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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[さくらももこを追悼する]

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☆・・・うちの店の壁には「ちびまる子ちゃん」の直近の映画のチラシが貼ってある。
 副題が「#イタリアから来た少年 」だったからだ。
 もちろん観にいき、安心の笑いと感動を貰った。
   …昨夜、来店していた若社長が、満席の店の中で「はうあ!」と叫んだ。
「どうしました?」と聞くと、「#さくらももこ が死去したって!」。
「えっ!?」
 かなりの衝撃だが、もちろん距離のある人なので実感がわかなかった。
 帰宅して、私は、30年前の日記を探した。
 そこには、当時、異常なブームだった「#ちびまる子ちゃん 」の名前がたびたび登場していた。
 いやいや、今は、ほのぼのアニメとして君臨している「ちびまる子ちゃん」だが、
 現在では、それが当たり前と認識されているからで、
 当時は、日本のお笑いに新しい価値観を生み出すかのような斬新さがあった。
 なんか「負の感情(状況)」に襲われた時に顔に現れる陰としての縦線。
 登場人物の#丸尾くん の決めゼリフ「#ズバリそうでしょう !」。
 主人公らが、思い込みで行動して、それが空回りした時のナレーション「まる子たちって一体…」(#キートン山田 )。
 もう、ほのぼのじゃ済まない「#シニカル 」や「ささやかな毒」に満ちていた。
  #永沢君 や#藤木 、#はまじ や#野口さん の存在。
 これを、「#ザシンプソンズ 」や「#サウスパーク」に先駆けてやっていたのである。
 「毒入り生活ファミリーアニメ」のエポックだった。
 このニュアンスを、29歳のアイプリや22歳のサマーちゃんや、7歳のジージョちゃんやココちゃんに伝えるのが、わたすの使命だと思ってはいる。
 1時間ほど探したけど、残念ながら日記はみつからなかった。
 日記には、
 『…今日の(アニメの)ちびまる子は、原作の名作2本立てで堪能した』とか、
 『映画「ちびまる子 大野くんと#杉山くん 」、さくらももこ(脚本)の名人芸で泣かされた』とか、
 『昨夜の帰宅時、すれ違ったお母さん運転の自転車の荷台に乗せられた幼女が「♪ピーパラ、ピーパラ、パリラ」と歌っていたのは、あれは「#踊るポンポコリン 」だったようだ』とか記されていたんだよね(この歌についても語れば切りがない)。
 #大野くん は、映画版では転校するのだが、テレビではいまだにクラスメイトのままだったりして、それは、大野くんが出てくるエピソードは転校前で、大野くんが出てこないエピソードは転校後なのだろうと、勝手にこちらで忖度っちゅうか補完しなくちゃならないのも新鮮だった٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
 ご冥福をお祈りします。                                (2018/08/28)

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