるものにしている赤みがかった茶髪のボブ。
身体は小さいけど、胸は大きくて、全体的に可愛くむっちりしている。
足は細くて、くびれた脚線は眩しく、ハイヒールで巧みに走り回る。
すっげー、好みの外見です!
◇
奇想のアイディアを、序盤で見ている者に分からせるために、先ず、<スラムゾーン>で生活する主人公の青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)の困窮の生活を描写したのはうまかった。
毎日、余命24時間未満と言うギリギリの中で、日給支払いで、当然に借りずにはいられないローンなども返しつつ生活をつなぐ毎日。
なんか、かつての派遣社員の貧困生活を思い出させる・・・^^;
・・・個々人の残り「時間」は、腕にデジタル表示でカウントされ、買い物(コーヒー=5分とか、バス代=2時間とか)も、給料の支払いも、スキャナーに腕をかざすことによって為される。
腕の表示が「0」になったら、瞬間に死んでしまうのが、この世界のルールだ。
人と人の間での時間の受け渡しも、手をつなぐことによって可能らしい。
故に、「余命」の少ない貧困な者の住む<スラムゾーン>では、「時間」の強盗など犯罪が横行している。
また、時間を司る側の富豪たちは、(話の進行とともに分かるのだが)自分たちの特権維持のため、スラムの物価を上げ、貧困層を労働に縛りつけ、自分たちの余命を永遠にすべく搾取を続けていた。
支配者階級の気まぐれな値上げで、母親を失ったウィルは、
その前に知り合った余命100年時間超を超す、厭世的になって危険なスラムを訪れた富豪ハミルトンから、「余命」をそっくり貰っていた。
母親を失い、また、スラムで莫大な「時間」を得、危険にさらされることになってしまったウィルは、<富裕ゾーン>に入っていく。
幾つかの<富裕ゾーン>への関門を過ぎていくたびに、「二ヶ月」分や「一年」分の「時間」を払わなくてはいけなくて、見ていて、私は、その、「死」に直結した散財に、「おいおい、100年時間なんてあっという間になくなるぞ・・・」とヒヤヒヤしつつ見て、つまり、その時点で、私は、この世界の常識と、主人公に感情移入しまくってしまったのだ^^;
その<富裕ゾーン>の各所で、ウィルは、シルビア(アマンダ)と何度か「すれ違い」、ウィルはシルビアの美しさに、そして、「籠の鳥」のような生活に倦んでいたシルビアは、近くにはいないタイプのウィルの魅力に惹かれ、お互いに意識を始めつつ、カジノで、シルビアの超富豪の父親とポーカー対決する中で、知り合うことになる。
ここで面白いのが、っちゅうか、腑に落ちないのが、ウィルの、ギャンブラーのような勝負師振りである。
ここで、ウィルは、余命1000年の時間を手に入れる。
また、後半には、銃の扱いや、数々の格闘アクションを見せてくれて、それはそれで、物語が都合良く進んで心地良いのだが、なんか、ウィルが坊主頭であることも相まって、「お前は、ジェイソン・ステイサムJrかよっ!?」と思わせられた^^;
で、シルビアの邸宅でのゴージャスなパーティー会場には、ハミルトンの死と、ウィルの余命増加に不審を抱いていた時間警察が突入し、
その中で、ウィルはシルビアを人質に逃亡をはじめる。
そして、目的不確かに、時間強盗や時間警察に追われる中で、いつしか、怯えていたシルビアと心を交わし、身体を交わし^^; シルビアとともに、時間銀行を襲い、それを貧困の者たちに分け与える「時間義賊/ボニー&クライド」と化すのだった(この作品の二人は死なないけど・・・)。
いやはや、ここでの、急激な、シルビアの悪乗りへの変貌振りに、私は驚き、物語の破綻を感じたのだが、
・・・まあ、シルビア、可愛いからいいや・・・^^;
惜しいのは、時間警察役のレオン(キリアン・マーフィー)が、クライマックスで「いい役」になると思いきや、違った意味で、世界観を裏打ちする「いい役」で終わってしまったのが残念だった。
この人、なんか、いや、別にここで挙げるべき名作ではないのだが、『フリージャック』でのミック・ジャガーを彷彿とさせたんだよなぁ。
また、この作品の冒頭、浮浪児の少女役で、これまた、私の好みに直球のチンクシャ美少女が出てきた。
この最初のシーンだけで、もう見れないなぁと思ったのだが、この娘、この世界を代表する「複数定点観測人物」の一人として、その後も、数シーンに出てきて、私は嬉しかった。
どなたか、この美少女の名前を教えてくれ!!!
俺が「時間」をプレゼントするっ!!!
