☆・・・『オデッセイ』を観てきました。
『ゼロ・グラビティ』や『インターステラー』の後追い企画ではあろうけど、面白かった。
エンドクレジットでリドリー・スコット監督と知り驚いた次第。
確かに、少なからずの男臭さがありました。
まあ、火星に置き去りになった男は、救出までの一年半をシャワーなしで過ごしたので、臭いのも当たり前か^^;(シャワーシーンあったけど…)
主人公が、少ない空気・飲料水・食料・電気などを、不便過ぎる環境の中、死力を尽くして作り出していくさまが良く、宇宙服を着つつ、火星地表を活動しまくるのも良い。
主人公だけでなく、NASAなど、救出する側も知恵を絞っていくさまも良い。
ちょっと『アポロ13』を思い出した。
最後にロケットを軽くするために布張り天井で発射するところなんか、私、大好きな展開である。
また、どうにも救出の打開策が見えず、中国のNASAみたいな天航局からの助けを借りるのも、『2010年 宇宙の旅(「2001年…」じゃないよ)』の原作の、裏焼きみたいでした。
ただこれ、フィクションなのだから、最後の救出シーンの命綱の華やかさなどを考えると、主人公を助ける船長がせっかく女性なのだから、主人公との恋愛関係にしても萌えたのに、と思うのです^^;
(2016/02/05)