☆・・・予告編で何度か見ていて、その一種のミステリー作品としての結末が知りたくて観に行った。
じんわりと良かった。
いわゆる地に足の着いた演出・カメラワークで、「ああ、こういうのこそが映画なんだな」と素直に思わされた。
で、彼女と観たのだけど、役者の演技について考えさせられた。
最近、同じ、一本調子の演技しかできない俳優がいる。
が、この作品での岡田准一や小栗旬は、いつもと違う演技で、ぶつかり合ってくれていたんじゃないかと。
降旗康男監督は高倉健主演でヒット作を出しているが、その重用する役者も代替わりの時を迎えたのかな。
(2017/05/06)