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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を観た]

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『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ヘリスタント特別映像

☆・・・う~む、面白かった。
 あまりにも面白いので、たて続けに2回観ちゃった(^.^)
 昨今の『007』シリーズが、世間的には評価が高いけど、私的には、なんかズレた方向にイッちゃった、と思っているので、『M:I』シリーズの、この「荒唐無稽をリアルに描く」アクション大作路線は、もうたまらない魅力だ。
 先ず、言っておきたいのは、今作は、前作と繋がっているので、前作を見直した方がいいと思う。
 ただ、今作だけ見ても、普通に理解でき、前作との関連性も、「ああ、過去に因縁のあるケースなんだな」と分かる作りにはなっている。
 今作があまりにも面白かったので、私は、これまでの5作を見直した。
 すると、3作目以降は、今6作目に連なるフォーマットが完成されていることが分かる。
 いや、「1」「2」が悪いわけではない。
 ただ、「3」以降は、監督とトム・クルーズの持ち味が均等に出ていると言うことだ。
 アヴァンタイトルの大きなアクション、資格剥奪の危機、敵と戦う、本来の味方にも追われる、敵に追いすがるも逃がす、更に逃がす、作品を代表する最終アクション決戦へ、敵が味方で味方が敵のどんでん返し、コンマゼロ秒での世界危機の回避…。
 物語の王道展開の一つで、繰り返されて然るべき完成されたパターンだ。
 また、4作目以降、ブロンド美女が脇役やチョイ役で印象を残す。
 殺し屋や(4)、レコード店の店員(5)、仲介屋(6)…。
 5作目の、ベンジーに嘘発見器をかけるアジアン美女も印象深い。
 また、今作のアクションだが、全盛期のレニー・ハーリン監督作を意識したようなものが散見された。
 いや、レニー・ハーリン作が、新時代のアクションのベースとなったんだろう(『クリフハンガー』『ダイハード2』)。
 最新の技術でリメイクされたようで嬉しかった٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
 ただ、そもそもがトムの、せっかくトレーニングし、チャレンジしたアクションありきの作品ではあり、例えば、ただの博物館に行くために、超高度スカイダイビングで侵入したり、ヘリコプター同士で後先考えない「格闘」したりと、疑問が起こる展開も多い^_^;
 しかし、そんなツッコミをものともしないパワーに溢れた快作であった。

                           (2018/08/11)


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