☆・・・明後日から『ジュラシック・ワールド』の新作続編が公開されるのだが、それに先立ち、イオンシネマで、前作が料金500円で特別上映されている。
前作と言えども、もう、特撮技術が極まっている3年前の作品である。
充分に面白いので、母親を伴い観に行く。
先だって、うちの店のとあるお客さんが娘と、娘の友達を連れて観に行ったそうなのだが、感受性が強いのだろうか、娘の友達が途中から、あまりの怖さに、涙を流し、目を閉じ、両手で耳を塞ぎ、蹲ってしまったとのこと。
私は、お客さんの話を聞き、思わず、苦笑い^^;
だが、今回、私も、そういった「無垢な視線」で楽しもうと思って観た。
すると、冒頭の、卵から孵る恐竜の姿、その目、皮膚感、確かに怖いのである。
その視点での鑑賞であったので、3年前は流していたシーンも怖くて面白くて、嗚呼、この作品はこんなにも出来のいい作品だったのかと感心した。
では、私が3年前に観た時の短い感想を添付しておきます^^v
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[映画『ジュラシック・ワールド』を観た(寸評)](2015-08-05 23:58:35)
正直、期待してなかった。
1作目の時点で、その特殊技術はかなりの完成度を得ていたし、『2』で外部に恐竜が逃亡、暴れたものの、どうやら、基本、恐竜テーマパーク内でのアクシデントに限定され、物語の広がりの限界が見えてもいた。
10数年ぶりの新作故に、これまた序盤は、舞台説明に終始するのが目に見えていたし、主人公が兄弟なので華やかさにも欠けていた。
しかし、クライマックスはなかなか燃えた。
今回、あんまし見栄えではパッとしない、DNA操作で生まれた新恐竜が暴れるのだが、それに対し、最終的に恐竜連合軍が挑む。...
これまでのシリーズでの恐怖の対象であったラプトルは、危ういながらも人間と心を通じ合わせ、
ティラノサウルスは、いつも通りの暴君ながらも、自分以上の暴竜を前に苦戦する。
そして、巨大なクジラ型の海の恐竜が、DNAモンスターに止めを刺す!
伏線が収れんされつつ、なかなか切れ味の良い終局でよかった。
しかし、女所長に主人公兄弟の面倒を頼まれた秘書さんの死にざまは踏んだり蹴ったりであった^^; (2015/08/05)
(2018/07/11)