☆・・・面白ぇ!
やっぱ、俺にとっては、トム・クルーズが同時代を生きるヒーローなんだなと思う。
タイプは違うがスタローン以降では一番しっくり来る。
ジャック・リーチャーは、トム・クルーズ演じる多くの役の中でも、最も肉体を酷使している。
その格闘は、痛そうで重そうだ。
だが、その人物の背景はあんまし明らかにされない。
なんか、手荷物がほとんどなく、薄着でアメリカを放浪していて(前作では、常にグレイハウンドバスで移動するという設定があったと思うのだが)、目的は不明で、でも事件に巻き込まれ、その事件はいつしか国家レベルとなり、解決すると去って行く。
あんまし、どんな人物か分からないのだ。
ただ、徒手空拳でも、これ以上なく頼りになる。
常に、周囲への、勝つための観察は怠らない。
今回は、逃亡と捜査の旅の中で、次第に仲間が増えていくのが、あっちはコメディ・アクションではあるが『リーサル・ウェポン』シリーズを彷彿させた。
ともに逃亡する女性少佐が、リーチャーに負けず劣らず強くて心強かった。
丸顔の女性下士官や、同じく丸顔の女性弁護士、重要参考人のラクダ顔の美人奥さんなど、『ミッション・インポッシブル』シリーズでもそうなのだが、記憶に残る女優を脇に配してくれるのは、枕の結果であっても嬉しい限り^_^;
(2016/11/11)