☆・・・かなりの期待をして観に行きました。
少子化の歯止めかは分かりませんが、結婚至上主義社会の物語。
いい歳してパートナーを見つけない大人は、動物にさせられます。
不条理劇なので、世界観の説明はあいまいで、冷たい性格の主人公に共感できないままに話は進んでいきます。
B級映画と思いきや、役者はA級ばかりが揃っており、知っている役者ばかりで驚かされつつ、そのA級役者たちが妙な世界を繰り広げてくれます^^;
パートナーを見つけられなかった主人公は、森に逃げます。
そこには、恋愛禁止で孤独に生きるグループが、なんか連合赤軍っぽく生活していました。
恋愛しようものなら、リンチが待っていて、時折、町に出て反政府運動に身を投じます。
その政府運動が、恋愛している者の仲を引き裂くというスモールなテロ^^;
しかし、主人公は、そんな中で、本当の愛に目覚めていくのです。
が、不条理劇なので、見ているこちらの共感を生むようなことはない。
まあ、面白い作品だけど、心にグッとこないのはしょうがないすね^^
(2016/03/22)