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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[ 映画『怪物くん』を観た(短信)]

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☆仕事を終え、私、四十路にして「モテ期」らしく、2日続けて野暮用を済まして帰宅、すぐに甥っ子・姪っ子を伴い、見に行った^^

 あまり期待していなかったが、予告やポスターなどで、ヒロイン役の川島海荷が、暗色のファンデーションと濃いアイメイクで、インドのお姫様に扮しているのですが、それになぜか魅力を感じ、

 まあ、話はボチボチだろうと思っていたのですが、見て行きました。

 うん、確かに、小さくて丸くて、川島海荷は可愛かった^^

 驚いたのが、無難なアイドル演技なのかと思いきや、しっかりした演技で、何よりも、声の張りがあることだ。

 いい女優になる片鱗が感じられる。

 彼女だけでなく、「バラエティ」ノリの作品ながらも、みんなしっかりと演じていて、

 物語の最後には、「国を背負うリーダーとしてのわがままと責任」と言うテーマを、分かりやすく骨太に浮き上がらせてくれて、ちょいと感動した。

 主演の怪物くんを演じる大野智は(著作権にうるさいジャニーズなので、上のタイトル写真には出ていないが)、ジャニーズゆえに子供向け作品の中でもカッコ良さを出したいところもあるのだろうが、コミカル&わがままな役を全うし、それに徹したがゆえに、妙な魅力が出ていたのが素晴らしかった^^

 お供のドラキュラとオオカミ男とフランケンも、コメディリリーフ(掛け合いの間が良かった^^)と、最後、怪物くんに主人公としての資格を問う役として、笑いとホロリ部分で活躍してくれた。

 でも、その三人のモンスターそれぞれの特徴が、作品内で全く活かされていなかったのはもったいない。

 三人とも弱過ぎ!

 怪物ランドの、新大王の戴冠式に集うモンスターたちの造形は、「スターウォーズ」に出てくる異星人たち以上にバラエティに富んでいて面白かった。

 が、その場で、お供の3モンスターが「族長」とされるというのだが、ドラキュラ族やオオカミ男族はいいとして、フランケン族がいるという設定には失笑した^^;

 テレビ版でのライバルであったデモキン役の松岡昌宏の助っ人としての登場が、作り手はドラマチックさを期待していたと思われるも、あまり効果をあげていないのが痛かったが、デモリーヌ役の稲森いずみは、可愛い川島海荷の対比の中で美しかった^^

 この作品、インドロケもしていて(るんだよね?^^;)、ノリが、かつての、堺正章が悟空を演じたドラマ『西遊記』を髣髴とさせ、なかなか楽しめた^^v

                                                   (2011/11/26)

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