☆・・・これは、「傑作」でした^^
最近のピクサー作品には落胆させられることが多かったのですが、
これは会心の出来だった。
・・・隕石が地球にぶつからず、つまり、恐竜が滅びなかった世界。
臆病な恐竜アーロは大人になれずにいた。
父親に先立たれ、ひょんなことから家族と離れ離れになったアーロは、家族のもとに戻る長い長い道中、孤児の野生児の少年と出会う。
「長い長い道中」と書いたけど、決して長くない上映時間なれど、本当に色んなエピソードがステレオタイプではなく詰め込まれている。
ウヒャッと驚くようなラリった描写もあるし、ギョッと驚くような弱肉強食の描写もある。
よく、母親は赤ちゃんを育てる過程で本当の母親になるなどと言われる。
この作品では、臆病な末っ子アーロが、暴れん坊だが小さく愛に飢えている少年との旅を通し、
エンディングで再開した母親に「・・・お父さんが帰って来たの?」と思わせるまでの成長を遂げるのだ。
お父さんは、息子を連れてこの作品を観に行くべきだろう・・・^^v
(2016/03/14)