☆・・・面白かった!
イタリアロケ、ヨーロッパの街並みの中で、日本人俳優のみで押し通し、最初は違和感があったけど、すぐに話に没頭できた。
その、なかなかのオールスターキャストの俳優陣の頑張りが良かった。
最初は、可愛い本田翼や、まだまだこんな役をやれるんだな的な妖艶な松雪泰子、ちょい役なれど凛々しい夏菜に魅かれていたが、ディーン藤岡や佐藤隆太・大泉洋をはじめとした男性陣の演技が物語に現実感を加えてくれていた。
原作のトラウマエピソードである「シュータッカーの娘と犬の合成エピソード」も正面から描き、作品世界の非情さから逃げていなかった。
錬金術や、そこから生み出されたモンスターたちの描写に、ややCGの平坦さが見られたが、原作を詰め込み過ぎないシナリオでありながら、作品を盛り上げる改変を行ってもおり、楽しめた^^
(2017/12/09)