☆・・・母親が出掛けるに際し、相手へのおみやげに、あきる野の二宮神社近くの中島屋で和菓子を買っていくというので連れて行った。
私は、ここの大きな「キッコー早 最中」を単品で一個買っとくれと頼んだ。
中島屋から車に戻った母親は、『「キッコー早 最中」は、夏の間は販売休止していて、お店の人が言うには、今日から出そうと思ってるんだけど、夜からになるんだって』とのことで、大栗最中を買ってきてくれた。
上品な餡と、栗の甘露煮が丸々一つ入っている。
ジャルダンの「王様のモンブラン」に対抗して、「殿様のモンブラン」と言う名称は如何だろうか?
で、母親を送った後は、東京亭で豚骨ラーメン食って、その意外な美味しさに驚きつつ(他の有名店よりも、この中規模チェーン店のほうが普通にうまい^^)、帰宅して、部屋掃除して、風呂入って、昼寝して、早めにお店に出て、ライスコロッケを仕込んだ。
仕込み途中のスープを写した写真に浮いているのはブイヨンです。
開店時間までに作り終えるはずが、持ち帰りのお客さんが複数来て、中身を作るまでしか出来なかったが、ライスコロッケの具を「今日限定のリゾット風ありますよ^^」とお客さんに提供した。
KARAさんも、僧侶ゴルファーも、ノミヤッチも、若社長も、ムトゥさんも「美味しい」と喜んでくれた。
だが、どんなに美味しくても、こういう勝手な、本物のリゾットのレシピとは違うものをお客さんに出すと、弟が怒る。
バキッ! バキッ! と蹴りが入り、私は、蹲った格好で、頭を抱え、四肢を折り曲げ、暴力に耐えるのだ。
「ひぃー! やめてけれ! やめてけれ!」
「客商売だから、顔を傷つけるのは勘弁してやる!」
そんな生活が何年も続き、いつしか、私は、暴力を受けている自分を、自分でないものとして見ていた。
つまり、暴力を受けている自分を客観的に見つめる別人格の誕生である。
それから、二十年が経った・・・。
・・・ここまで書いてオチが思いつかないので、書くのをやめます^^;
(2016/10/08)