☆・・・観てきました^^
たけしは、こういった、すっ呆けた作品を作ると、そこに、シュールなアート性が宿って、作品レベルが数段上がる。
万人受けするし、映画スノッブにも一目置かれよう^^;
藤達也は、老いてもやっぱカッコいいし、年老いて可愛さが負荷されるのは卑怯なり^^
とは言え、クライマックスで、半グレ軍団どもに殺された仲間を車イスに乗せて殴り込みをかけるのだが、そこでの、死んだ仲間(中尾彬)の扱いの凄まじさたるや!!...
ここまで、亡骸をないがしろにしたブラック過ぎるユーモアを私は知らない^^;
ヒッチコックの『ハリーの災難』や、それにオマージュを捧げた筒井康隆の『スタア』や、レニー・ハーリンの『ディープブルー』などを遥かに超越している。
私は、座席で身もだえして大笑いした^^
(2015/05/13)