(2012/02/17)
そもそも、その設定だけで、完全なるC級映画なのだが、
予告編が妙に雰囲気良く(静かなテンポのムーディーなBGMに、セピアにスタイリッシュさを醸した画質)、
・・・それと、そんな世界においてのスラムの青年と富豪の娘の逃避行のラブロマンスなのだが、そのヒロインの容姿にひたすら惹かれて見に行った。
アマンダ・セイフライド・・・。
う〜、「つけまつけ」て、バッチリお目目の上目遣いに、全編これ、クールだけど可愛い流し目連発で、上品さを確固たるものにしている赤みがかった茶髪のボブ。
身体は小さいけど、胸は大きくて、全体的に可愛くむっちりしている。
足は細くて、くびれた脚線は眩しく、ハイヒールで巧みに走り回る。
すっげー、好みの外見です!
◇
奇想のアイディアを、序盤で見ている者に分からせるために、先ず、<スラムゾーン>で生活する主人公の青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)の困窮の生活を描写したのはうまかった。
毎日、余命24時間未満と言うギリギリの中で、日給支払いで、当然に借りずにはいられないローンなども返しつつ生活をつなぐ毎日。
なんか、かつての派遣社員の貧困生活を思い出させる・・・^^;
・・・個々人の残り「時間」は、腕にデジタル表示でカウントされ、買い物(コーヒー=5分とか、バス代=2時間とか)も、給料の支払いも、スキャナーに腕をかざすことによって為される。
腕の表示が「0」になったら、瞬間に死んでしまうのが、この世界のルールだ。
人と人の間での時間の受け渡しも、手をつなぐことによって可能らしい。
故に、「余命」の少ない貧困な者の住む<スラムゾーン>では、「時間」の強盗など犯罪が横行している。
また、時間を司る側の富豪たちは、(話の進行とともに分かるのだが)自分たちの特権維持のため、スラムの物価を上げ、貧困層を労働に縛りつけ、自分たちの余命を永遠にすべく搾取を続けていた。
支配者階級の気まぐれな値上げで、母親を失ったウィルは、
その前に知り合った余命100年時間超を超す、厭世的になって危険なスラムを訪れた富豪ハミルトンから、「余命」をそっくり貰っていた。
母親を失い、また、スラムで莫大な「時間」を得、危険にさらされることになってしまったウィルは、<富裕ゾーン>に入っていく。
幾つかの<富裕ゾーン>への関門を過ぎていくたびに、「二ヶ月」分や「一年」分の「時間」を払わなくてはいけなくて、見ていて、私は、その、「死」に直結した散財に、「おいおい、100年時間なんてあっという間になくなるぞ・・・」とヒヤヒヤしつつ見て、つまり、その時点で、私は、この世界の常識と、主人公に感情移入しまくってしまったのだ^^;
その<富裕ゾーン>の各所で、ウィルは、シルビア(アマンダ)と何度か「すれ違い」、ウィルはシルビアの美しさに、そして、「籠の鳥」のような生活に倦んでいたシルビアは、近くにはいないタイプのウィルの魅力に惹かれ、お互いに意識を始めつつ、カジノで、シルビアの超富豪の父親とポーカー対決する中で、知り合うことになる。
ここで面白いのが、っちゅうか、腑に落ちないのが、ウィルの、ギャンブラーのような勝負師振りである。
ここで、ウィルは、余命1000年の時間を手に入れる。
また、後半には、銃の扱いや、数々の格闘アクションを見せてくれて、それはそれで、物語が都合良く進んで心地良いのだが、なんか、ウィルが坊主頭であることも相まって、「お前は、ジェイソン・ステイサムJrかよっ!?」と思わせられた^^;
で、シルビアの邸宅でのゴージャスなパーティー会場には、ハミルトンの死と、ウィルの余命増加に不審を抱いていた時間警察が突入し、
その中で、ウィルはシルビアを人質に逃亡をはじめる。
そして、目的不確かに、時間強盗や時間警察に追われる中で、いつしか、怯えていたシルビアと心を交わし、身体を交わし^^; シルビアとともに、時間銀行を襲い、それを貧困の者たちに分け与える「時間義賊/ボニー&クライド」と化すのだった(この作品の二人は死なないけど・・・)。
いやはや、ここでの、急激な、シルビアの悪乗りへの変貌振りに、私は驚き、物語の破綻を感じたのだが、
・・・まあ、シルビア、可愛いからいいや・・・^^;
惜しいのは、時間警察役のレオン(キリアン・マーフィー)が、クライマックスで「いい役」になると思いきや、違った意味で、世界観を裏打ちする「いい役」で終わってしまったのが残念だった。
この人、なんか、いや、別にここで挙げるべき名作ではないのだが、『フリージャック』でのミック・ジャガーを彷彿とさせたんだよなぁ。
また、この作品の冒頭、浮浪児の少女役で、これまた、私の好みに直球のチンクシャ美少女が出てきた。
この最初のシーンだけで、もう見れないなぁと思ったのだが、この娘、この世界を代表する「複数定点観測人物」の一人として、その後も、数シーンに出てきて、私は嬉しかった。
どなたか、この美少女の名前を教えてくれ!!!
俺が「時間」をプレゼントするっ!!!
(2012/02/17)