映画「パシフィック・リム: アップライジング」日本版予告
☆・・・本当は手放しでほめたいのだが、前作と同じく、なーんか100%ノレないで楽しんでいる自分がいる。
その理由は分からない(前作の同時期公開の『ゴジラ(ギャレス・エドワーズ監督版)』には大熱狂した)。
いや、「パシフィック・リム」も大好きですけどね^^
日本のロボットアニメへのリスペクトは、前作にも増してあり、ちゅーか、『エヴァンゲリオン』そのものとも言える^^;
挙げていたらキリがないが、コンピューターを侵食するウィルス展開や、機械と生命体の混合機体(ヱヴァ量産型かよ^^;)、アスリートのように大地を走る味方の機体・・・。
まんまで、それが良かったっス!
でも、作中に、お台場風に建てられていたのはガンダムでした^^;
ハリウッド映画らしくそつなく作られていたけど、前作にあった世界観、太平洋のグルリにカイジュウに備えた「壁」を作ることや、ニュースなどでのカイジュウ速報などのギミックがもっとあって、リアル感がもっと欲しかった。
前作の菊地凛子もそうだが、今作のヒロインの少女にも「萌え」要素がなかった。
日本のアニメに倣うのならば「萌え」要素は不可欠だろう。
でも、ロシアの短髪パイロットや中国の高慢な研究者は美しかった。
あの中国人のオーナーが、最後に、ヒーコラヒーコラと機体を運転し始めたのは笑った。
しかし、ハリウッドは、映画を見るお客さんとしての中国の膨大な人口及び資本と、クリエイター及び世界の文化潮流の担い手として敬愛すべき日本、その間で深く悩んでいるのが、昨今の作品のキャストや舞台設定でひしひしと伝わってくるよ^^;
外国人のイメージでは、都心の横に富士山が存在しているのが面白いし、富士山の鉢の中に溶岩がドロドロしているのも素晴らしい^^;
(2018/03/14)