映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』予告編
☆・・・結論から言うと、面白かった。
・・・予告編の時点で、もう展開が読めて、最初のタイトルロール、キャストが流れた時点で「真犯人」が分かった。
主演二人に匹敵できる役者はこの人しかいなかった^^;
途中で、「犯人」の正体の誤誘導が行なわれるが、それでも、その正体が分かった。
リアル路線で展開させつつ、途中からマンガのようなトリッキーな展開をさせ、ちょっと私をシラケさせつつ、
更に、真犯人の正体のトリッキーにも「やっぱりね」と思わせられた。
日本を震撼させた事件なのに、物語は非常に狭い世界(ドメスティック)で閉じる。
登場人物が、ことごとく二つの役割を背負わされ、なんかお釣りが全くない(誉めてない)。
こうしてあげつらうと、欠点ばかリなのだが、なぜだか、最後まで、観ているこっちの興味を引く。
論理的のようでご都合主義なのだが、それでも最後まで楽しめるのは、この映画のオリジナルである韓国映画の民族的感情的なパワーなのかもしれない^^
(2017/06/11)