『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』予告
☆・・・非常に面白かったが・・・。
中学校から吹奏楽部で活動してきた主人公クミコ(ユーフォニアム)、中学三年最後のコンテストで金賞を取って嬉しいのだが、全国大会に行くレベルではなかった。
横には号泣するほむらちゃん(トランペット)がいて、そこまで号泣する意味が分かず、「本当に全国に行くつもりだったの?」と素直な発言。
知っている人が誰もいない高校で真っ新から出発したいと北宇治高校に入学したクミコ。
吹奏楽部にほむらちゃんの姿を見た。
そして、そこには、丁寧な態度なれど、全国大会と言う目標を決めた以上は、それにクールにまい進する顧問がいた。
吹奏楽部の大会メンバーには、色んな個性あふれる仲間たちがいて、全て美少女^^;
色んな苦難を乗り越えてコンテストに挑んでいく中で、クミコはいつしか、「もっとうまくなりたい!」と号泣している自分を見る。
この作品を作った京都アニメーションは、ここ十年ぐらい、安定したクオリティの作品を連発している製作会社みたいだ。
非常に面白かった。
が、もっともっと、絵も物語も高度に出来ようはずなのに、あと、もう5%深く潜れば、更なる傑作をモノに出来ようはずなのに、それを怠っている印象が拭えない。
背景も写実的で、アニメとしての遊びが感じられないんだよなぁ・・・。
(2016/05/)