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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[カンボジアから帰ってきましたよ!(1:ランドセルの行方)]

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☆・・・帰国しましたえ^^

 昨日の午後1時に羽田に着き、リムジンバスで立川へ(15:30)、
 そこから電車で、車を駐車している牛浜へ(15:55)、
 車で彼女の自宅の八王子まで、途中、日本ソバを食いつつ、送っていき(16:45)、
 あきる野の実家に戻り(17:00)、
 母親に挨拶しつつ、シャワーを浴び、食材を買い、牛浜のお店に向かう(18:20)。
 ギリギリの開店だが、遅らせるわけにはいかない。

 何故ならば、水曜は、ジージョちゃんが顔を出す可能性が高いからだ^^
 やぁ、今回、色んな美少女・美幼女との出会いがあったが、それでもジージョちゃん(4歳)は別格なのだ^^

 ・・・残念ながら、ジージョちゃんは現れなかったが、お客さんがチラホラ来てくれたので謝謝!(←今回の旅、中国人は色んな局面で出現したので、影響されて中国語^^;)
 ザッキーがさっそく来てくれて、店に置いてあるアンコール遺跡写真集を熱心に見て、的確な指摘を繰り返ししてくれたので、「ああ、この人、遺跡に魅せられたな^^」と嬉しくなった。

    

   

 それから、多くの古着・ぬいぐるみを提供してくれた皆々様、多謝感激!!
 ささやかなおみやげを用意しているので、お店に顔を出してください^^v

 さて、今回の旅だが、同行者には、最初から、

「肉体的にも精神的にも激烈に過酷だよ。特に時間とは戦いです。でも、自然だけは、俺たち、誰に対しても平等^^」

「子供たちに物を配る時には、色んな葛藤が起きるよ。でも、それでも、自分たちが何と思われようとも、子供が喜ぶならば配る」

「多くの遺跡には、それぞれの個性があるので、それはちゃんと説明するから聞いておいてね」

 と、言い続けていた。

 そして、私の旅のスタンスなのだが、

「どんな状況を前にしても、対象が対人間であるならば、そこに『物語』は生まれる・・・」

 ということ。

 壱郎さんは、もう、二十年来の旅仲間なので大丈夫だけど、特に、今回はもう、いつもはゆったりとヨガにいそしみ、セレブ風な生活を続けている彼女が、最初から最後まで私と行動を共にしてくれたのは、その頑張りがメチャ嬉しかった。
 その立ち居振る舞いも、強烈な日差し対策もエレガントなままにだ^^
 こいつとならば、アジア横断もできるだろう^^v
 彼女は、食べ物にしても、過酷な環境にしても、全てを受け入れていた。
        だ・か・ら、私とも交際してくれているのだろう・・・^^;

 アラフィフの私自身も、多くのメンバーとの旅の進行に決定的なミスをなくすべく、とにかく常に段取りを意識しなくてはならないのはかなりしんどかった。
 帰りの飛行機は、疲れがどっと出て眠くなった^^;

 さて、これまで、旅について、ほとんど語っていない。
 旅先では、フェイズブックでも短いエントリーしかできないので、エピソードを全く語っていない。
 まあ、ゆっくり語っていきたい^^

 今回の旅は、カンボジアの子供のために、皆様から、多くのぬいぐるみや古着を提供してもらいました。
 その中でも、ランドセルが二つありました、
 ヤマモッちゃんとナガタッチから頂いた物です。
 一つは、お世話になったトゥクトゥク(バイクでお客が乗れる荷台を引く、まあタクシーみたいの^^)のドライバーの娘さん(1歳)の未来のためにプレゼント(下の写真の緑の服の女性の近くにランドセルが見えますね^^)。

       

 ・・・だけども、もう一つを渡すべき相手が見つからない。
 これは浮浪児ではなく、ちゃんと勉学の環境にある、されど、それ程に裕福でない娘にあげたかった。
 もちろん、美少女にこだわらない^^;
 最後の最後まで見つからず、カンボジアの町を去る残り10分前まで見つからず、町をさまよいました。
 最後の通りを一人で進む。
 男の子がいた。
 しかし、女の子用のランドセルなので、男の子に渡すつもりはない。
 違うストリートにぶつかった。
 左右を見るけど、学校に行けるような子供は、バイクや車で送り迎えされて、私の前を通り過ぎていく。
 いったんホテルに戻りかけるが、後1分、この通りにいてみようと思った。
 が、見つからない。
 しょうがない・・・、私はホテルに戻って、もうすぐバンコク行きのバスへの迎えが来るので、諦めて、荷物を背負い、町を去ろうと思った。

 くーっ、俺の旅には、必ず「何か」が起こるはずなのになぁ・・・、

 と、トボトボと歩いていく。

 ・・・と、先ほどの男の子が道に出てきた。
 いや、スカートを履いてるじゃん!!
 女の子じゃん!!
 私は袋からランドセルを出し、「勉強を頑張ってくれ!^^」と手渡した。
 女の子は喜びつつ、でも、写真を撮ろうとすると恥ずかしがった。
 が、周りにいた大人に促されて、写真に写ってくれた。
 カンボジアの子供を代表するような素朴で可愛い娘だった^^
 バンコクへの迎えの時間まで、残り3分の出来事だった。

 ・・・だが、その後、迎えは30分以上来なかった。
 そして、バンコクへの行程は6時間強のはずだったのに、12時間に迫ることになるとは、この時の我々は知る由もなく・・・^^;

                          (2016/05/19)


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